説明

イーグルクランプ株式会社により出願された特許

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【課題】クランプ本体開口部の奥面とセットしたワークの上端面との間に不可避的に生じる隙間に起因して搬送中に生じ得るワークの横触れを最小限に抑える。
【解決手段】クランプ本体11の開口部奥面18aに臨む位置においてその下面が該奥面と略面一になるように、一対のワーク当て材35がクランプ本体の幅方向両側に突出して設けられる。これにより、ワーク挿入口18に挿入したワークWを吊り上げ・運搬する際に生ずるワークの横触れ(θ1)をワーク当て材で最小限に抑える。ワーク当て材の下面は開口部奥面から連続して幅広のワーク当接面を与えるので、誤ってワークが傾いた状態でセットされると一目瞭然であり、これを未然に防止できる効果もある。 (もっと読む)


【課題】パイプ状物品の内径を利用して吊り上げるために好適に使用できるクランプを提供する。
【解決手段】一対の本体板11,11の上部に天板12が固定され、本体板間において上下動可能なスライド板13の上端にはシャックル23が連結されると共にその下端にはリンク14を介して一対のカム15,15が対称的に配置されている。吊り上げようとするパイプ状物品の内径空間に本体板を挿入すると共にその上端面に天板を当接させた状態にして、シャックルにクレーンフックを掛けてクレーンで吊り上げることにより、スライド板の上昇に伴って一対のカムが外方に向けて回転し、カム外周の係合歯15a,15aがパイプ状物品の内面に噛み合って把持する。天板の上方に突出する本体板上端部には把手20が回転可能に連結され、クランプを内径空間に挿入する際の持ち運びを容易にする。 (もっと読む)


【課題】吊り角度がついた状態での吊り上げ作業においても安全かつ確実に吊り上げや運搬などの作業を行うと共にクランプの破損を防止する。
【解決手段】本体11のワーク挿入口13にセットしたワークをカム14と受け金21との間で締め付けて挟持する横吊りクランプ10において、吊環20とカム14との間にリンク18が連結され、リンクは第一の垂直面において回動自在であり、吊環はこの第一の垂直面に略直交する第二の垂直面において回動自在であるので、吊環はユニバーサル的に全方向回転可能である。吊環の下方には本体の幅よりも両側外方に突出する羽根20が設けられ、ワークを挟持したクランプの吊り角度が所定角度θ1に達するまでは吊環は吊り角度に追従して自由に回転し、θ1以上傾いたときに羽根が本体の上端部に当接してリンクを梃子の要領で押し上げることによりカム把持力を増大させる。 (もっと読む)


【課題】穴吊り治具に左右回転および全周回転が可能な吊環部を設けて任意の方向に吊り上げ可能とする。
【解決手段】一対の脚部12a,12bの間に下向きに開口するワーク挿入口13を備えた本体11と、本体の一対の脚部間に係脱自在に架け渡される吊ピン14とを有して構成され、本体のワーク挿入口にワークの端部を挿入し且つ該ワークの端部を貫通する穴に吊ピンを通した状態で該ワークを吊り上げるように構成された穴吊り治具10において、回転ロッド35が本体に対して全周回転自在に装着され、回転ロッドの軸穴(39)を挿通する吊環ボルト41を軸として吊環27が左右回転自在に装着される。一例として、回転ロッドの下端に形成したテーパー面(37)を、本体に埋設固定したロッド装着部材29の内径空間(33)のテーパー面(34)と摺接させながら全周回転自在とする(図6,図7)。 (もっと読む)


【課題】コイルリフター旋回時に給電ケーブルがクレーフックなどの他部材に絡み付いて断線したり、衝突して他部材を破損させることを防止する。
【解決手段】クレーンフック51を係止する吊部14に対して旋回可能な本体13と、本体に対して水平方向に開閉可能な一対のアーム11とを備え、閉じたアームの先端の爪18をコイルの内径空間に挿入係止した状態でコイルを吊り上げるコイルリフター10において、本体の制御ボックス17に給電する給電ケーブル16を収容してコイル旋回時の絡みを防止する給電ケーブル絡み防止装置30が設けられる。この装置は、制御ボックスに固定される台座31と、この台座上に設けられる上面開放の外カバー32および内カバー33とを有し、これら外内カバーの間のスペース40に、クレーンから垂下される給電ケーブルをコイルリフターの旋回原点位置において所定長さ弛ませた状態で収容する。 (もっと読む)


【課題】ネジ式クランプに用いられる締付ボルト構造体において、ボルト本体に対するパッドの取り付け/取り外し作業を容易にする。
【解決手段】締付ボルト構造体20は、先端側座ぐり部25と雌ネジ部26と奥方座ぐり部27とからなる先端穴28を備えたボルト本体21と、雌ネジ部に螺合可能な雄ネジ部31と溝部32と膨径部33とからなる係合端部29を備えたパッド22とから構成される。雄ネジ部が雌ネジ部と螺合される第1の相対的軸方向位置においてパッドはボルト本体に対して着脱可能であり、パッドがさらに奥方に挿入された第2の相対的軸方向位置においてパッドはボルト本体に対して相対回転自在である。第2の相対的軸方向位置において先端穴の奥方座ぐり部を締付ボルト構造体の外部と連通させる空気抜き孔35が、ボルト本体に対するパッドの取り付け/取り外し作業を容易にする。 (もっと読む)


【課題】角コラム用継手を吊り上げるときにクランプが左右方向に回転して位置ずれを生ずることを防止して、確実且つ安全に吊り上げ作業を行う。
【解決手段】吊環12の吊り上げ操作に連動して本体開口内に突出するカム19と、角コラム用継手30の形状に応じた開口角度を有して平面視略V形に形成されたV形受金22とを有し、V形受金の内側面を吊り上げようとする角コラム用継手の角柱体側面に当接させた状態で、該角コラム用継手の端部フランジのコーナー部をカムとV形受金との間で把持して吊り上げるように構成されたクランプ10において、V形受金の上方に角コラム用継手のフランジ32のコーナー部形状に応じて開口するフランジストッパー29を設け、このフランジストッパーを角コラム用継手のフランジのコーナー部の二側面に当接させて吊り上げ作業を行う。これにより吊り上げ時に角コラム用継手が回転することを防止する。 (もっと読む)


【課題】吊り作業の前後の手間を省く。
【解決手段】リンク3a、3bの一方端部3aa、3baを本体2の長孔2b、2cに沿う移動自在に、他方端部3ab、3bbをシャックル5に回転自在に取付ける。中間リンク7a、7bの一方端部7aa、7baを本体2の中央部に、他方端部7ab、7bbはリンク3a、3bの中央部に回転自在に取付ける。前記一方端部3aa、3baに可動アーム10a、10bを取付ける。前記他方端部7abと同軸に開放レバー12の一方端部12aを回転自在に取付け、他方端部12b側に前記他方端部7bbの移動を案内する長孔12cを設ける。本体2の一方端上部に開放調整レバー13の基端13aを取付け、吊り上げ時に先端側13bが自重により回転し、一方の可動アーム10aの本体2の一方端側に嵌入するようにする。
【効果】吊り作業の前後に余分な手間をかけず、型鋼の機械的性質を劣化させずに安全に作業が行える。 (もっと読む)


【課題】高い作業足場を組む必要無しに、低所から作業者の遠隔操作によって高所での安全ネット張設作業を行うことを可能にする。
【解決手段】クランプ11の連結棒37に連結させたクランプ操作棒60によりクランプを梁9の高さまで持ち上げ、水平部51a,52と開放状態にあるカム23との間に梁を収容させた状態にクランプをセットし、この状態でカム切替操作棒70を水平バー31に当てて持ち上げることにより操作レバー30を押し上げてカムを開放状態から把持状態に切り替える。これによってクランプが構造物に固定されるので、クランプ操作棒およびカム切替操作棒を外した上で、安全ネット12の端部ロープ13をクランプ垂直部51bの背面側に設けた安全ネット端部ロープ係止用フック53に係止して安全ネットを張設する。一連の作業はホーム上などの低所から作業者による遠隔操作で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】絞り吊りにおいてスリングチェーンの長さ調節を容易に行うことができ、ワーク落下の危険のない安全な絞り吊り作業を可能にするスライド式チェーン金具を提供する。
【解決手段】スリングチェーンをスライド移動可能に挿通させるチェーンスライド穴511を有するチェーンスライド部51と、チェーンスライド穴に挿通させたスリングチェーンをワークに巻き付けて略一周させた状態で任意の位置にある一のリンクを係止して長さ調節する係止部52とが、連結ピン531を回転軸として相対回転自在に連結されてなる絞り吊り用スライド式チェーン金具50。チェーンスライド部の連結端部512の外周に突出形成された2つのストッパ514,515の一方が係止部側のストッパ当たり526に当接する第一の相対位置と他方がストッパ当たりに当接する第二の相対位置との間の所定角度範囲内において相対回転自在である。 (もっと読む)


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