説明

大岡技研株式会社により出願された特許

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【課題】チャンファの高さ或いはチャンファの角度を変えた非正規歯を配設することによって、相手側のスリーブ歯との噛合い始めるきっかけ作りを促進し、シフトフィーリング性を改善するとともに、延いては安定した回転を得るようにした変速機用歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】ドッグクラッチ歯列において、等ピッチ間隔で非正規歯を配設し、具体的には、歯根元からチャンファの先端までの高さを低くし、或いは、チャンファの角度を小さくした非正規歯を配設することを特徴とする変速機用歯車である。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯の歯底面から僅かに突出した凸部を設けることによって、シフト操作時に相手側のスリーブ歯をこの凸部に当接させるようにしたマニュアルトランスミッションの変速機用歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】内側から外周側へコーン、フランジ、ドッグクラッチ歯列、これらの歯元面及びヘリカル歯列が、熱間鍛造及び冷間鍛造によって同心円状に一体成形され、前記ドッグクラッチ歯列の歯底面における前記フランジ寄りに、前記歯底面から突出して凸部を設けることを特徴とする変速機用歯車である。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯の歯形状或いは歯形精度を向上させたダブルコーンシンクロ用の同期クラッチ歯車を提供する。
【解決手段】鍛造成形の後に浸炭熱処理を施した外歯ブロック体W01に、同様に鍛造成形の後に浸炭熱処理を施した内歯ブロック体W02を合体したダブルコーンシンクロ用の同期クラッチ歯車Wにおいて、前記外歯ブロック体W01は、内側から外周側へ軸孔3、コーン5、フランジ8及び外歯1が夫々同軸上に構成され、一方、前記内歯ブロック体W02は、内側から外周側へ単体孔、フランジ及びドッグクラッチ歯が夫々同軸上に構成されるとともに、前記単体孔の内周面に沿ってクローズドポケット型の窓溝63を複数箇所備え、次に、前記窓溝63を経て前記内周面にオープンポケット型の欠け溝を複数箇所形成し、前記外歯ブロック体W01の前記コーン5の外周面に、前記内歯ブロック体W02の前記内周面を固着したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯面が中凹であるとともに歯筋方向において歯厚断面が先細りになるようにテーパが施されるテーパリード状であり、かつ、歯筋方向における歯丈寸法を一定にすることによって、歯元近傍における曲げ疲労強度を向上させるようにしたコンケーブテーパコニカル歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】斜交軸を介して噛合い、かつ、歯面の歯筋方向における歯底径およびMinor T.I.F.径が一定であることを特徴とするコンケーブテーパコニカル歯車である。 (もっと読む)


【課題】内スプライン歯の歯根元における余肉又は傷等の欠陥を生じることなく、しかも後で機械加工による歯切りを必要としない長軸のスプライン部材を提供する。
【解決手段】正規歯21の周列に複数個所の欠歯22を設けた内スプライン歯車において、欠歯22と隣り合う正規歯21との間の断面を等肉形状にすることによって、鍛造肉流を均等に配分するようにした内スプライン歯車である。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯の左右歯面の逆テーパ角度を変えることによって、嵌入したスリーブ歯と左右ドッグクラッチ歯との間の間隙を減少させ、クラッチ歯列からスリーブ歯がギヤ抜けするのを防ぐようにした変速機用歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】ドッグクラッチ歯の左右歯面を非対称に形成し、一方の歯面のテーパ角度を他方のそれより大きくすることを特徴とする変速機用歯車である。 (もっと読む)


【課題】外周の環状歯車体と内周のボス体とを一体化することによって強度信頼性を向上させ、かつ、クラッチ用の内歯を鍛造によって形成することによってチャンファの設計自由度を高め、延いてはシフトフィーリング性を向上させたリバース歯車を提供することを目的としている。或いは、本発明の目的は、クラッチ用の内歯は勿論、変速用の外歯も鍛造によって形成し、機械加工を省くことにより鍛造成形によるファイバフローと称する繊維組織を歯形内に残して歯車の強度アップを狙ったリバース歯車を提供することにある。
【解決手段】内側から外周側へ、軸孔、ボス、沈み溝、内歯、及び外歯が、夫々同軸上に一体化構成され、前記内歯は冷間鍛造によって前記沈み溝の外周壁に形成され、かつ、前記内歯は逆テーパ状に形成されるとともに、先端にチャンファを設けることを特徴とするリバース歯車である。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯周列の内側に凸状の突起を形成することによって、鍛造肉流の隘路を形成することなく、歯形を形成するためのバックアップ力を強化してドッグクラッチ歯の歯形状及び歯形精度を確保したクラッチ歯車を提供することを目的としている。
【解決手段】内側から外周側へ軸孔、コーン、フランジ、ドッグクラッチ歯及び外歯が、夫々同軸上に構成され、前記フランジの面上に複数個の突起を設けることを特徴とするクラッチ歯車である。 (もっと読む)


【課題】歯車における歯形の凸又は凹形状に対応するように歯形側へ小さく凹む波状溝を歯元側の全周に亘って連続して設けることによって歯形近傍の断面を等肉形状化させ、このことによって延いては熱間或いは冷間鍛造性を改善し、歯形内部に均等なファイバフローを密に形成させて歯車の面圧疲労強度及び曲げ疲労強度を向上させるとともに、熱間或いは冷間鍛造金型の寿命を改善できる歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】中心を貫通する軸孔の外周にリング状のボスを設け、その外周にドーナツ状に沈み溝を設けるとともにこの外周に前記メイン歯を設け、かつ、歯形に対応するように歯形に向けて凹状の溝を、歯元側の全周に亘って波状に連続して設けることを特徴とする歯車である。 (もっと読む)


【課題】機械加工を省くことにより鍛造成形によるメタルフローと称する繊維組織を歯形内に残して歯車の強度を保持するとともに、実質的に冷間鍛造工程のみによる製造工程の簡素化を図って生産効率を高めた二段ヘリカル歯車を提供することにある。
【解決手段】外周面に径の異なるヘリカル歯車を備える二段ヘリカル歯車において、上段の大径ヘリカル歯車と下段の小径ヘリカル歯車とは同軸であるとともに、前記大径ヘリカル歯車と前記小径ヘリカル歯車の夫々のリード量が同じであり、かつ、前記大径ヘリカル歯車及び前記小径ヘリカル歯車は、冷間鍛造により一体化成形されたことを特徴とする二段ヘリカル歯車である。 (もっと読む)


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