説明

山本ビニター株式会社により出願された特許

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【課題】
大きな厚みの被加熱物を、高周波誘電加熱によって全体をなるべく均一な温度に加熱する。
【解決手段】
大きな厚みの被加熱物(例えば薄い木材を積み重ねたブロック2)を、上部電極と下部電極の間に位置させ高周波誘電加熱によって加熱するに際し、上部電極11が電源側電極であり下部電極12がアース側電極である高周波誘電加熱と、上部電極13がアース側電極であり下部電極14が電源側電極である高周波誘電加熱を行なう。大きな厚みの被加熱物を高周波誘電加熱すると、電源側電極の近傍がアース側電極近傍よりも高温に加熱されるが、極性の異なる高周波誘電加熱を行なうことによって全体を均一に加熱することができる。 (もっと読む)


【課題】 電極間に供給する高周波電力の立ち上がりを制御することで立ち上がりのオーバーシュートを抑制し、溶着精度を簡易な装置で確保する。
【解決手段】 テープとフィルムとを重畳して電極21,22間に挟持した状態で、電極21,22間に電力増幅回路24を介して得られた高周波電力を所定時間だけ供給して誘電加熱を行い、テープKとフィルムFを一体化して止具を形成する高周波溶着装置である。電力増幅回路24の増幅率を規定するパルス状のレベル信号を出力する制御回路27を備え、制御回路27は、レベル信号の立ち上がりを所定時間だけ鈍らせるコンデンサC0を有してなる。 (もっと読む)


【課題】
パーティクルボード(PB)や中密度ファイバーボード(MDF)といった、木質ボードの生産性を向上させるとともに、高品質の製品を製造することができる方法を実現する。
【解決手段】
接着剤を混合したチップや解繊したファイバーなどの木質材を一定の厚みに敷きならすフォーミング工程、一定の厚みに敷きならされた木質材を所定の厚みに熱圧するホットプレス工程によって製造される木質ボードの製造法において、ホットプレス工程の前工程として高周波予備加熱工程を配置する。被加工物に高周波予備加熱を施すことによって被加工物の内部が加熱され、続く外部加熱であるホットプレスとの相乗効果によってホットプレスの時間を短縮して生産性を向上し、高品質の製品を提供する。 (もっと読む)


【課題】 対向電極の間隔を解凍対象物の高さ寸法に合わせて調節できながら、解凍対象物の高さ寸法にかかわらずより好適な状態に解凍を行うことのできる解凍装置を提供する。
【解決手段】 解凍対象物Fを挟んだ対向電極20と、この対向電極20の間隔を解凍対象物Fの高さ寸法に合わせて調節する電極間隔調節機構(電極間隔調節機構部)120と、対向電極20に高周波電力を供給する高周波供給回路100と、対向電極20の間隔に応じて、高周波電力の対向電極20への供給条件を変更する条件変更部(制御部)60とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】側端面を一定角度に切断した二枚の板材1a,1bを突き合わせて、高周波誘電加熱によって接着する窯業系サイジング材などの壁面材1の製造法において、長寸法のものであっても全長にわたって良好な接着状態を実現することができる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】板材1a,1bは、接着すべき姿勢を保つ受け台3上に載置し、板材1a,1bの接着面に近接した左右両側を上下方向押圧手段と左右方向押圧手段で押圧し、接着面を高周波誘電加熱によって加熱する。上下方向押圧手段では板材に下方向の分力と接着面を押圧する分力が作用し、左右方向押圧手段によっては上方向の分力と接着面を押圧する分力が作用する。板材に対する下方向の分力と上方向の分力が相殺され、接着面を押圧する力が効果的に作用し、良好な接着状態を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】板上部材を接着剤を介在させて、押圧状態で突き合わせ、高周波誘電加熱によって加熱接着する場合に、接着面から溢れてはみ出した接着剤が板材表面に広がって付着することがないようにすることを目的とする。
【解決手段】板材A,Aは、接着すべき姿勢を保つ受け台2上に載置し、押圧部材6,6によって押圧保持する。接着面を加熱する上部電極4及び5はそれぞれ断面略コ字状の棒状とし、上部電極4及び5はそれぞれ断面略コ字状の左右先端部分が、接着面挟んで左右に接触するようにする。この状態で高周波電流を印加すると、接着面部分が加熱され、はみ出した接着剤は、そのままの状態で上下それぞれの電極の溝内に位置し、押し広げられることがない。 (もっと読む)


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