説明

丸住製紙株式会社により出願された特許

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【課題】オフセット印刷に対応できる表面強度と内部強度と高い光沢度を有する片艶紙、かかる片艶紙の製造方法及び抄紙機を提供する。
【解決手段】ワイヤパートWPから供給される湿紙を脱水するプレスパートPPを備えた抄紙機であって、プレスパートPPは、第1プレス部P1とワイヤパートWPとの間に設けられた、湿紙の水分を湿紙のオモテ面からウラ面に方向に吸引するサクション部と、湿紙のオモテ面に対して表面処理剤を塗布するスプレー部SPとを備えており、スプレー部SPは、湿紙を挟んでサクション部と対向する位置、または、サクション部よりもワイヤパートWP側に配設されている。表面処理剤を効果的に湿紙に浸透させることができるから、湿紙に塗布する表面処理剤の量を抑えつつ、製造される紙の表面強度と内部強度の両方を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】製紙用スクリーンにおいて、スクリーンバスケットの目詰まり発生を抑え、効率よい運転を行うため、従来よりも目詰まり防止効果の高いスクリーン用ロータを提供する。
【解決手段】製紙用スクリーンにおけるロータであって、該ロータは円盤を有し、該円盤の円周部に沿って略等間隔に複数の攪拌部材の一端が固定すると共に、複数の攪拌部材には、それらの周囲を囲むように一個又は複数個のリング状部材を設け、かつ、攪拌部材の自由端側はロータの回転方向に向かって前進するよう傾斜して取付け、加えて、該攪拌部材の側面(反スクリーンバスケット側)に攪拌翼を有し、該攪拌翼はロータの回転方向前方が低く、後方が高くなるよう傾斜して取付け、さらに、攪拌翼はロータの回転方向前方が低く、後方が高くなるよう傾斜して取付ける。 (もっと読む)


【課題】処理材料等に固形物質が混合されていたり、スケール生成物質が含まれていても、隔壁が汚染されたり、隔壁にスケールが付着するのを防止することが可能な隔壁汚染防止装置、及び隔壁の汚染を防止する汚染防止方法を提供する。
【解決手段】壁面に短管12が連接されており、短管12の先端に短管12内の空間を通して被測定流体の状況を検出する検出手段が取り付けられた、被測定流体を内部に収容する容器または配管において、短管12に対し、短管12に設けられる検出手段の隔壁よりも容器または配管側の空間に清水を供給する清水供給手段を備えている。短管12内の空間に清水を供給すれば、短管12内の空間に清水層WLを形成させることができる。被測定流体が検出手段の隔壁に直接接触することを防ぐことができるので、被測定流体に含まれる物質によって隔壁が汚れたり、スケールが付着したりすることを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高白色度でカラー印刷が映えることに加え、未乾燥のインキの再転位の生じ難さ、即ち、インキセットが良く高速印刷時でも印刷不良が生じにくい高白色新聞用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】パルプ原料に填料を添加して抄紙する高白色新聞用紙であって、填料として灰分を7〜20%含有し、前記パルプ原料は、全パルプ成分のうち針葉樹クラフトパルプが10〜50重量%、機械パルプが50〜90重量%であり、吸油度が50〜90秒、透気度が20〜70秒に調整されていることを特徴とする白色度75%〜85%の高白色新聞用紙。さらに、前記機械パルプは、白色度70%〜80%に漂白処理されたパルプであることを特徴とする高白色新聞用紙である。 (もっと読む)


【課題】 印刷不透明度が高く、パイリングのトラブルを起こすことの無い新聞用紙を提供することにある。
【解決手段】
古紙脱墨パルプを主原料とし、必要に応じて機械パルプ及び/又は化学パルプが配合された新聞用紙であって、填料としてホワイトカーボンが0.5〜2.5重量%、焼成カオリンが1.0〜6.0重量%含むように添加され、古紙由来の填料とあわせて灰分が6.5〜12%に調整された、坪量が40〜46g/m、白色度が55〜60%、不透明度が95〜97%の新聞用紙。 (もっと読む)


【課題】 白色度、不透明度が高く、パイリング、セットオフの発生のないオフセット印刷用新聞用紙を得る。
【解決手段】
原紙上に、顔料と接着剤を含む表面処理剤を塗布、乾燥してなるオフセット印刷用新聞用紙において、顔料の主成分が焼成カオリンであり、接着剤の主成分が酸化澱粉であることを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。表面処理剤の塗布量が片面当り0.5〜3g/mであり、顔料と接着剤の塗布量の比率が4:6〜7:3の範囲であること、表面処理剤の塗布濃度が10〜20%であり、塗布装置としてゲートロールコーターを用いること、さらに、原紙に吸油量が150cc/100g以上の填料が0.5%以上内添されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】傾斜紙庫で新聞巻取紙を取り扱う場合でも、紙層の剥離や断紙等の発生を防ぐことができる新聞巻取紙、および剥離や断紙等が発生する可能性を簡便に評価することができる新聞巻取紙の評価方法を提供する。
【解決手段】傾斜紙庫に格納した互いに隣接する新聞巻取紙が接触面において摩擦によって剥離し難いように、紙の厚さ方向にみた繊維の配列が新聞巻取紙の自由端側表面から巻取り方向に向かって埋没するように配列させる。
新聞巻取紙を形成する新聞用紙の紙面に粘着性物質を接着させた状態から該粘着性物質を上方に引き剥がし、紙の縦方向(MD方向)に沿って該新聞用紙の紙面に紙層の剥離を生じさせ、剥離長を測定し評価を行う。 (もっと読む)


【課題】複写機等で加熱されてもヒートカールの発生を抑制できる電子写真転写用紙を提供する。
【解決手段】表層と裏層に2分割した状態において、一方の層の澱粉含有量が他方の層の澱粉含有量よりも多くなっており、一方の層は、塗工前の原紙において、加熱した時に収縮率の小さい層である。原紙において加熱した時の収縮率の小さい層の澱粉含有率が高くなるように調整されているから、電子写真を転写する機械によって加熱されたときに、収縮率の小さい層に含まれる澱粉から蒸発する水分量は、他方の層に含まれている澱粉からの蒸発量よりも多くなる。すると、原紙の状態で加熱されたときに比べて、収縮率の小さい層と他方の層との収縮率の差を小さくできるから、ヒートカールの発生を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】古紙パルプスラリー中に含まれる炭酸カルシウムがpH調整のために添加した酸と反応し分解するという酸性抄造における問題を解消し、抄紙時の製紙用ワイヤーの摩耗について、解決すること。
【解決手段】古紙脱墨パルプを主成分とし、必要に応じて機械パルプ及び/又は化学パルプを添加したパルプスラリーをpH調整剤によって、抄紙系のpHをpH6〜9の範囲になるように調整して抄紙する新聞用紙であって、填料として古紙由来の炭酸カルシウムと共に、新たに炭酸カルシウムを除くホワイトカーボン、二酸化チタン或いはカオリン等の填料の少なくとも一種を添加して、紙の灰分を8〜15重量%に調整し、サイズ剤と凝集剤を適宜添加して抄紙した坪量が40〜46g/m、白色度が55〜60%、不透明度が95〜97%、の新聞用紙が得られる。 (もっと読む)


【課題】新聞輪転印刷機のペスター時に発生する色ずれトラブルの発生を短時間で評価できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】新聞用紙を裁断し、幅方向(巻取り方向と直交する方向)の長さが15mmの矩形の試験片を採取し、当該試験片に、該試験片の破断荷重未満の荷重、より望ましくは0.6kgfの荷重を掛け、伸び量を固定した後、30秒後の応力緩和率を測定し、応力緩和率によって新聞用紙を輪転印刷機で印刷する時の色ずれの発生を予測する新聞用紙の色ずれ評価方法、及び前記の応力緩和率が15%以下であれば色ずれは許容範囲内であると判断する新聞用紙の色ずれ評価方法、並びに前記応力緩和率が15%以下である新聞用紙である。 (もっと読む)


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