説明

株式会社グツドマンにより出願された特許

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【課題】バルーンとシャフトとの接合部の構成が改善されたバルーンカテーテルを提供すること。
【解決手段】アウターシャフトと、アウターシャフトに内挿され前記アウターシャフトの先端部から先端部が先端側に延在するインナーシャフトと、先端部と基端部とを有し、先端部がインナーシャフトの先端部に接合され、基端部がアウターシャフトの先端部に接合されるバルーンとを備えるバルーンカテーテルにおいて、バルーンの基端部と前記アウターシャフトの先端部との接合強度が、バルーンの先端部とインナーシャフトの先端部との接合強度よりも大きいことを特徴とするバルーンカテーテル。 (もっと読む)


【課題】止血対象部位に付与されている押圧力を把握することが可能な止血器具を提供する。
【解決手段】止血器具10は、ベース部11と、ベース部11のボス部17に挿通されるともに、軸線方向においてベース部11に対し移動可能に支持された筒状部13と、筒状部13の内側に挿通されて該筒状部13に対して軸線方向への移動が可能とされているとともに、軸線方向における一端部にパッド部42を有する押圧部14とを備える。パッド部42の押圧力を調整する際は、パッド部42を止血対象部位に密着させた状態で、筒状部13をベース部11に対し軸線方向に移動させ、同方向における筒状部13と押圧部14との相対位置を変位させる。これにより、コイルばね50の付勢力が変化してパッド部42の押圧力が調整される。そして、かかる押圧力の調整時に、押圧部14においてパッド部42とは反対側の端部が、調整された押圧力に応じて筒状部13から突出する。 (もっと読む)


【課題】体内からの引き抜き作業を好適に行うことが可能なバルーンカテーテルの製造方法を提供する。
【解決手段】バルーンカテーテルは、外側チューブとバルーン13とを備える。バルーン13は、外側チューブの遠位端側に接合された近位側レッグ領域と、該レッグ領域の遠位端部から遠位側に向けて拡径されてなる近位側コーン領域とを有する。バルーンカテーテルを製造する際は、バルーン13を膨張させる膨張工程と、バルーン13において膨張した膨張収縮部を、その周りに配置された複数の押圧部材33を膨張収縮部の径方向内側に所定位置まで移動させ各押圧部材33により押し潰すことで、膨張収縮部の一部を各押圧部材33の間に前記径方向外側に突出させ複数の羽25を形成する羽形成工程とを行う。この場合、所定位置は、各押圧部材33の非対向押圧面33cに内接する仮想内接円の径が近位側レッグ領域の外径よりも小さくなる位置に設定されている。 (もっと読む)


【課題】バルーンにおいて流体用チューブの遠位端部と接合される近位側接合部に潰れや傷付きが発生するのを防止できるバルーンカテーテルの製造方法を提供する。
【解決手段】バルーンカテーテルにおいて、バルーン13は、外側チューブの遠位端側に接合された近位側レッグ領域と、同領域の遠位端部から遠位側に向けて拡径されてなる近位側コーン領域とを有する。バルーンカテーテルを製造する際は、バルーン13を膨張させる膨張工程と、バルーン13において膨張した膨張収縮部を、その周りに配置された複数の押圧部材33を膨張収縮部の径方向内側に所定位置まで移動させ各押圧部材33により押し潰すことで、膨張収縮部の一部を各押圧部材33の間に突出させ複数の羽25を形成する羽形成工程とを行う。この場合、所定位置は、各押圧部材33の非対向押圧面33cに内接する仮想内接円の径が近位側レッグ領域の外径よりも大きくなる位置に設定されている。 (もっと読む)


【課題】複数の補強部材の交差部分による肉厚化を抑制することが可能な医療用器具を提供すること。
【解決手段】カテーテルは、補強部分14を有するシャフトを備える。補強部分14は、内側層21と、外側層22と、内側層21と外側層22との間に設けられた複数の補強部材24を有する。補強部材24は、螺旋状に延びて交差するモノフィラメント24aとマルチフィラメント24bとを含む。モノフィラメント24aとマルチフィラメント24bとの交差部24cにおいて、細い繊維が何本も集まって1本の糸となっているマルチフィラメント24bが扁平となって凹部を形成し、その凹部にモノフィラメント24aが係合するため、その分だけ各交差部24cの厚さ寸法が薄くなる。 (もっと読む)


【課題】バルーンに対して流体を補充する作業を容易とすることができる止血器具用コネクタ、流体供給機器及び止血器具を提供する。
【解決手段】止血器具は、空気供給ポンプによる給気配管を介した空気の供給により膨張させたバルーンを止血対象部位に押し当てることで止血を行うものである。給気配管と空気供給ポンプとを接続するコネクタ20は、給気配管に接続される第1ボディ21と、空気供給ポンプ24のシリンジに接続されかつ第1ボディ21に着脱可能に組み付けられる第2ボディ22とを備える。第1ボディ21に対する第2ボディ22の相対位置は、第1ボディ21の第1通路40と第2ボディ22の第2通路50とが連通される連通位置と、それら両通路40,50が連通されない非連通位置とで切替可能であり、相対位置が非連通位置にある場合に、両ボディ21,22の組み付けの解除が規制されるとともに、第2通路50への空気の流入が可能となる。 (もっと読む)


【課題】バルーンの拡張後であっても再巻き付き特性、すなわちリラップ特性に優れ、再挿入および取り出しが容易であるバルーンカテーテルを提供すること。
【解決手段】バルーンと、バルーンの先端部が接合されバルーンの内部を軸方向に延びるインナーシャフトと、バルーンの基端部が接合され、内部に前記インナーシャフトを軸方向に収容し、前記バルーンの内部に圧力流体を給排可能なルーメンを形成するアウターシャフトとを備えるバルーンカテーテルにおいて、バルーンに圧力が作用しない状態でバルーンの先端部に対して、バルーンの基端部が円周方向に相対的に所定の角度で捻れてアウターシャフトに接合され、アウターシャフトの先端部から基端側に所定距離離れた位置で、インナーシャフトとアウターシャフトとが接合されている。 (もっと読む)


【課題】体内への挿入性の低下を抑制するとともに、吸引性能の低下を抑制する吸引カテーテルを提供する。
【解決手段】吸引カテーテルは、カテーテル本体11とハブとを備える。カテーテル本体11は、異物を吸引するための吸引ルーメン17を有する吸引チューブ14と、ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤルーメン18を有するガイドワイヤチューブ15とを備える。また、カテーテル本体11は、遠位側チューブ51と近位側チューブ52とを備える。遠位側チューブ51では、吸引ルーメン17とガイドワイヤルーメン18とを仕切るルーメン隔壁部が、吸引ルーメン17の中心部に向けて突出して設けられており、近位側チューブ52では、上記ルーメン隔壁部が吸引ルーメン17の中心部に向けて突出せずに設けられている。 (もっと読む)


【課題】2つのチューブが接合されてなるカテーテルにおいて、それらチューブ同士を好適に接合することができるカテーテルを提供する。
【解決手段】吸引カテーテルはカテーテル本体11を備え、カテーテル本体11は、異物を吸引するための吸引ルーメン17を有する吸引チューブ14と、ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤルーメン18を有するガイドワイヤチューブ15とを備える。吸引チューブ14は、近位側吸引チューブ21とそれよりも遠位側の遠位側吸引チューブ22とが互いに溶着されてなる。ガイドワイヤチューブ15は、近位側吸引チューブ21と遠位側吸引チューブ22とに跨って設けられている。ガイドワイヤチューブ15は、近位側ガイドチューブ41とそれよりも遠位側の遠位側ガイドチューブ42とを備え、近位側ガイドチューブ41が近位側吸引チューブ21に溶着され、遠位側ガイドチューブ42が遠位側吸引チューブ22に溶着されている。 (もっと読む)


【課題】バルーンの膨張部分が意図せず体内における正常な部位に接触する不都合を抑制できるバルーンカテーテルを製造する上で好適な製造方法を提供する。
【解決手段】バルーンカテーテルはカテーテルチューブ11を備え、同チューブ11は、外側チューブ15と内側チューブ16とを備える。バルーン13は、内側チューブ16において外側チューブ15よりも遠位側に延出した部分を覆うように設けられ、内側チューブ16においてバルーン13により覆われた領域には造影環30が取り付けられている。かかるカテーテルの製造に際しては、造影環30を内側チューブ16に取り付ける工程と、バルーン13の直管領域13cの近位端部が最大圧力が付与されている状態で近位側造影環30bよりも近位側に変位することのないように、バルーン13を内側チューブ16に位置決めし、その位置決め状態でバルーン13を内側チューブ16に接合する工程とを行う。 (もっと読む)


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