説明

株式会社峰製作所により出願された特許

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【課題】インライン頭部硬化熱処理レールを使用し、頭部盛り上げ鍛造及び焼入れ工程を施すことなく品質向上を確保して製造することができるウイングレールを得る。
【解決手段】インライン頭部硬化熱処理レールの任意の位置において、レール頭部を除いたレール腹部と底部を900℃程度に加熱した後、1/40ひねりと高さ方向への縦曲げを同時に行って変形させた複合鍛造部5を備えたウイングレール3とすることで、ひねり位置で高さ方向に縦曲げを行う際にはレールの腹部と底部のみを加熱して、加熱範囲を限定する。 (もっと読む)


【課題】踏面形状が異なる車輪が走行する場合においても、可動ノーズクロッシングの乗り移り部において衝撃荷重による騒音や振動の発生を抑制する構造を得る。
【解決手段】一対の固定ウイングレール3,4と、各固定ウイングレール3,4にそれぞれ対向する各主レールを配設することで基準線側と分岐線側を形成し、前記各固定ウイングレール3,4間に位置する可動ノーズレール2により前記基準線側と分岐線側の転換を行う機構を備えたクロッシング構造において、前記各固定ウイングレール3,4の車輪乗り移り部におけるレール踏面について、各固定ウイングレール3,4に対応する主レールに対してそれぞれ反対側に位置する固定ウイングレール3,4の頭面を切削することで、可動ノーズレール幅に応じて可動ノーズレール2の先端側が広くなるように形成する。 (もっと読む)


【課題】可動ノーズレールが下面に設けた支点を中心に回動する機能を有する場合に、転換された可動ノーズレールに接続される固定ノーズレールのふく進を防止することができるノーズ可動クロッシング構造の提供。
【解決手段】一対の固定ウイングレール31,32と、前記固定ウイングレール31,32間に位置する可動ノーズレール10と、該可動ノーズレール10の両側位置にそれぞれ連結可能な一対の固定ノーズレール21,22を床板40上に備えたノーズ可動クロッシング構造であって、可動ノーズレール10は、下面に設けた支点を中心に床板40に対して回動可能に配置され、各固定ノーズレール21,22の軌間側に円弧状の凹部212を形成し、凹部212に嵌合する円弧状の凸部を側面に形成した座金を床板40に対して固定することで固定ノーズレール21,22のふく進を防止する。 (もっと読む)


【課題】可動ノーズレールが下面に設けた支点を中心に回動する機能を有する場合に、可動ノーズレールの支点強度の確保と軌間での位置調整を可能とする転換支持構造の提供。
【解決手段】一対の固定ウイングレールと、前記固定ウイングレール間に位置する可動ノーズレール10と、可動ノーズレールの両側位置にそれぞれ連結可能な一対の固定ノーズレールをクロッシング床板上に備えたクロッシング構造であって、ピボット軸4を有してクロッシング床板40上を僅かに回動するピボット軸付床板42を備え、可動ノーズレール10は、その両側に配置される一対の可動レール固定座金によりピボット軸付床板42に固定する一方、ピボット軸付床板42は、外側位置において設けた勾配面に当接するように固定される勾配座金を有し、外側端部をクロッシング床板40に固定される座金によりクロッシング床板側に固定して構成する。 (もっと読む)


【課題】ロングレール不動区間に生じた不良箇所のレールを切断し、新しいレールに交換する工法において、作業時間と作業量を簡略化し、且つ、接合部の信頼を高めることができるレール緊張ガス圧接工法を提供する。
【解決手段】ガス圧接終了後の緊張器外側レールの計画軸力と同じ大きさの軸力が生じるように一定の圧力γをガス圧接機により与えるとともに、緊張器の外側に位置するレールに対しては、当接時の緊張力に加算して、ガス圧接圧力から既に前記内側に位置するレールに与えられた圧力γを引いたレール圧接力βを付加した一定の圧接緊張力をレール同士間に与えながら、レール同士間の当接部分を加熱してレール圧接を行うことで当接部のレール突き合わせ面の温度が十分な接合可能温度に達した時期に当接部を潰すことができ、接合品質の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】高炭素鉄鋼材料に対して、ショア硬さで最大HS80まで硬化させた超硬化層が形成可能な硬化処理方法を得る。
【解決手段】0.5〜1.0重量%の炭素を含有する高炭素鉄鋼材料の表面に対して熱処理を施すことでパーライト組織を微細化して表面硬さをショア硬さHS45〜60まで硬化させる硬化熱処理工程と、その表面をプレスして凹ませるプレス工程と、プレス工程での塑性変形させた際に生じた凸部を切削する切削工程と、前記硬化熱処理工程で硬化された表面を機械的手段で叩くことにより塑性変形させ、表面から深さ1mm以上の範囲の微細パーライト金属組織をさらに微細化することによりショア硬さで更にHS10〜20硬化させた超硬化層を表面に形成する硬化層形成工程と、硬化層形成工程における塑性変形させた際に生じた凸部を切削する切削工程を具備することで、硬化熱処理により生成した微細パーライト金属組織をさらに超微細化する。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を持つレール溶接部を得るために、作業が簡単で且つレール溶接工程に支障を与えることのないレール溶接部の疲労強度向上方法を提供する。
【解決手段】レール1同士をテルミット溶接により余盛2を形成して溶接することでロングレールを作製するに際して、テルミット溶接部の余盛端からレール長手方向に各100mm以内におけるレール表面温度が300℃以下に低下した時期に、その範囲の表面を機械的な手段で凹ませて塑性加工(凹み加工部3を形成)し圧縮応力を与えることによりレール溶接部における疲労強度の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】ノーズ可動レールと同等の機能を持ち、且つ固定クロッシングと同等の全長で構成可能とすることで、固定クロッシング敷設箇所に容易に交換して敷設可能となる短ノーズ可動クロッシング構造を得る。
【解決手段】一対の固定ウイングレール4と、前記ウイングレール間に位置する可動ノーズ(短ノーズ)レール2と、該可動ノーズレール2に接触可能な一対の固定ノーズレール3を備えた短ノーズ可動クロッシング構造であって、前記可動ノーズレール2は、前記固定ウイングレール接触側に長く、前記固定ノーズレール接触側に短い菱形状で構成され、下面に設けた円柱状の回転柱19b(回転具19)を支点としてこれを中心に回動可能に形成して成る。 (もっと読む)


【課題】特殊断面レールの頭部硬化熱処理を行うに際して、熱処理中の特殊断面レールの変形を抑制することが可能な特殊断面レールの連続頭部硬化熱処理方法を提供する。
【解決手段】熱処理装置に対して特殊断面を有するレール(特殊断面レール)を相対的に移動して前記レールの硬化熱処理を行う方法であって、特殊断面レールのレール頭部及びレール底部を加熱する加熱工程と、前記レール頭部の表面温度が500℃以下になるまで5〜3℃/秒の迅速な冷却速度で強制空冷するとともに、前記レール底部を2〜0.5℃/秒のやや遅い冷却速度で強制空冷する空冷工程と、レール頭部表面温度が500℃以下の温度からは、強制空冷するレール部位を選択して冷却する選択冷却工程とを具備することで、熱処理後のレールの縦と横方向の変形がほとんど生じなくすることができる。 (もっと読む)


【課題】レールに形成した溝部へのろう付け作業の簡略化、効率化を図りながら、より確実に車輪と接触が可能な黄銅ろう付けレールの構造を得るためのレールへの黄銅ろう付け方法を提供する。
【課題を解決するための手段】レールへのろう付け方法であって、レール踏面に長手方向に沿ってU字溝3を形成する溝部形成工程と、該U字溝3にガス火炎で溶融させた黄銅ろう(ろう材)を前記レール踏面より高く盛り上げて充填するろう付け工程と、前記黄銅ろうの盛り上げ部分(盛り上げ部7a)を列車通過時の車輪により潰すことで、黄銅ろう(ろう材)が広い面積でレール踏面と接触させる押潰工程とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


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