説明

丸住製紙株式会社により出願された特許

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【課題】
脱墨パルプを高配合した非塗工紙で軽量であるにもかかわらず、インキ発色性、インキ着肉性、不透明度、白色度が高く、オフセット印刷適性に優れた印刷用紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】
次の(1)から(10)の条件を満たすオフセット印刷用紙である。(1)白色度60%以上、(2)不透明度85%以上、(3)平滑度30秒以上、平滑度表裏差5秒以下、(4)吸油度50秒以上、吸油度表裏差10秒以下、(5)坪量35〜50g/m、(6)全パルプ中機械パルプを20〜60質量%含有、(7)灰分5〜10%、(8)ホワイトカーボンを灰分として0.5〜2.5%含有、(9)紙cmあたりに含まれる填料がもつ吸油量が0.035〜0.070cc、(10)澱粉系の表面処理剤を片面0.2〜1.0g/m塗工。 (もっと読む)


【課題】
迅速で精度の高い印刷後不透明度を評価する方法及び印刷用紙の製造方法を提供することである。
【解決手段】
印刷用インキを均一に付着させたフィルムを印刷用紙に貼り付け、フィルムを貼り付けた状態で、一定時間インキを印刷用紙に浸透させた後に、印刷反対面反射率と白紙反対面反射率を測定し、印刷後不透明度を算出する印刷用紙の印刷後不透明度評価方法。印刷用インキを均一に付着させるための手段としてJISK5701に規定する展色装置を用いるとよい。 (もっと読む)


【課題】ECF漂白により漂白されたパルプを主に用いて抄造されたときに、耐水性(吸水性)を有しかつ退色性の少ないクラフト紙を提供することを課題とする。
【解決手段】パルプスラリーのpH調整に硫酸アルミニウムと鉱酸を使用し、ロジン系サイズ剤を内添することにより、JISP8140で規定されるコッブ吸水度(接触時間120秒)が30g/m以下とされ、温度105℃で24時間加熱したときの白色度低下が3.5%以下であることを特徴とするクラフト紙。さらに好ましくは、硫酸アルミニウムの添加量が、絶乾パルプあたり0.5〜3.0重量%の範囲に限定する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、複写機等で加熱されてもヒートカールの発生を抑制できる電子写真転写用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】
木材パルプを主体とした電子写真転写用紙であって、JISP8220に準拠して該電子写真転写用紙を離解し、離解したパルプをワイヤーメッシュ上で吸引ろ過した後のパルプシート水分が86.0%以下であることを特徴とする電子写真転写用紙。さらに、離解したパルプの数平均繊維長が0.37mm以上0.43mm以下であり、密度が0.70g/cm以下、透気抵抗度が25秒以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低密度であると同時に、製本したときのめくりやすさや、開いたときに開いた状態を保つしなやかさがあり、しかも表面強度の高い印刷用紙を提供する。
【解決手段】機械パルプを60〜100重量%含有し、保湿剤が内添および/または外添されて、温度23℃、湿度50%RHにおける平衡水分が9.0〜12%となるように調整されている、坪量40〜65g/m、密度0.20〜0.40g/cmの印刷用紙。さらに、紙力増強剤を含む表面処理剤がスプレー塗布されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、抄紙機の生産性の指標として最適なパルプの評価方法を提供することを目的とする。また、生産性の向上が可能と寸法安定性の改良を図ることができる紙の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーメッシュ上でパルプスラリーを吸引ろ過し、ろ過後のパルプシートの水分を測定して、該パルプを抄紙したときの抄紙機のドライヤー乾燥負荷を推定するパルプの評価方法。ワイヤーメッシュ上でパルプスラリーを吸引ろ過し、ろ過後のパルプシートの水分を測定して、該水分が最も低くなるようにパルプの叩解度を調整し、該パルプを用いて抄紙する紙の製造方法。ワイヤーメッシュ上でパルプスラリーを吸引ろ過し、ろ過後のパルプシートの水分を測定して、該水分に基づき抄造状態を監視しながら抄造を行う紙の製造方法。 (もっと読む)


【課題】オフセット印刷における版傷の発生を予測する方法を提供することにある。更には、オフセット印刷の版傷による印刷不良の起こらない印刷用紙を提供する。
【解決手段】パルプを5カットフラットスクリーンで処理し、スクリーン残渣に含まれる固形物の個数を針先でカウントし、その個数により該パルプを原料として使用する印刷用紙のオフセット印刷における版傷による印刷不良の発生を予測するパルプの評価方法。及び、印刷用紙を離解したパルプを5カットフラットスクリーンで処理し、スクリーン残渣に含まれる固形物の個数を針先でカウントし、その個数が5個/絶乾パルプ1kg以下であれば、該印刷用紙をオフセット印刷した際に版傷による印刷不良の発生は許容範囲内であると判断する印刷用紙の評価方法。ならびに、前記固形物の個数が5個/絶乾パルプ1kg以下である印刷用紙。 (もっと読む)


【課題】十分なサイズ性を有し、多色カラー印刷を行っても色ずれが発生しないオフセット印刷用新聞用紙を提供することである。
【解決手段】オフセット印刷用新聞用紙の耐水張力が、3.5秒以上であり、原紙の両面に表面処理剤が塗工されており、表面処理剤が、接着剤と、アルキルケテンダイマー系表面サイズ剤と、高分子系表面サイズ剤とを含んでいる。サイズ性と引張り特性を表す耐水張力が高いので、印刷時における色ずれを防止することができるし、アルキルケテンダイマー系表面サイズ剤を新聞用紙に使用した場合に問題となる、印刷時の滑りや紙流れによるしわ入り、断紙等を防ぐことができ、印刷時のパイリング発生も抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、紙の品質を損なうことがなく、しかも、設備的にも従来の装置を殆ど変更することなくソフトロールのクラックの発生を防止することが可能な紙の製造方法を提供する。
【解決手段】抄紙機で抄造した紙をカレンダーにより表面処理する紙の製造するとき、抄紙機とオンラインにソフトカレンダーを設置し、ソフトカレンダーに供給する紙の幅を該ソフトカレンダーのソフトロールの有効面長よりも広くする。望ましくは、ソフトカレンダーのロールの有効面長よりも片側あたり5〜30mm広くする。
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【課題】印刷時のパイリングの発生を抑えたオフセット印刷用新聞用紙を提供する。
【解決手段】原紙の両面に表面処理剤が塗工された新聞用紙であって、新聞用紙を蒸留水に浸漬して超音波処理した後の絶乾質量Aと、超音波処理する前の新聞用紙の絶乾質量Bとに基づいて、式(X[g/m]=(B[g]−A[g])/(試験片の面積[m]×2)で得られる質量変化Xが0.2g/m以下である。印刷時において、紙から脱落する填料や表面処理剤が少なくでき、また、紙表面の粘着性が増加することも防ぐことができるから、パイリングの発生を抑えることができる。 (もっと読む)


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