説明

財団法人若狭湾エネルギー研究センターにより出願された特許

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【課題】 エネルギー消費量の少ない循環サイクル型の製造システムを実現できる上に、環境に優しく生産効率も非常に高い海綿鉄を再生可能な循環型水素製造方法を提供すること。
【解決手段】 ボールミルのポット内に海綿鉄と水を装入する工程と;このポット内に装入した海綿鉄を酸化性ガスを除去した状態で粉砕し、粉砕された鉄粉とポット内の水とを反応させて水素を発生させる工程と;反応終了後のポット内に残留する酸化鉄粉を取り出し、これに炭素粉体を加えて混合し加熱することにより前記酸化鉄粉を還元して海綿鉄を再生する工程とを含む製造方法を採用した。 (もっと読む)


【課題】 任意の対象面にレーザ光を簡単かつ安定して垂直照射することができ、照射方向の精度にも優れ、しかも、組立て式で製造も効率的に行える可搬型レーザ光垂直照射装置を提供すること。
【解決手段】 対象面に押し当てるための拡径端部11を備えた円筒部材12の中空部に、ベアリング14と当該ベアリング14に内装される回転筒体15とを設けて作製され、かつ、中央部にはガイド孔13を備える照射ガイド具1と;この照射ガイド具1の回転筒体15に接続され、前記ガイド孔13の略中心軸上に配置された出射部23からガイド孔13を通して前記対象面にレーザ光を照射可能なレーザ出射器2とを含んで構成する一方、
前記照射ガイド具1の回転筒体15とレーザ出射器2とを、接続角度を変更調節可能なジョイント機構Jで連結した。 (もっと読む)


【課題】 機械的、熱的、化学的に過酷な雰囲気下でも器具の破損等の障碍を起さず、もし破損した場合であっても低コストで修理でき、しかも、持ち運びや取り扱いも非常に簡単なガラスロッド挿入式の拡散反射光測定器具を提供すること。
【解決手段】 バンドルファイバを被覆材で覆って成り、ガイド集合部から光源に接続される照射用ガイド部と、検出器に接続される検出用ガイド部とに分岐した構造の分岐型ライトガイド1と;この分岐型ライトガイド1のガイド集合部の光入出力面に対して一端が接続され、他端に散乱体試料に挿入される受発光面を有する、前記バンドルファイバのコア材と同種の無機ガラスから成るガラスロッド2と;前記分岐型ライトガイド1のガイド集合部とガラスロッド2の双方の接続端部が、前記無機ガラスに屈折率を合わせた屈折率整合剤を介して連結されたジョイント部3とを含んで構成した。 (もっと読む)


【課題】 明瞭な変色による視覚的な湿度指示機能に優れ、かつ、使用時において発色成分の揮散もなく、更には、吸湿と加熱脱水を繰り返しても再生不良が起こり難いバナジウム酸化物を含有する可逆性感湿材料およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 バナジウム酸化物を多孔質担体に担持させた可逆性感湿材料において、前記多孔質担体として非晶質シリカを使用すると共に、非晶質シリカの平均細孔径を6nm以下とする技術的手段を採用した。 (もっと読む)


【課題】 体内外の患部にセンサーを取り付けることができ、かつ、遮蔽物によるデータ通信への影響が少なく、患者の体動を高精度に観測することができる放射線治療における体動監視システムを提供すること。
【解決手段】 患者Pの人体の少なくとも一部に付着されるセンサー部材であって、互いに直交するXYZ3軸方向の各加速度を計測可能な加速度計測手段を有し、かつ、この加速度計測手段により観測した加速度データを無線送信可能な発信機を有する加速度センサー1と;この加速度センサー1の発信機から送信された加速度データを受信する受信装置2と;この受信装置2が受信した加速度データに基づいて、患者Pの体位座標データを演算する解析ソフトウェア3と;この解析ソフトウェア3が搭載された電子計算機4と;治療のための放射線を出力可能な放射線照射装置5とを具備して構成する。 (もっと読む)


【課題】 製錬に要する還元反応時間を大幅に短縮することができ、炉内ガス成分を調整する外部操作も不要で、しかも、炉の耐久性が低下することもなく、製鉄に必要な還元材の使用量および二酸化炭素の排出量を大幅に低減することができる高速製錬可能な低温製鉄法を提供すること。
【解決手段】 酸化鉄及び炭素を微細に粉砕して粉粒化し、この粉粒状となった酸化鉄と炭素とを所定の割合で混合した後、この混合粉体をそのまま或いは、纏めて固めた固形状の形態で炉内に収容してガス排出のみ可能な状態で約800℃〜1200℃の温度で加熱保持することにより一酸化炭素が高濃度の炉内雰囲気下で鉄を精製した。 (もっと読む)


【課題】 幅広い形状のフライパンや重い銅鍋等を調理容器として使用しても調理作業に不都合が生じず、調理場所の変更や屋内への片付け作業も容易に行うことができ、しかも、レンズ角度の調節作業を省力的に確実かつ迅速に行える太陽光を利用する移動式ソーラ調理装置を提供すること。
【解決手段】 キャリア台車と;この台車上に配設されたソーラ調理部と;このソーラ調理部に対して太陽光を集中せしめる集光レンズ部と;この集光レンズ部の両側に連結されてレンズ部を台車上に支持する支持フレームとを含んで構成する一方、
前記支持フレームを、前記台車上におけるソーラ調理部を挟んだ位置に枢支して、この枢支した支持フレームを、太陽光の焦点の水平位置にある枢軸を支点として回動可能とすると共に、前記キャリア台車における太陽光の焦点の鉛直位置に支持脚を出し入れ可能に設けて、接地した前記支持脚を支点として台車全体を水平方向に回転可能とした。 (もっと読む)


【課題】 作動温度範囲の拡張が図れると共に、温熱輸送量の増大も実現でき、しかも、トップヒートや水平ヒートでの使用にも適したサイフォン式循環型ヒートパイプを提供すること。
【解決手段】 環状パイプ1の所定部位に受熱管部を配設し、この受熱管部とその上方に配設された貯溜タンク2とを温液上昇管部により接続すると共に、前記受熱管部には蒸気膨張室を連設する一方、
前記貯溜タンク2には、内部に空隙を残して熱媒液を収容すると共に、下部に温液下降管部を連結してタンク下方に配設された放熱管部と接続し、かつ、当該放熱管部には前記タンク内に収容した熱媒液11の液面レベルよりも液頭位置の高い冷液上昇管部を連結して、この冷液上昇管部と前記受熱管部に連通する冷液下降管部の端部同士を、タンク内部の空隙を経由して前記貯留タンク2を貫通する伝熱性の冷却管部を介して連接して構成した。 (もっと読む)


【課題】 大規模な加熱装置などを必要とせず、簡素な装置および工程で、金属材料からヘリウムを放出させることにより、金属中のHe量を簡便かつ確実に計測することができる金属中におけるヘリウム含有量の計測方法を提供すること。
【解決手段】 金属材料1に含有されるヘリウムの量を計測する方法であって、
金属材料1と、酸またはアルカリを水溶して成る溶解用の水溶液2とを、これらを独立して収容可能な容器3内に非接触状態で収容して密封する一方、
この容器3内を一旦真空にした後、キャリアーガスを充填せしめ、
前記金属材料1を水溶液2中に浸漬せしめて、金属材料1の金属成分11を完全に溶解せしめて、当該金属材料1から発生した気体成分12を採取すると共に、
この気体成分12のイオンを電離して、かつ、このイオンを加速することによってヘリウムイオンを検出して、ヘリウムの質量を検出するという技術的手段を採用した。 (もっと読む)


【課題】従来技術において使用された電磁分離法やシランガスを原料として用いることなく、原料と同等の同位体組成を持つ平滑なシリコンおよび同位体濃縮シリコン薄膜を製造する方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン化シリコンあるいはシリコンの同位体を濃縮したハロゲン化シリコンを原料として用い、水素と反応させることにより、基板上に、シリコン薄膜または同位体濃縮シリコン薄膜を成膜する。 (もっと読む)


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