説明

富士電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】平板上にシャフト部と孔とが近接して設けられたワークの焼入を良好に実施できる焼入方法と焼入装置を提供することである。
【解決手段】平板9上にシャフト部8が起立しており、前記平板9のシャフト部8の近傍に孔10が開いているワーク7において、シャフト部8と孔10の内壁とを焼入れする焼入装置1であって、シャフト部8に対向する半開放鞍型の第1加熱コイル2と、孔10内に配置する螺旋形の第2加熱コイル3とを備え、第1加熱コイル2と第2加熱コイル3とでシャフト部8と孔10の内壁とを同時に誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入装置でワークを誘導加熱する際に、適切にワークの回転速度を検出することができるワークの回転検出機構を提供することである。
【解決手段】長尺状のワーク9を焼き入れする高周波焼入装置に設けられるワーク回転検出機構20であって、前記ワーク9の一方の端部に連結される第1回転駆動手段50と、ワーク9の他方の端部に連結される第2回転駆動手段51とを備えており、前記第2回転駆動手段51は、駆動軸12と、ワーク9の他方の端部9bに接続される第1接続部1と、回転抵抗を有する軸受部3と、第2回転駆動手段12に一体に接続される第2接続部2とを有しており、前記第1接続部1と第2接続部2とが軸受部3で連結されており、前記第1接続部1の回転数を検出する第1センサ5を設けた。 (もっと読む)


【課題】良好に高周波焼入することができるボールハウジングの誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】円筒の内側の側面29にボール溝11を有し、さらに円筒側壁18にボール孔12を備えたボールねじのボールハウジング10を焼入する誘導加熱装置1であって、ボール溝11は、ボールハウジング10の内側に軸方向にのびる加熱コイル28で誘導加熱され、ボールハウジング10の外側に配置された環状の外側冷却ジャケット2からボールハウジング10に向けて冷却液5が噴射供給され、ボールハウジング10の外側にボール孔12に対向するリフレクタ4を配置し、リフレクタ4がボール孔12からボールハウジング10内への冷却液5の侵入を阻止する。 (もっと読む)


【課題】円筒側壁に孔が設けられている長尺状で中空のワークの誘導加熱と冷却とを良好に実施できる誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】円筒側壁に孔4が設けられた長尺状で中空のワーク6を誘導加熱する誘導加熱装置1であって、ワーク6の内部に加圧空気10を供給する加圧空気供給手段2を設け、加圧空気供給手段2によって供給された加圧空気10を孔4から流出させて孔4周辺の過熱を防止すると共に、孔4から冷却液9が侵入することを防止する。ワーク6に対して無酸化焼入又は弱酸化焼入を実施し、さらに加圧空気供給手段2によって酸素を含まない加圧空気10aを供給する。 (もっと読む)


【課題】ワークから冷却液噴射装置の各噴射口までの距離が離れていても、高い冷却効果を奏することができる高周波焼入装置の浸漬冷却装置を提供することである。
【解決手段】誘導加熱された円柱状,円筒状,又は円盤状のワーク30を液槽4内の冷却液に浸漬して冷却する高周波焼入装置の浸漬冷却装置1において、液槽4外の冷却液を、液槽4内の冷却液中でワーク30に向けて供給する冷却液供給手段13と、液槽4内の冷却液を排出する排出手段11とを備えており、冷却液供給手段13が供給する低温の冷却液量に相当する量の高温の冷却液を排出手段11が排出する。 (もっと読む)


【課題】歯先の幅と歯底の幅とが相違するスプロケットの外周面の誘導加熱を均一化することができる誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】歯先幅d1と歯底幅d2とが異なるスプロケット2の外周面11を誘導加熱する誘導加熱装置1であって、環状の加熱コイル3を備えており、前記加熱コイル3は、幅が狭く構成された部位5と幅が広く構成された部位4とを備えている。加熱コイル3の、幅が狭く構成された部位5の周方向の長さと、幅が広く構成された部位4の周方向の長さを同程度としたり、加熱コイル3の、幅が狭く構成された部位5と幅が広く構成された部位4とを交互に配置したり、加熱コイル3の幅が狭く構成された部位5の幅寸法D2を、スプロケット2の歯底7の幅寸法d2と同程度とし、加熱コイル3の幅が広く構成された部位4の幅寸法D1を、スプロケット2の歯先6の幅寸法d1と同程度とする。 (もっと読む)


【課題】ワークの加熱環境を監視することによって焼入の品質を保ち、ワークと加熱コイルの位置関係を監視することができる高周波焼入装置の監視装置を提供する。
【解決手段】カムシャフト3の複数のカム11〜14を同時に焼入する高周波焼入装置であって、焼入時には各カム11〜14に環状の加熱コイル5が配置され、加熱コイル5の中心C2はカムシャフト3の回転中心C1とは一致しておらず、さらに加熱コイル5が所定の円軌道Aに沿って回転するように加熱コイル5を移動させると共にカムシャフト3を回転させる高周波焼入装置において、加熱コイル5が前記円軌道Aに沿って回転する際の回転角度と、カムシャフト3の回転角度とを監視する監視手段を設ける。 (もっと読む)


【課題】加熱時に変形したワークに過大な押圧力で押圧されても、破損を回避できるスペーサを備えた高周波加熱装置を提供することである。
【解決手段】加熱時に、加熱コイル9とワーク1とを所定間隔に保つ非磁性体で形成されたスペーサ7A,8Aを備えた高周波加熱装置であって、前記加熱コイル9の両側には各々側板が配置されており、一方の側板2には表側のスペーサ7Aが固定されており、他方の側板3には裏側のスペーサ7Bが固定されており、前記スペーサ7A,8Aは、加熱コイル9の表側と裏側に各々固設されており、スペーサ7Aとスペーサ8Aのうちの少なくとも一つが、昇温して変形したワーク1から外力を受けた際に、スペーサ7Aとスペーサ8Aのワーク当接部付近の間隔を、縮小可能にした。 (もっと読む)


【課題】ボールネジの寿命を延ばすことができる高周波加熱装置の加熱コイル駆動機構を提供することである。
【解決手段】ボールネジの雄ねじ4,22を回転させることによってボールネジの雌ねじ5,23側に設けられた高周波加熱装置の加熱コイル2を往復移動させる高周波加熱装置の加熱コイル駆動機構1において、ボールネジの雄ねじ4,22に螺合する雌ねじ5,23と加熱コイル2とをリンク機構12,30で連結し、雄ねじ4,22と雌ねじ5,23の間にあるボールが潤滑油切れを起こさない距離だけ雌ねじ5,23が往復移動する。 (もっと読む)


【課題】同軸上に同形の複数の歪形ワーク熱処理部が各々異なる角度で設置されているワークの各歪形ワーク熱処理部を、簡単な構成で同時に熱処理することができる高周波熱処理装置を提供することである。
【解決手段】同軸3上に複数の歪形ワーク熱処理部13a〜13dが各々異なる角度で軸方向に間隔を置いて設置されているワーク14を熱処理する高周波熱処理装置1であって、各歪形ワーク熱処理部13a〜13dの周囲に配置する加熱部材4a〜4dと、加熱部材4a〜4dの加熱量を制御する制御手段15とを備えており、軸3が回転すると、各歪形ワーク熱処理部13a〜13dから加熱部材2a〜2dまでの最短距離X1〜X4が一様に変化するように加熱部材2a〜2dが構成されている。 (もっと読む)


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