説明

株式会社武蔵野化学研究所により出願された特許

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【目的】 実用可能な電気透析発酵により乳酸塩、特に乳酸アンモニウムを得る方法を提供する。
【構成】 培地中に乳酸塩を蓄積する能力を有する微生物を培養する発酵部と電気透析装置との間で発酵液を循環し、該電気透析装置により発酵液から乳酸塩を除去することを特徴とする乳酸の発酵方法により達成される。
【効果】 容易に粗精製された乳酸塩、特に、乳酸アンモニウム水溶液を得ることができ、同時に発酵装置の生産性が向上するという点で大きな利益をもたらすことができる。 (もっと読む)


【目的】 微生物による乳酸発酵において、該発酵時の培地pH調整をアンモニアで行い、発酵終了後に該アンモニアを回収再利用により発酵に関するコストを低減し、副生成物の発酵量が少なく、簡単な装置による安価な乳酸エステルの製造方法を提供する。
【構成】 微生物による乳酸発酵を含むプロセスにおいて、乳酸発酵時の培地のpH調整をアンモニアによって行い、該発酵により得られる乳酸アンモニウムの溶液、該乳酸アンモニウムの濃縮液およびそれらから発酵に用いた微生物を含む固形分を除去した液よりなる群から選ばれた少なくとも1種の液に炭素数が4または5であるアルコールを添加し、加熱することにより脱水および乳酸と該アルコールのエステル化反応を行わしめると同時にアンモニアを遊離、回収し、該エステル化反応によって得られる溶液に鉱酸を添加して酸性下に加熱、脱水を行い、該乳酸と該アルコールのエステル化を促進、完了させることを特徴とする乳酸エステルの製造方法による。 (もっと読む)


【目的】 支持体または担体を用いずに、乳酸生成能を有する糸状菌の菌体を比較的均一な大きさの菌体集合物のペレットとして流動層培養を行うことができる乳酸の製造方法を提供する。
【構成】 乳酸生成能を有する糸状菌の胞子を液体培地に植菌し、通気による撹拌を行いつつ培養することにより生成する菌体集合物のペレットを液体培地中に浮遊させて、発酵を行わせることを特徴とする乳酸の製造方法により達成できる。
【効果】 簡単な装置で乳酸発酵が行え、かつ発酵培地からの菌体の分離が容易に行え工業的に有利であり、発酵装置の生産性の向上を計ることができる。 (もっと読む)


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