説明

三洲電線株式会社により出願された特許

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【課題】37心の撚線導体において、素線を低い圧縮率で圧縮加工又は圧縮加工することなく、その外形形状を略真円形状にすることができる撚線導体を提供することを目的とする。
【解決手段】1心の素線を中心線11とし、中心線11の周囲を6心の素線が覆い囲んで第1層12を形成し、第1層12の外周を12心の素線が覆い囲んで第2層13を形成し、第2層13の外周を18心の素線が覆い囲んで最外層14を形成する37心の撚線導体1であって、前記最外層14を構成する18心の内の12心の素線、及び、第2層13を構成する12心の内の6心の素線の基となる線材の直径を、中心線11及び第1層12を構成する素線の基となる線材の直径と同一に、最外層14を構成する前記以外の6心の素線、及び、第2層13を構成する前記以外の6心の素線の基となる線材の直径を、中心線11及び第1層12を構成する素線の基となる線材の直径よりも小さく設定する。 (もっと読む)


【課題】中空部を有する従来の撚線導体と比較して、低い圧縮率で、かつ、口径の大きな撚線導体を提供する。
【解決手段】複数層かならなる外層2を有し、前記外層2における各層2a、2bは、複数本の素線4、5を同一円周上に配設して構成され、前記外層2における各層2a、2bを構成する素線4、5の数は全て同一であり、前記外層2における各層2a、2bを構成する素線4、5の基となる線材の直径は全て同一であり、前記外層2における各層2aを構成する素線4の基となる線材の直径は、この層における内側に隣接する層2bを構成する素線5の基となる線材の直径より大きい。 (もっと読む)


【課題】19心の撚線から構成される複合撚線の撚線導体であって、その外形形状が略真円形状となる複合撚線の撚線導体を提供する。
【解決手段】1心の撚線からなる中心撚線11を設け、該中心撚線11の周囲を6心の撚線が覆い囲んで内層1Aを形成し、更に、その外周を12心の撚線が覆い囲んで外層1Bを形成する19心の撚線導体であって、前記撚線として、直径が異なる3種類の細径撚線2、中径撚線3、太径撚線4を用い、前記中心撚線11と内層1Aを構成する撚線は全て前記中径撚線13であり、外層1Bを構成する撚線として、前記中径撚線13よりも細い6心の前記細径撚線11と、前記中径撚線12よりも太い6心の前記太径撚線13を用いて、これらを周方向に交互に配設する。
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【課題】37心の撚線導体において、素線を低い圧縮率で圧縮加工又は圧縮加工することなく、その外形形状を略真円形状にすることができる撚線導体を提供することを目的とする。
【解決手段】1心の素線を中心線11とし、中心線11の周囲を6心の素線が覆い囲んで第1層12を形成し、第1層12の外周を12心の素線が覆い囲んで第2層13を形成し、第2層13の外周を18心の素線が覆い囲んで最外層14を形成する37心の撚線導体1であって、前記最外層14を構成する18心の内の12心の素線、及び、第2層13を構成する12心の内の6心の素線の基となる線材の直径を、中心線11及び第1層12を構成する素線の基となる線材の直径と同一に、最外層14を構成する前記以外の6心の素線、及び、第2層13を構成する前記以外の6心の素線の基となる線材の直径を、中心線11及び第1層12を構成する素線の基となる線材の直径よりも小さく設定する。 (もっと読む)


【課題】撚癖である螺旋状のうねりを軽減するとともに、真円性の優れた撚線導体の製造方法、及びそれに用いる撚線機用の従動車を提供する。
【解決手段】回転駆動軸12と一体に回転する1個の環状のブロックで構成された引取車2と、複数の環状のブロック3、4、5で構成され、該各ブロック3、4、5を支軸7に対して各々回転自在に遊嵌してなる従動車1を有する撚線機を用い、前記従動車1と前記引取車2間の線掛け形態を、クロス掛けからオーバル掛けへ、又は/及びオーバル掛けからクロス掛けへと変更する。 (もっと読む)


【課題】同一素線を同一円周上に配置し、該素線内に空洞部を有する撚線導体よりも、空洞部がつぶれ難く、かつ、口径の大きな撚線導体を提供する。
【解決手段】複数本の線材に撚りを掛け、圧縮成形した撚線導体1であって、外層2を、2種類の素線5、6を同一円周上に交互に配設して構成し、一方の種類の素線5の外周部を、他方の種類の素線6の外周部よりも硬く形成した。 (もっと読む)


【課題】複数層で構成される撚線導体であって、撚線導体の外形形状が略真円形状となる撚線導体を提供する。
【解決手段】素線2、6、7を複数層3、5に配列し、各素線2、6、7は隣接する全ての素線2、6、7と接触するようにして形成された撚線導体1であって、その最外層5を、太径線6と細径線7で形成し、細径線7と太径線6との直径d、dが異なるものとし、最外層5の周方向に前記太径線6を複数本配設し、前記隣り合う太径線6、6間に、前記細径線7、7を周方向に2本配設する。 (もっと読む)


【課題】19心の素線から構成される撚線導体であって、該素線を圧縮加工することなく、撚線導体の外形形状が略真円形状となる撚線導体を提供する。
【解決手段】直径が異なる3種類の素線で構成される19心の撚線導体1であって、中心線11と内層1Aを構成する素線は中径線3であり、外層1Bを構成する素線として、中径線3よりも細い6心の細径線2と、中径線3よりも太い6心の太径線4を用いて、これらを周方向に交互に配置するとともに、6心の細径線2を、その中心が、中心線11の中心と、内層1Aを構成する6心の中径線3の中心とを結んだ延長線上に位置するように配設し、内層を構成する中径線における隣接する中径線の外面同士で形成される谷間部5に太径線4を配設し、各素線は、隣接する全ての素線と接触し、中心線11の中心から細径線2の最外縁端までの距離と、中心線11の中心から太径線4の最外縁端までの距離とを等しくする撚線導体。 (もっと読む)


【課題】液面の上部に発生した泡を、界面活性剤である消泡剤を使用することなく、長時間連続的に消泡を可能とする消泡装置を提供する。
【解決手段】液面Wの上部において、略水平面内で回転するローター16を備え、該ローター16を、上板16aと、下板16bと、該上下板間において回転中心部から放射状に配置した複数のフィン16cと、下板16bの回転中心部に開口した泡吸引口とで一体的に形成し、ローター16内の前記フィン16c間に、ローター16の回転中心側において前記泡吸引口に連通し、ローター16の外周側において排出口を有する消泡路16gを形成する。 (もっと読む)


【課題】 同軸ケーブルの微小な径での曲げや、外力による圧縮に対する耐性の改善。
【解決手段】 同軸ケーブル10は、中心導体12と、絶縁被覆層14と、シールド導体16と、保護被覆層18とを備えている。被覆層14は、中心から外方に延びる3個の柱状部22を有していて、各柱状部22は、所定の螺旋ピッチp1で螺旋状に延設されている。導体16は、被覆層14の柱状部22の外周に接するようにして設けられていて、導体16は、中空状の圧縮撚り線により形成されている。このような圧縮撚り線は、複数本の円形断面の素線26を同一円周上に配置し、各素線26を一方向に、所定の撚りピッチp2で撚り掛けながら圧縮ダイスを通過させることにより中空形状に形成される。柱状部22の螺旋ピッチp1は、被覆層14の外径の18倍以下であって、かつ、圧縮撚り線の撚りピッチp2に対して、螺旋方向と撚り方向とが一致していて、螺旋ピッチp1は、撚りピッチp2よりも短くなっている。
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