説明

日立アロカメディカル株式会社により出願された特許

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【課題】治療部位以外への超音波照射を極力少なくする。
【解決手段】診断画像上でユーザが治療範囲を指定すると、切替器12が治療用送信器16を選択し、これによりプローブ10からは治療用の強度の超音波が生体内に送出されることとなる。この治療動作が所定時間続くと、制御部18は切替器12を制御して診断用送信器14を選択する。これにより、プローブ10は診断用超音波ビームを発し、そのエコーを検知して診断画像を生成し、治療対象部位の位置ずれ検査を行う。この検査では、制御部18は、その診断画像を、基準となる画像(例えば治療範囲指定時、又は直前の検査時、の診断画像)と比較し、両者に有意な相違が検出された場合、ずれ発生と判定し、アラームを発してユーザに位置ずれの修正を促す。位置ずれが修正されると、治療が再開可能となる。 (もっと読む)


【課題】体腔内に挿入されるプローブにおいて、観察器具を介して振動子ユニットを充分に観察できるようにする。また振動子ユニットの位置決め自由度を高める。
【解決手段】プローブ10は本体14と先端部16とを有する。本体14は屈曲部14Bを有する。先端部16は回転台18と振動子ユニット20とにより構成されている。回転台18に対して振動子ユニット20は回転中心軸22を中心として回転運動可能である。回転中心軸22は振動子ユニット20の中央から一方端へ偏倚した位置に設けられている。これにより先端部16をL字形等にすることができる。観察用の視点がある側へ振動子ユニット20を回転させるならば、それを充分に観察することが可能である。 (もっと読む)


【課題】広域走査を行うにあたり、生体との密着性を良好にする。
【解決手段】媒体室44内には振動体26が揺動運動可能に設けられている。揺動体26は複数の振動子ユニット30を備えている。媒体室44の生体側にはバルーン列46が設けられ、そのバルーン列46は中央バルーン48、右側バルーン50及び左側バルーン52により構成されている。各受信信号に基づいて生体との間における密着性が解析され、その解析結果に基づいて各バルーンに対する媒体量が調節される。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用して目標位置から生体内情報を抽出する技術において、不要波成分を低減する。
【解決手段】FM変調器20は、変調信号に基づいて周波数変調処理された連続波の送信信号を出力する。受信ミキサ30は、生体内の目標位置との間の相関関係が調整された参照信号を用いて、受信信号に対して復調処理を施すことにより、その目標位置に対応した復調信号を得る。高調波生成部40と位相振幅調整部42は、変調信号に基づいて、変調信号とその高調波信号に対応した補正信号を生成する。そして、加算部46,48において、目標位置に対応した復調信号に対して補正信号が加算され、これにより、その復調信号に含まれる不要波成分が低減される。 (もっと読む)


【課題】ドプラ波形に対する角度補正を行う場合において、角度補正に伴う誤差の程度を表す情報をユーザーに提供できるようにする。
【解決手段】Bモード画像34上においてサンプルゲート46が設定される。そのサンプルゲート46の中心を通過するように血流方向を表すマーカー48がユーザーにより指定される。マーカー48とビーム方向とがなす角度θに応じてドプラ波形を表示する場合における角度補正が実行される。その角度θが所定角度(例えば60度)以上となった場合、角度表示38における表示態様が変化する。例えばハイライト表示、点滅表示等がなされる。これによりユーザーは誤差増大を直感的に認識できる。誤差情報そのものを数値表示等するようにしてもよい。 (もっと読む)


カラードップラーデータを取得して1つまたはそれ以上の転移部を検出する。前記転移部の各々は、第1方向へのフロー速度を表す第1領域と、第1方向ではない方向へのフロー速度を表す第2領域との間にある。第1セットのエイリアシング補正を適用することによって、第2のカラードップラーデータを生成する。第2のカラードップラーデータにおいて当該転移部の両側に位置する1つまたはそれ以上のペアのカラードップラー値に基づいて、第1の総エネルギ関数を算出する。次に、第2セットのエイリアシング補正を適用して、第3のカラードップラーデータを生成し、第3のカラードップラーデータにおいて当該転移部の両側に位置する1つまたはそれ以上のペアのカラードップラー値に基づいて、第2のエネルギ関数を算出し、第2の総エネルギ関数を算出する。
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【課題】音響パラメータを考慮しつつ目標音圧となるように送信制御する。
【解決手段】記憶部34には、制御部30により利用される各種テーブルが記憶されている。通常モードの場合には、設定されたモードに対応した送信電圧が通常モードテーブルから選択され、その送信電圧の送信信号がプローブ10へ出力される。一方、造影モードの場合には、設定されたモードに対応した送信音圧が造影モードテーブルから選択され、さらに、音圧調整テーブルからフォーカスの深さに対応した調整値が選択される。そして音圧調整テーブルから選択された調整値に基づいて、造影モードテーブルから選択された送信音圧が調整される。調整後の送信音圧は送信電圧に変換され、その送信電圧の送信信号がプローブ10へ出力される。 (もっと読む)


【課題】従来の機械走査型超音波探触子においては、液体室が設けられていたため、重量化及び大型化という問題があった。
【解決手段】接触壁22の内面22B上にはゲル36が設けられている。振動子ユニット24は揺動運動し、各運動位置において送受波面24Aがゲル36の上面36Bに密着する。具体的には、送受波面24Aが当接している部分が若干窪む。ゲル36は、弾力性、湿潤性、低摩擦性、化学的安定性等の性質を有している。ゲル36を交換するための構造を設けるようにしてもよいし、ゲル36を送受波面24Aにより密着させる付勢構造を採用するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】並列的に複数方向に形成される超音波ビームを弁別する新しい原理を提供する。
【解決手段】並列的に複数の方向に送信ビームを形成して各方向ごとに受信ビームを形成し、その並列的な形成処理を繰り返すことにより、複数の方向の各々について複数回に亘って送信ビームと受信ビームを形成する。その際に、各方向ごとに且つ各回ごとに設定されたシフト量だけ位相をずらした送信信号に基づいて、各方向ごとに且つ各回ごとに送信ビームを形成する。また、各方向ごとに且つ各回ごとに受信ビームを形成して得られる受信信号について、各方向ごとに且つ各回ごとに設定された前記シフト量だけ位相を戻す。そして、複数回に亘って得られる位相を戻された複数の受信信号に基づいてその方向に対応した受信信号を形成する。 (もっと読む)


【課題】従来の機械走査型超音波探触子においては、液体室が設けられていたため、重量化及び大型化という問題があった。
【解決手段】振動子ユニット24は、ユニット本体25と、その下端に設けられたゲル36と、を有する。振動子ユニット24は揺動運動し、各運動位置においてゲル36の下面36Aが接触壁22の内面22Bに密着する。ゲル36は、保形性(弾力性)、湿潤性、低摩擦性、化学的安定性等の性質を有している。ゲル36を交換するための構造を設けるようにしてもよいし、ゲル36を内面22Bにより密着させる付勢構造を採用するようにしてもよい。 (もっと読む)


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