説明

熱産ヒート株式会社により出願された特許

1 - 9 / 9


【課題】縦壁面の歪み取り作業の効率を向上することができるとともに作業員の負担を低減することができる歪み取り装置を提供する。
【解決手段】熱源を生成する加熱コイル2aと加熱コイル2aに配置される磁性体2bとを有する加熱部2と、加熱コイル2aに高周波磁束を発生させるトランス部3と、加熱対象部に冷却流体を放出する冷却ライン4と、加熱部2、トランス部3及び冷却ライン4を支持する筐体5と、を備え、加熱対象部は縦壁面Wを有し、筐体5に配置され縦壁面Wに吸着可能かつ転動可能な複数の車輪6と、筐体5を縦壁面Wに沿って吊下げ可能な係止手段7と、筐体5を縦壁面Wに沿って移動させる駆動手段8と、を有する。 (もっと読む)


【課題】被加熱物の多様な凹凸やうねりにも加熱コイルと被加熱物との距離を非接触でしかも一定に保つことにより、高電力効率で走行移動しながら加熱温度条件を保持することのできる誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】車輪2.3により走行可能な走行台車1に、入力された高周波電流を増幅して出力する増幅トランス9と、増幅トランス9から供給された高周波電流によって交番磁界を発生する加熱コイル10とを備え、加熱コイル10によって発生された交番磁界により板状金属に渦電流を誘導して当該板状金属の被加熱面を加熱する誘導加熱装置において、加熱コイル10を走行台車1に対して上下動自在に支持する可動フレーム8の下端に、加熱コイル10を板状金属から一定の微小距離離隔した状態を保持するための、少なくとも1つの回転自在のボール11を設けた。 (もっと読む)


【課題】高い加熱効率を図ることができると共に、被加熱物の温度分布の均一化を図ることができる加熱処理制御装置および加熱処理制御方法を提供する。
【解決手段】オフラインPC10は、シミュレーションに必要な被加熱物Wのデータと電気炉1のデータとにより、被加熱物Wの内部を含む全体を均熱加熱するためのシミュレーションを行って、時間ごとの加熱温度を示す加熱温度データとして算出する。次に、制御用PC20は、加熱温度データに応じて加熱手段の出力を制御する。このとき、温度センサからの測定温度データに基づいて推定変動温度データを算出し、この推定変動温度データに応じてヒーターKを制御する。 (もっと読む)


【課題】高温ガスの回り込みを抑止することで台車下部を保護しつつ、炉内温度への影響を排除することが可能な台車炉を提供する。
【解決手段】台車炉は、被焼成物を搭載して搬送する台車4と、進入した台車4に搭載された被焼成物を焼成する炉体2とを備えている。この炉体2には、台車4のサンドシール板45を含む載置台43の周囲面全体と隙間無く当接する耐熱性繊維体による耐熱マット261が設けられている。耐熱マット261は、シート状に形成したセラミックファイバーを折り畳んで積み重ねスタッドピン262を挿通させることで炉内に固定されている。耐熱マット261が隙間無く台車4に当接することで、台車4の下部への高温ガスの割り込みを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却性能に優れ、溶接部と加熱部の距離を適切に保持することができ、装置の小型化及び軽量化を図ることができる歪み取り装置及び方法を提供する。
【解決手段】本発明の歪み取り装置は、熱源を生成する加熱コイル1aと加熱コイル1aに配置される磁性体1bとを有する加熱部1と、加熱コイル1aに高周波磁束を発生させるトランス部2と、加熱対象部Xに冷却流体を放出する冷却流路3と、加熱部1の外周を囲むとともに加熱部1と加熱対象部Xとの間に冷却空間Cを形成するガイド壁4と、を有し、冷却流路3はガイド壁4よりも内側に配置され、ガイド壁4は冷却流体を排出する複数の開口部4aを有する。 (もっと読む)


【課題】被加熱物の多様な凹凸やうねりにも通電導体(加熱コイル)と被加熱物との距離を一定に保つことにより、高電力効率で走行移動しながら加熱温度条件を保持することのできる誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】駆動車輪2,補助車輪3により走行可能な走行台車1に、入力された高周波電流を増幅して出力する増幅トランス9と、増幅トランス9から供給された高周波電流によって交番磁界を発生する通電導体10とを備え、通電導体10によって発生された交番磁界により板状金属に渦電流を誘導して当該板状金属の被加熱面を加熱する誘導加熱装置において、通電導体10自体を絶縁状態で被加熱面に接触させる構成とした。これにより、被加熱物の多様な凹凸やうねりにも通電導体10と被加熱物との距離を一定に保ち、高電力効率で走行移動しながら加熱温度条件を保持することができるので、薄板にも対応可能である。 (もっと読む)


【課題】絶縁性の基板上に金属薄膜の電極が形成された電極付き基板を低温で加圧加熱することにより、短時間で基板に電極を低温拡散接合することができ、基板と電極の密着性を向上させることができ、耐久性、取り扱い性に優れ、合金電極の密度を高めて熱起電力を増大させることができ、温度検出が容易な薄膜型熱電対を製造することができる量産性に優れた薄膜型熱電対製造方法の提供。
【解決手段】絶縁性の基板上に金属薄膜の電極が形成された電極付き基板を低温で加圧加熱して基板に電極を低温拡散接合する。 (もっと読む)


【課題】任意の異種金属組成の合金を形成することが可能な合金製造方法および合金製造装置の提供。
【解決手段】異種金属をそれぞれの元素ごとに坩堝23a,23bに収容し、高周波誘導コイル40a,40bによって個別に高周波誘導加熱することにより蒸発させ、基板20上に同時に蒸着させることにより、基板20上に異種金属の合金を形成する。このように、異種金属をそれぞれの元素ごとに個別に高周波誘導加熱することにより、異種金属それぞれの蒸発量を、高周波誘導加熱条件によってこと細かく調整することが可能となるので、これらの異種金属を基板20上に同時に蒸着させ、任意の異種金属組成の合金を形成することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】作業性、安全性、経済性に優れ、金属材料の疲労寿命を延命化することが可能な鋼および鋼合金組織の微細化方法およびその装置を提供する。
【解決手段】鋼および鋼合金に対する加熱の手段として高周波誘導加熱を用い、鋼および鋼合金表面が溶融しない温度範囲において加熱と冷却とを繰り返すことにより、鋼および鋼合金の組織を微細化する。加熱は、高周波整合トランス2から高周波電流を供給される加熱用コイル3によって行い、冷却は、冷却ユニット8から水、空気を供給される冷却用ノズル7により行う。
高周波誘導加熱を行う回数は1回から20回であることが好ましく、高周波誘導加熱の周波数は10kHzから1000kHzの範囲で選択することが好ましい。また、加熱の際の加熱速度は、100℃/秒から1000℃/秒であり、冷却の際の冷却速度は、10℃/秒から800℃/秒であることが好ましい。 (もっと読む)


1 - 9 / 9