説明

富士電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】焼入実施時におけるワークと加熱導体部の短絡事故を未然に防止できる高周波焼入装置の提供を目的とする。
【解決手段】高周波焼入装置1はPLC9と液晶表示器10と変成器4を備え、変成器4は1次側コイル14と2次側コイル15を有し、2次側コイル15と誘導加熱コイル5により誘導回路21を構成し、誘導加熱コイル5はワーク6に対向配置され、ワーク6はアース7に接続され、誘導回路21に並列に抵抗値測定手段18が接続され、抵抗値測定手段18は抵抗器Rと抵抗値測定装置8により構成され、抵抗器Rと抵抗値測定装置8は接続され、抵抗器Rと抵抗値測定装置8との間がアースに接続され、PLC9は抵抗値測定装置8と液晶表示器10に接続され、抵抗値測定装置8からの信号をPLC9にて処理して液晶表示器10に表示し、ワーク6と誘導加熱コイル5が短絡と判断される抵抗値をPLC9にプログラムしている。 (もっと読む)


【課題】簡素な構造で加熱コイルを偏心回転させることができ、装置の小型化を図ることができる加熱コイル偏心駆動装置を提供することである。
【解決手段】加熱コイル15を駆動する駆動手段6と、駆動手段6から加熱コイル15側への回転力の伝達と遮断とを切り替え可能なカップリング部材3を備え、前記カップリング部材3は、加熱コイル側回転部材5と駆動手段側回転部材4とを有しており、加熱コイル側回転部材5と駆動手段側回転部材4のいずれか一方には受け部材18を設け、他方には係止部材17を設け、前記受け部材18には係止部材17を係合させる係合部A1〜A4が設けてあり、前記係合部A1〜A4は、駆動手段側回転部材4の回転中心6aから加熱コイル側回転部材5の中心18aを偏心させる位置に設けてある。 (もっと読む)


【課題】軸方向の位置によって昇温容易な部位と昇温困難な部位を有するワークを良好に加熱処理する高周波誘導加熱方法及び高周波誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】ワーク10を所定の焼入温度まで昇温した後に急冷する焼入工程と、その後に焼入温度よりも低い温度まで昇温した後に徐冷する再加熱工程を有し、ワークの焼入する部位の長さ及び再加熱する部位の長さに応じた全長を有し、且つ、軸方向の部位によって発生する磁力線密度が異なる部位を有する誘導加熱コイル2を使用して、焼入工程においては、発生する磁界の磁力線密度が高い部位をワーク10の昇温困難な部位10aに近接して焼入し、再加熱工程においては、焼入工程と同一の誘導加熱コイル2で熱処理すると共に、ワーク昇温の際に誘導加熱コイル2とワーク10の軸方向の相対位置を変更する。 (もっと読む)


【課題】ワークの温度上昇が鈍化した後も、ワークを効率よく加熱可能な高周波焼入方法の提供を目的とする。
【解決手段】ワーク5に誘導加熱コイル6を対向配置し、当該誘導加熱コイル6に高周波電流を通じることにより、ワーク5に高周波誘導電流を生じさせ、ワーク5を焼入れする高周波焼入方法において、ワーク5の温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、誘導加熱コイル6に並列にコンデンサc1〜c3のいずれか又は全部を追加接続した後、通電が再開される。 (もっと読む)


【課題】高周波誘導加熱装置の加熱コイルの偏心量を正確に調整可能にすることである。
【解決手段】第1回転駆動手段9で回転駆動される第1カム6と、加熱コイル2を偏心回転させる第2カム7とを備え、第1カム6と第2カム7とが係合し、第2カム7と第1カム6の相対回転の許容と阻止とを切り替え可能とし、第2カム7と第1カム1の相対回転を許容した状態で、第1カム6の回転角度位置を変更することによって第2カム7の回転中心位置を変更する。誘導加熱時には、第1カム6を第2カム7と一体に回転させる。 (もっと読む)


【課題】 ワークの焼入時に、焼入部位を固定位置として回転支持できる高周波焼入装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 高周波焼入装置1は、加熱コイル2(加熱導体部)、駆動部3、テールストック部4、回転位置設定手段5(駆動位置X方向制御部6、駆動位置Y方向制御部7、テールストック位置X方向制御部8、テールストック位置Y方向制御部9)を持つ。ワーク30は、焼入部位31〜33を有する。高周波焼入装置1は、焼入部位31〜33の中心31a〜33aをワークの回転中心に設定し、加熱コイル2を焼入部位31〜33のいずれかに対向配置する。 (もっと読む)


【課題】加熱コイル毎に使用情報を管理することができる高周波加熱装置の加熱コイル管理装置及び加熱コイル管理方法を提供することである。
【解決手段】加熱コイル1に固有の識別情報が記録されたICチップ6aを当該加熱コイル1に装着する。前記ICチップ6aには加熱コイルの加熱実施回数等の使用情報が記録され、前記識別情報によって加熱コイルを識別し、且つ、ICチップ6aから加熱コイル1の使用情報を取得する取得手段10を設けた。 (もっと読む)


【課題】端部に異径部を備えたはすば歯車の表面を一様に焼入することができる高周波焼入装置を提供することである。
【解決手段】異径部4aを備えたワーク4の高周波焼入装置10であって、加熱導体部3を、ワーク4の歯部4bの歯先又は歯元に対して45°乃至135°の範囲の傾斜角を成して対向させ、さらに前記加熱導体部3を異径部4aにも対向させる。また、加熱導体部3の一部を、歯部4bと異径部4aの間の段部4cに沿って対向させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、厚みを有する円板状の部材であっても、その部材の表面を均一に焼入れができる誘導加熱コイルを提供することを目的とした。
【解決手段】誘導加熱装置に備えられて円板状の処理対象物21を加熱処理する誘導加熱コイル1において、処理対象物21に誘導電流を発生させる加熱処理部11と、加熱処理部11に電流を供給する導通部12とを有している。また、加熱処理部11は、円弧状に形成された円弧状部15を3列以上有している。そして、3列以上の円弧状部15が導通部12に対して並列及び/又は直列に接続されている。 (もっと読む)


【課題】歯車と段付き軸を同時に良好に誘導加熱できる誘導加熱装置、並びに、誘導加熱方法を提供することである。
【解決手段】歯車16と段付き軸15の誘導加熱装置10であって、歯車16の周囲に環状コイル1を配置し、段付き軸15に対して軸方向にラインコイル2を対向配置し、環状コイル1とラインコイル2には各々別の周波数の交流電流を供給する。また、段付き軸15と歯車16の境界部17に、ラインコイル2の一部を対向配置し、環状コイル1による歯車16の焼入パターンと、ラインコイル2による段付き軸15の焼入パターンとをつなげる。 (もっと読む)


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