説明

富士電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】 筒状又は柱状のワークを簡単な構成で同心位置にクランプでき、またそのクランプ状態を簡単な操作構成で解除できるクランプ装置を提供する。
【解決手段】 クランプすべき筒状又は柱状のワーク10を内側に収容するワーク受け20を設ける。ワーク受け20内のワーク10を包囲するように、ワーク受け20の周方向複数箇所にクランプアーム30を回動可能に取付ける。各クランプアーム30は、弾性体31によりクランプ方向に付勢されており、ワーク受け20の外側を中心線方向に相対移動するクランプ解除部材40により、クランプ状態とアンクランプ状態とに切替え操作される。 (もっと読む)


【課題】 誘導焼入法でありながら、軸状ワークの大径本体部の外周面のみを焼入れすることを可能にする。
【構成】 大径本体部11と小径軸部12とを有したワーク10の大径本体部11の外周面を誘導焼入する装置である。ワーク10の大径本体部11の外側に同心状に配置された焼入ユニット20と、焼入ユニット20をワーク10の軸方向に移動させる移動機構30と、ワーク10の小径軸部12が挿入されるカバー側軸支穴421等が形成された軸状の受け部40とを備えている。受け部40は、ワーク10の大径本体部11の端面と小径軸部12との間に位置する環状隅部13に焼入硬化層が形成されないように全体が高透磁率材料から構成されている。 (もっと読む)


【目的】 本発明の目的は未焼入部分を生じさせることなく、ワークの周面に設けられた溝部に所望の誘導加熱をすることができる誘導焼入装置を提供する。
【構成】 ワークWの外周面に沿って設けられたリング状の溝部10を誘導加熱する誘導加熱装置であって、環状に配置されており且つワークWの溝部10に対向する割型コイル100と、この割形コイル100の第1、第2のコイル110、120に高周波電流を各々供給する電源部200、200と、ワークWを割形コイル100に対して相対的に回転させる回転機構300とを具備し、第1、第2のコイルの110、120の断面形状は互いに異なっている。 (もっと読む)


【目的】 本発明の目的は、クランクシャフトのピン部のトップ部の焼入箇所の残留応力を開放すると共に当該焼入箇所の靱性を改善し、これにより当該トップ部の焼入箇所に割れを生じさせないようにすることができるクランクシャフトの熱処理装置を提供することにある。
【構成】 クランクシャフトWのピン部P1〜P4及びジャーナル部J1〜J5に対して焼入が施された後、当該ピン部P1〜P4のトップ部に対して再加熱を行う熱処理装置であって、クランクシャフトWと同軸状に配置されるスパイラル状に構成されたコイル10を備えており、このコイル10を用いて焼入後のクランクシャフトWのピン部P1〜P4のトップ部に対し、当該ピン部P1〜P4のトップ部の焼入箇所の残留応力を開放するために再加熱を行うようになっている。 (もっと読む)


【課題】 クランクシャフトWのピン部P等を低歪みでR焼入れすることを可能にする。
【構成】 クランクシャフトWのピン部P等に半開放鞍型の加熱コイル11を置き、同シャフトWを回転させながら加熱コイル11に電力を供給してピン部P等の全周面を誘導加熱し、その後、加熱コイル11により加熱された部分に対して冷却ジャケット12により冷却液を噴射して冷却し、この過程でピン部P等のR焼入れを行う方法である。クランクシャフトWのピン部Pを誘導加熱するに当たり、クランクシャフトの回転数が45〜60(rpm) 、加熱コイルに供給する電力が1.3 〜2.0 (kW/cm2)、加熱時間が5.00〜6.67(sec) という各設定の下で行う一方、ジャーナル部Jを誘導加熱するに当たり、クランクシャフトの回転数が60〜90(rpm) 、加熱コイルに供給する電力が1.3 〜2.0 (kW/cm2)、加熱時間が3.34〜5.00(sec) という各設定の下で行う。 (もっと読む)


【課題】 小型化及び低コスト化を図ることが可能なようにする。
【構成】 誘導加熱装置に備えられる整合回路IMは、互いに並列接続された70、30、10KHz用のコンデンサ20A、B、Cと、コンデンサ20A、B、Cの出力段に接続されており且つ70、30、10KHz用の誘導加熱コイル50A、B、Cに共用して用いられる整合トランス40と、高周波可変電源10とコンデンサ20A、B、Cのうちの一との間を選択可能に電気接続するスイッチ部30とを備えた構成となっている。 (もっと読む)


【目的】 等速ジョイントのカップ部とシャフト部とに対して同じ位置で高周波焼入を施すことができるようにする。
【構成】 6つの溝が形成されたカップ部WCとこのカップ部WCから突出したシャフト部WSとが一体に形成された等速ジョイントWのカップ部WCとシャフト部WSとを等速ジョイントWを移動させることなく高周波焼入する高周波焼入装置であって、カップ部WCの内部に配置されるカップ部用焼入コイル500と、カップ部WCの内側面に焼入液Lを噴射するカップ部用ジャケット550と、カップ部WCに外側から焼入液Lを噴射する外周ジャケット270と、シャフト部WSの周囲に配置されるシャフト部用焼入コイル600と、シャフト部WSに焼入液Lを噴射するシャフト部用ジャケット660と、載置した等速ジョイントWを回転駆動するワーク載置台700とを備えており、前記外周ジャケット270は略U字形状に形成されており、シャフト部用焼入コイル600は外周ジャケット270の開放271側からシャフト部WSを加熱するようになっている。 (もっと読む)


【目的】 筒状ワーク内面の周方向複数位置に設けられた溝部の両壁面を移動焼入するときのサブジャケットに好適な冷却ジャケットを提供する。
【構成】 複数枚の板材41,42,43を積層して構成された積層体40により冷却ジャケットを構成する。板材41の上面に設けた放射状の溝部41bにより、板材41,42間に第1流路を形成する。板材42の上面に設けた放射状の溝部42bにより、板材42,43間に第2流路を形成する。筒状ワーク内面の周方向複数位置に設けられた溝部の両壁面を加熱する加熱コイルの移動方向前方に積層体40を連結し、溝部の両壁面を加熱中は下段の第1流路に冷却液を供給し、その冷却液を溝部の底面に噴射することにより、底面の加熱を抑える。両壁面の加熱終了と同時に、上段の第2流路に冷却液を供給し、その冷却液を溝部の両壁面に噴射することにより、両壁面の最終加熱部を急冷し焼入する。積層体40の厚みが薄いために、両壁面は端部まで加熱され焼入される。 (もっと読む)


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