説明

株式会社サイアンにより出願された特許

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【課題】wetタイプ(溶液使用)の窒素酸化物(NOx)の除去(deNOx)装置において、コンパクトな構成で実現する。
【解決手段】溶液とNOxガスとを剪断方式のマイクロバブル発生器のミキサー54で混合しdeNOx反応を行わせる。ミキサー54は、筒状に形成され、軸方向上流側のガイドベーン室541と、下流側のカッター室542と、カッター室542にNOxガスを注入するエゼクターパイプ543とを備える。前段のポンプから溶液が注入されると、ガイドベーン室541のカッター5411,5412で螺旋回転が与えられ、カッター室542のキノコ状の衝突体5421で注入されたNOxガスとともに超微細に砕かれて、マイクロバブルとなる。これによって、NOxガスの溶液内での滞留時間を長くし、また接触面積を多くすることで反応効率を高め、高いdeNOx機能をコンパクトに実現できる。 (もっと読む)


【課題】クリーンルームの滅菌処理を行う際の二酸化窒素ガスの無駄を無くす。
【解決手段】ガス供給系統30で生成したNOガスをクリーンルームR1〜Rnに充填し、滅菌処理を行う滅菌システム1において、それらの間に蓄積タンク10および電磁弁RV11〜RVn1;RV12〜RVn2を介在する。そして、NOガスを効率良く生成できる第1の濃度まで蓄積タンク10にNOガスを溜めながらガス供給系統30に生成させ続け、一旦生成を停止した後、クリーンルームR1〜Rnへの供給に伴うガスの使用によって、濃度が前記第1の濃度より低く設定される第2の濃度より低下すると、生成を再開、すなわちいわゆる追い炊き機能を実現する。したがって、初期には高効率にNOガスを生成することができ、またクリーンルームR1〜Rnに出入りすることもできる。さらに、最終的に蓄積タンク10に残るNOガスの量を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】ガスセンサにおいて、低濃度域を高速高精度に安定して測定できるようにする。
【解決手段】NOガスの濃度センサS1,S2において、ガス流路として相互に並列に配置された第1の流路H0および複数の第2の流路H1〜H4を設ける。第1の流路H0には光センサからなる高濃度ガスセンサSPを、第2の流路H1〜H4には半導体からなる低濃度ガスセンサSS1〜SS4をそれぞれ設け、低濃度ガスセンサSS1〜SS4の上流側には電磁弁VS1〜VS4を設ける。そして、制御装置Cの弁制御回路C1は、光センサ回路C2でセンサSPの測定値が充分下がってから、電磁弁VS1〜VS4を択一的に「開」として、半導体センサ回路C3に測定を行わせる。したがって、高感度なセンサSS1〜SS4を、非測定時にむやみにNOガスに曝露することなく、劣化や破損を防止し、高濃度域から低濃度域までの広いレンジにおいて安定して使用できる。 (もっと読む)


【課題】NOガスの生成や無害化に掛かるコストを削減する。
【解決手段】滅菌処理を行うべきクリーンルームR1〜Rnに、ガス供給系統30から滅菌処理用のNOガスを充填するようにした滅菌システム1において、使用済みのNOガスを回収し、保存しておくとともに、以降の滅菌処理時に、必要に応じて前記クリーンルームR1〜Rnへ供給するNO回収系統60を設ける。したがって、NOガスを再利用することで、ガス供給系統30から供給するガス量を削減することができるとともに、処理後に排気系統50から外部へ排出すべきガス量も削減することができる。これによって、前記ガス供給系統30および排出ガスを無害化する前記排気系統50の能力(容量)を小さく、したがってコストを削減することができるとともに、ガス充填や排ガスの処理を短時間で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】NOガスを生成するプラズマ発生ノズルにおいて、電極交換を容易にする。
【解決手段】同心状に配置される内側電極35および外側電極36を有し、導波管62を介して伝搬されるマイクロ波を内側電極35で受信することで電極35,36間にグロー放電を発生させ、電極35,36間に供給される空気をプラズマ処理してNOガスを生成するプラズマ発生ノズル31において、損耗する内側電極35を交換可能にするために、該内側電極35を、絶縁性を有する材料から成り、円筒状に形成される保持部材37によって保持する。そして、保持部材37の外周面と外側電極36の内周面との間を、処理されたガスが漏れないようにOリングなどの無端環状のシール部材373でシールするにあたって、そのシール部材373を保持部材37側の周方向に形成した凹溝3711に嵌め込むようにする。したがって、保持部材37ごとシール部材373を取り外せる。 (もっと読む)


【課題】基板の改質等、ワークの処理などに使用されるプラズマ発生装置において、構造を小型化する。
【解決手段】マグネトロン4からのマイクロ波を伝搬する導波管を第1導波管41と第2導波管とに分離し、間を同軸ケーブル装置42で接続することで、前記ワークなどに対する設置の自由度を向上するようにしたプラズマ発生装置において、前記同軸ケーブル装置42を中空の同軸ケーブル本体421と、その両端で気体が通過する貫通孔を有する接栓422,423とで構成する。したがって、第1導波管41から第2導波管およびプラズマ発生ノズルへ、掃気およびプラズマの原料ガスを供給する管路を削減し、構造を小型化することができる。また、大パワーのマイクロ波による同軸ケーブル本体421の発熱に対する放熱も行うことができる。 (もっと読む)


【課題】二酸化窒素に関する物理量を測定する測定装置において、装置内部への二酸化窒素の吸着を原因とする測定誤差の発生を防止する。
【解決手段】滅菌装置1が備える濃度センサ111(測定装置)は、二酸化窒素を含むガスが導入される導光管Tsと、導光管Tsに二酸化窒素の濃度(物理量)を測定するための測定光を投光する第1発光部111a1と、導光管Ts内に吸着した二酸化窒素を除去するための除去光IRを導光管Tsに投光する第2発光部111fと、を備える。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波のエネルギを伝達する伝達系中の熱による損傷を回避することを可能とするとともに出力調整が容易な構造を備えるプラズマ生成装置を提供することが課題である。
【解決手段】マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、マイクロ波を案内する第1導波管と、マイクロ波を捕捉する基端部と捕捉されたマイクロ波を放出する先端部とを備えるケーブルと、ケーブルの先端部から放出されるマイクロ波を案内する第2導波管と、ケーブルの先端部から放出されたマイクロ波を捕捉する基端部を備える電極と、電極の先端部が配設されるとともにプラズマを放出するための開口部を備えるノズル体と、第2導波管の内面により反射されてなる反射マイクロ波を熱エネルギに変換する変換部と、を備えることを特徴とするプラズマ生成装置。 (もっと読む)


【課題】滅菌装置等から導出された排ガス中の窒素酸化物を簡単な構成で効果的に除去することができる排ガス浄化装置を提供する。
【解決手段】高濃度の窒素酸化物を含むガスを使用して所定の処理を行う処理装置1の排ガスを浄化する排ガス浄化装置50であって、還元ガスを供給する還元ガス供給部53と、当該還元ガス供給部53から供給された還元ガスをプラズマ化するとともに、前記処理装置1から導出された排ガス中の窒素酸化物と反応させることにより窒素酸化物を還元して無害化するプラズマ反応部(プラズマノズル31)とを備える。 (もっと読む)


【課題】硝酸フィルタに物理吸着された窒素酸化物が離脱して大気中に排気させることを防止する。
【解決手段】浄化排気工程を開始するときに、真空ポンプP51の動作を開始させ、かつ、オゾナイザー51からオゾンの供給を開始させる。また、浄化排気工程を終了するときに、ポンプP51の動作を停止させ、かつ、オゾナイザー51からのオゾンの供給を継続させる。そして、浄化排気工程が終了したときから一定期間経過後に、オゾナイザー51からのオゾンの供給を停止させる。 (もっと読む)


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