説明

富士電子工業株式会社により出願された特許

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【課題】表面に凹凸を有するワークに生じさせた誘導電流が相殺されず、ワークを効率よく均一に焼入することができる誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】ワークに近接してワークに誘導電流を発生させるワーク対向部3を複数有し、前記ワーク対向部3は並列的に並べられ、特定のワーク対向部同士が連結部4で連結され、前記ワーク対向部3および連結部4が全体として一連の電気伝導路を構成する高周波加熱コイル1において、高周波加熱コイル1に直流電流を流したと仮定した場合に、隣接するワーク対向部の電流の流れ方向が、同方向となる同方向並列部11と、電流の流れ方向が逆方向となる逆方向並列部12があり、逆方向並列部12におけるワーク対向部同士の間隔が、同方向並列部11におけるワーク対向部同士の間隔よりも広く、同方向並列部11が2以上存在する。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱コイルにおける通電状態を的確に把握可能な構成を備えた誘導加熱装置の提供を目的とする。
【解決手段】焼入装置1は、高周波電源2に多数の誘導加熱コイル10を並列に接続した構成とされている。誘導加熱コイル10は、処理対象物を加熱するための加熱処理部31と、導通部32とを有する。導通部32には、並列部35が接続されており、これに装着された電流検知用コイル38に流れる誘導電流を検知できる構成とされている。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱コイルにおける通電状態を的確に把握可能な構成を備えた誘導加熱コイル、これらを用いた誘導加熱焼入処理方法の提供を目的とする。
【解決手段】焼入装置1は、高周波電源2に多数の加熱ユニット3を接続した構成とされている。加熱ユニット3は、カレントトランス11を有し、この二次側に二次側電気系統33を介して誘導加熱コイル10が接続されている。誘導加熱コイル10は、処理対象物を加熱するための加熱処理部31と、導通部32とを有する。導通部32には、コア部35が接続されており、これに装着された電流検知用コイル38に流れる誘導電流を検知できる構成とされている。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱コイルとワークとの接触を検知する新たな方策を提案し、故障の少ない誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】焼入装置1は、高周波電源2に加熱ユニット3を接続した構成とされている。加熱ユニット3は、カレントトランス11を有し、この二次側に二次側電気系統33を介して誘導加熱コイル10が接続されている。誘導加熱コイル10は、処理対象物を加熱するための加熱処理部31と、二つの導通部32とを有する。導通部32には、それぞれコア部35が接続されており、これに装着された電流検知用コイル38に流れる誘導電流を検知できる。電流検知用コイル38の信号は、制御装置5に入力されて常時監視し、比較される。両者の差異が一定値を越えると、制御装置5から警報信号が発せられる。 (もっと読む)


【課題】部品点数が少なく、省スペース化を図ることができ、さらにメンテナンスが容易な誘導加熱装置の加熱コイル体偏心駆動装置を提供することである。
【解決手段】ワーク2を焼き入れする加熱コイル体4を備えた誘導加熱装置1において、加熱コイル体4は、カム3で偏心回転駆動される偏心回転体13と一体に接続されており、偏心回転体13を所定の姿勢に保ち、且つ、偏心回転体13の動作を、前記カム3の軸心21と交差する平面上に規制する支持部材11,12を備えた。 (もっと読む)


【課題】多数のワークを連続的に焼き入れする際に、焼入不良のワークを量産する事態を回避することである。
【解決手段】複数のワーク3を順に焼き入れする誘導加熱装置2において、今回焼き入れするワーク3の焼き入れに関する所定パラメータと、該ワーク3より前に焼き入れした別のワーク3の焼き入れに関する所定パラメータとを比較する比較手段6を備え、前記比較手段6が比較した結果、所定以上の差があるときに異常であると判定する判定手段6を設けた。 (もっと読む)


【課題】中空ラックを焼き入れした際に焼き割れが生じにくく、さらに複数の中空ラックを焼き入れする時間を短縮することができる中空ラックの焼入装置を提供することである。
【解決手段】長尺形状であって少なくとも一面に歯形が形成され、さらに一部に中空部分を備えた中空ラックを焼き入れする中空ラック焼入装置において、高周波誘導加熱コイルを備え、中空ラックを焼入温度まで加熱する焼入ステーションと、焼き入れ前の中空ラックを仮置きする前段側ステーションを有し、当該前段側ステーションには加熱装置が設けられ、焼き入れ前の中空ラックを焼入温度未満に昇温可能にした。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱コイル体の剛性を確保すると共に、誘導電流によって、ワークや誘導加熱コイル体自身が破損しにくい誘導加熱コイル体を提供することである。
【解決手段】ワーク20を焼き入れするための加熱コイル6と、絶縁部材8を介して加熱コイル6を支持する支持部材2とを備え、ワーク20を焼き入れする際に加熱コイル6に高周波電流が流れる誘導加熱コイル体1において、支持部材2は、金属で構成されており、支持部材2に生じる誘導電流の経路上にスリット11A〜11F,13及び/又は孔10を設けた。ワーク20の焼き入れ部位の断面が円柱形状であり、前記ワーク20の周囲を焼き入れする。 (もっと読む)


【課題】焼入装置におけるワークの段替えを容易に行うことができるワーク自動段替え機構を提供することである。
【解決手段】ワーク3を載置するカムからなる回転部材7a,7bを設け、回転部材7a,7bを回転させることによりワーク3を所定の高さに設置する。複数の回転部材7a,7bをワーク3の長手方向に配置し、ワーク3を複数の回転部材7a,7bで支持する。複数の回転部材7a,7bを、ワーク3を長手方向に見てワーク3の中心を通る垂線に対して対称に配置する。ワーク3の中心を通る垂線に対して対称に配置されている回転部材が、互いに反対方向に回転する。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトのピン部に高周波加熱コイル体を近接配置し易くした高周波焼入装置を提供することである。
【解決手段】半開放鞍型の高周波加熱コイル3を備えた高周波焼入装置1において、高周波加熱コイル3の手前にワーク2と接触してワーク2を高周波加熱コイル3側に導くワーク受入部35を備えており、前記ワーク受入部35は、高周波加熱コイル3の径方向外側へ拡がる鶴翼状に形成されており、前記ワーク受入部35は、ワーク2が接触する全領域に渡って傾斜する傾斜部16,21を備えており、ワーク2と傾斜部16,21とが接触すると、ワーク2とワーク受入部35は、ワーク2の長手方向及び/又は長手方向と直角の方向に相対的に移動する。 (もっと読む)


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