説明

ニッポン高度紙工業株式会社により出願された特許

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【課題】従来よりも低温度、低無水硫酸濃度、短時間で安定に処理でき、取り扱いの手間や危険性が低減され、設備が簡易で、スルホン化処理の均質性に優れた電池用セパレータの製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】疎水性のポリオレフィン系繊維を含む不織布をスルホン化処理し、親水性ポリオレフィン系不織布を得る電池用セパレータの製造方法において、水と相溶性のない疎水性の有機溶媒に無水硫酸を溶解して得たスルホン化処理液にポリオレフィン系繊維を含む不織布を接触させるスルホン化処理工程と、前記不織布を水洗する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】高いイオン伝導度の実現と、膨潤抑制によるサイズ変化の防止という2つの課題を同時に高いレベルで満足させる高イオン伝導性固体電解質及び該固体電解質を使用した燃料電池その他の電気化学システムを提供する。
【解決手段】少なくとも珪酸化合物,タングステン酸化合物,モリブデン酸化合物,錫酸化合物又はジルコン酸化合物から選択した1又は複数の無機化合物とポリビニルアルコールからなり、ポリビニルアルコールが下記の一般式を満足する変性基を導入している複合化合物を含む高イオン伝導性固体電解質を提供する。なお、式中のHiはポリビニルアルコールの水酸基サイトに変性基がm種ついている場合の水酸基サイト全モル数に対するi番目の種の変性基のモル%を、Piはポリビニルアルコールの水酸基サイトに変性基がm種ついている場合のi番目の種の変性基側鎖部分の平均分子量を表す。
【数4】
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【課題】高い親水性と高い強度を併せ持つアルカリ電池セパレータを提供することを目標とする。
【解決手段】本発明の電池セパレータ及び二次電池は、ポリプロピレン系樹脂を主構成材料とし、前記ポリプロピレン系樹脂同士が結着することによって構成された不織布にポリエチレン系樹脂表面を形成し、次いで、不織布の繊維表面にカルボキシル基を導入する処理を施し、更にスルホン化処理を施したことを特徴とする電池セパレータ及び該電池セパレータを用いた二次電池を提供する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度と伸びを有し、良好な打抜き特性であり、高保液率、高吸液性で緻密なセパレータ及び該セパレータを用いたリチウム一次電池を提供する。
【解決手段】1.7dtex×4mmのリヨセル、及び、2.2dtex×5mmのPP/PE芯鞘複合繊維を以下の割合で配合して、円網抄紙機で混抄して湿式不織布を製作し、セパレータとしてシート化し、電池を作製した。リヨセル(溶剤紡糸レーヨン):重量比30〜50%、PP/PE芯鞘複合繊維:重量比35〜65%、PE合成パルプ:重量比5〜15% (もっと読む)


【課題】プロトン(水素イオン)等の高イオン伝導性固体電解質であって、特には低価格であり、高い伝導度を示す高イオン伝導性固体電解質及び該固体電解質を使用した燃料電池その他の電気化学システムを提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも珪酸化合物,タングステン酸化合物又はジルコン酸化合物から選択した1又は複数の無機化合物とポリビニルアルコールを含むとともに、ポリビニルアルコール以外の構成成分がスルホン酸基を持つ複合化合物からなる高イオン伝導性固体電解質を基本として提供する。具体的には、複合化合物が、ポリビニルアルコール以外のスルホン酸基を持つ有機化合物を含む構成、スルホン酸基を持つ有機化合物が水溶性である構成とする。 (もっと読む)


【目的】 耐熱性(例えば加熱による寸法安定性)に優れたセパレータを提供し、又、セパレータ部分における吸湿性を改善し、信頼性の高いコンデンサを提供可能とすることを目的とする。
【構成】 無機物粒子を少なくともセパレータ重量に対して3.0重量%以上芯鞘構造の鞘部に混合した合成繊維やセルロースからなる繊維を少なくとも1種類以上30重量%以上混抄することでセパレータの耐熱性と耐薬品性を改善し、コンデンサの耐熱性と電解液による特性への影響を解決し、高信頼性を実現していることを特徴としている。 (もっと読む)


【目的】 電解コンデンサの耐熱性(例えば加熱による寸法安定性)と吸湿性を改善し、信頼性の高い電解コンデンサ用セパレータを提供することを目的とする。
【構成】 電解液を保持させてなるコンデンサの陽極と陰極の間に挿入して用いられるセパレータであって、水分量が少なく、耐薬品性の高い、繰り返し単位の90%以上が一酸化炭素とオレフィンとの交互共重合体からなるポリケトン繊維からなる合成繊維を含む不織布で構成されるセパレータとする。 (もっと読む)


【目的】 耐熱性(例えば加熱による寸法安定性)を有する信頼性の高い電解コンデンサを提供することを目的とする。
【構成】 陽極箔と陰極箔との間にセパレータを介在させて電解液を含浸・保持する電解コンデンサにおいて、水分量が少なく、耐薬品性の高い、繰り返し単位の90%以上が一酸化炭素とオレフィンとの交互共重合体からなるポリケトン繊維からなる合成繊維を含む不織布で構成されるセパレータを用いることにより、高温電解液中で電解質の寿命を長くした電解コンデンサが提供できる。 (もっと読む)


【課題】導電性高分子の高充填化を実現するとともに、導電性高分子の連続性を確保することによって、インピーダンス特性,特に等価直列抵抗(以下ESRと略称する)等の電気特性を改善し、生産性を高めることのできるセパレータ及び該セパレータを使用した固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極箔と陰極箔との間にセパレータを介在させて巻回し、該セパレータを炭化させた後に、固体電解質層として導電性高分子を保持させる固体電解コンデンサ用のセパレータにおいて、前記セパレータとして50重量%以上の天然セルロース繊維と、10重量%〜40重量%の熱分解温度が450℃以上の耐熱性繊維と、所定量のバインダを含有させたセパレータ及び該セパレータを使用した固体電解コンデンサを提供する。 (もっと読む)


【目的】 セパレータの耐熱性(例えば加熱による寸法安定性)とセパレータの吸湿性を改善し、信頼性の高いコンデンサを提供可能とすることを目的とする。
【構成】 セパレータを構成する芯鞘構造を有する合成繊維やセルロース等の芯鞘構造繊維の、鞘部のみに無水珪酸アルミニウム、窒化珪素、ジルコニア、酸化チタン等の無機物の粒子を少なくともセパレータ重量に対して1.5重量%以上混合し、混合した芯鞘繊維の少なくとも1種類をパレータ重量に対して30重量%以上となるように混抄する。鞘部に混抄する無機物粒子は、平均粒子径が0.01〜1.0μmであることが望ましい。 (もっと読む)


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