説明

株式会社刃物屋トギノンにより出願された特許

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【課題】刃先の接触圧力の調整を、長期にわたり安定して行うことができる鋏を提供する。
【解決手段】持手部11及び刃体12を有する第一鋏片10と持手部21及び刃体22を有する第二鋏片20が、ボルト70とナット80との螺合により形成された支軸部によって回動可能に組み付けられた鋏1であって、第一鋏片の表面の支軸部周りに形成された第一凹部30と、平板状の炭素繊維強化プラスチックで形成され、第一凹部に挿入された第一板体51と、第一凹部の底面31と第一板体との間に空隙を形成させている空隙形成体(環状体61)とを具備する。 (もっと読む)


【課題】一対の刃体が摺り合わされる際に互いの切刃のみを接触させられると共に、刃体どうしが押し合う弾性力が高められている鋏を提供する。
【解決手段】一対の刃体10が支軸周りに回動可能に組み付けられた鋏であって、一対の刃体のそれぞれの刃裏11に、刃元から刃先に向かう長手方向に直交する断面が凹状の長溝部21が、長手方向に沿って複数並設されており、一対の刃体のそれぞれにおいて、隣接する長溝部間に存在する突部31の突出高さは、切刃12上の任意の点を支軸周りに回転させて形成される仮想曲線Nを超えない設定とされている。 (もっと読む)


【課題】ボルト及びナットのゆるみが抑制されていると共に、鋏片がガタつくことなく、滑らかに開閉操作を行うことができる鋏を提供する。
【解決手段】鋏1は、第一鋏片10及び第二鋏片20にそれぞれ貫通して穿設された円形の第一孔部15及び第二孔部25と、第一孔部及び第二孔部に挿通された支軸部Pと、第一孔部の周縁に形成された第一凹部16とを具備し、ボルト40は、円柱状のボルト軸部42の一端にボルト頭部41を有し、ナット30は、円筒状のナット軸部32の一端にナット頭部31を有し、支軸部は、螺合したボルト軸部とナット軸部によって形成され、ボルト頭部及びナット頭部の一方は、支軸部の軸心zに直交する断面の外形が非円形または中心が軸心と一致しない円形である特殊形頭部hであり、第一凹部は、特殊形頭部を着脱可能に内嵌させる形状及び大きさに形成されている。 (もっと読む)


【課題】髪を逃がしにくく、一回の操作で切断する幅を大きくしても一様な長さに髪を切り揃え易いと共に、閉じ操作の抵抗が小さく滑らかな動作で髪を切断することができる、カット用の理美容鋏を提供する。
【解決手段】それぞれ刃部11,21及び持手部を有する一対の鋏片が支軸周りに回動可能に組み付けられたカット用の理美容鋏であって、一対の刃部の少なくとも何れか一方は、複数連設された略V字状の溝刃15を具備しており、それぞれの溝刃の開口幅Wは0.25mm〜0.4mmであり、溝刃のピッチPは0.4mm〜0.5mmであり、それぞれの溝刃の略V字を形成する二本の溝縁線(基端側縁線16,先端側縁線17)において、溝刃の開口端を結ぶ仮想線Sと基端側縁線とがなす基端側角αは80°〜90°であり、仮想線と先端側縁線とがなす先端側角βは50°〜70°とされている。 (もっと読む)


【課題】持手部の形状、指孔の大きさや形状、重量バランス等を使用者に適したものに調整できる鋏を提供する。
【解決手段】それぞれ刃部及び持手部5a,5bを有する一対の鋏片が支軸周りに回動可能に組み付けられた鋏であって、持手部は、刃部に連設された柄部10a,10bと、柄部から外方に一体的に延設され、指を挿通する第一指孔26を有する平板状の芯部20a,20bと、芯部に装着される装着体30u,30dとを具備する。また、装着体は、第一指孔と重畳する位置に第二指孔36a等を具備する。 (もっと読む)


【課題】 美容師等の鋏の使用者が、自ら、閉じ角を調整することができる鋏を提供する。
【解決手段】本発明の鋏1は、一対の鋏片4a,4b間で軸芯の位置を相対的に変化させる軸位置調整手段を具備し、この軸位置調整手段は、枢着部において一方の鋏片4aに穿設された長孔20と、他方の鋏片4bに穿設された円形孔と、円形孔より径の小さな円柱部、円柱部の端部に形成され長孔に嵌挿された状態で長孔の内側面に当接して長手方向に摺動可能な角柱部15を備える軸芯と、角柱部15に設けられた軸ネジ孔部16と、これに螺合可能な軸ネジと、長孔20の短手方向の一対の内側面に設けられた止めネジ孔部と、これらに夫々挿通され、その螺進及び螺退により角柱部15の位置を調整可能な一対の止めネジとを備える。 (もっと読む)


【課題】 作業中に、髪を挟んだ指を傷つけることなく、安全に作業をすることができる鋏を提供する。
【解決手段】 鋏1に、夫々刃部2a,2b及び持部3a,3bを有する一対の鋏片4a,4bと、刃部2a,2bと持部3a,3bとの間に位置し、一対の鋏片4a,4bを互いに回動可能に枢着する枢着部5と、枢着部5から夫々の刃部2a,2bの先端までの距離が互いに略等しい第一使用状態と、前記枢着部5から夫々の刃部2a,2bの先端までの距離が互いに異なる第二使用状態との間で、使用状態を切替可能とする切替手段とを具備させる。 (もっと読む)


【課題】 第一鋏片と第二鋏片との間に、改良したベアリング部材を介装し、使い勝手を向上させた鋏を提供する。
【解決手段】 鋏1は、夫々刃部7,13及び持手部9,11を有し、支点を中心として互いに回動可能に組付けられた第一鋏片2及び第二鋏片3と、第一鋏片2及び第二鋏片3の間に介装されたベアリング部材4とを備え、第一鋏片2及び第二鋏片3がX状に交差する開状態では、支点付近の第一部分30,32同士が重合し、第一鋏片2及び第二鋏片3が閉じた状態となる閉状態では、第一部分30,32とともに、第一部分30,32より持手部9,11側の第二部分31,33同士も重合する鋏1において、第一鋏片2における第一部分30及び第二部分31に凹部12が形成され、この凹部12に複数の鋼球17を収容した保持板16が嵌挿することで、使い勝手を向上させるものである。 (もっと読む)


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