説明

株式会社テクネスにより出願された特許

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【課題】熱分解性能が高く、加熱時に脱脂変形が生じにくく、肉厚の大きい成形体であっても短時間で健全な脱脂体を得ることができる射出成形用組成物を提供する。
【解決手段】焼結可能な金属粉末と、有機バインダとからなる射出成形用組成物であって、前記有機バインダを構成する成分が、(a)ポリ乳酸、(b)ポリオキシメチレン、(c)ポリプロピレン、(d)150℃における粘度が200mPa・s以下である有機化合物、及び、(e)ビカット軟化点が130℃以下である熱可塑性樹脂から成ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】サイアロン粉末を用いて高密度且つ三次元複雑形状のセラミックス製品を射出成形法により製造する方法を提供する。
【解決手段】サイアロン粉末A、焼結助剤B、および有機バインダCを含有する成形材料であって、前記サイアロン粉末Aは、平均粒径0.01μm〜3.0μmの粉末であり、前記焼結助剤Bは、Y、Yb、Al及びZrよりなる群から選択される元素の酸化物であり、サイアロン粉末Aと焼結助剤Bの合計量に占める割合が0.5〜15重量%となる量で含有されており、前記有機バインダCは、成形材料全量に占める割合が30〜70体積%となる量で含有されている、成形材料を調製し、当該成形材料を射出成形して成形体を得、当該成形体を加熱脱脂し、焼結する工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】切削加工無しで、フランジと軸部の寸法、軸部に対するフランジの直角度、円周振れ、真円度を所望する精度に納めることができるタービンローター用シャフトの製造方法を提供する。
【解決手段】最終製品の目標値に対して、フランジ(3a,3b)の外径が+0.0%〜+0.6%、フランジの厚みが−0.8%〜−0.0%、軸部(2)の直径が+0.0%〜+0.6%以内、円周振れ公差が0.5mm以内、軸部に対するフランジの直角度公差が0.5mm以内にあり、且つ焼結密度が相対密度95%以上の焼結品をプレスする工程を含み、当該プレス工程において、回転軸を含む面でタービンローター用シャフトを2等分した形状の上型と下型で、焼結品をプレスし、1回目のプレス後、120°以内で位相を変えて2回目のプレスを行い、以後、順次120°以内で焼結品を回転させて360°以上回転するまでプレスを行う。 (もっと読む)


【課題】寸法精度に優れたタービンホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】金属粉末射出成形法により製造した、所望する最終製品と近似した形状を有する焼結品1’を切削加工する工程とプレス加工する工程を含み、前記切削工程において、前記中心軸部の底面に、ロータ軸の先端を挿入するための軸連結部を機械加工し、前記プレス工程において、固定した焼結品1’に対し、放射状に配置された複数の矯正ピン7を同時に同期させながら、焼結品の中心軸部に向かってスライドさせていき、各矯正ピン7を、各ブレード面に沿って、且つ各ブレードを両側から挟み込むように中心軸部方向に挿入プレスする。 (もっと読む)


【課題】切削加工無しで、軸部と翼部の寸法を所望する寸法精度に納めることができる可変ベーンの製造方法を提供する。
【解決手段】最終製品の目標寸法に対して、翼部2の高さが+0.3%〜+0.9%、翼部2の厚みが−0.6%〜−0.0%、軸部3の直径が+0.3%〜+0.9%、翼部2の下端から軸部3の下端までの長さが−0.6%〜−0.0%の範囲にあり、且つ焼結密度が相対密度95%以上の焼結品を準備し、この焼結品をプレス第一工程において、翼部2の高さ方向・厚み方向を同時に所望する製品の寸法とし、プレス第二工程において、翼部2と軸部3の同軸度を所望する製品の寸法とし、プレス第三工程において、軸部3の真円度を所望する製品の寸法とする。 (もっと読む)


【課題】放熱効果に優れたヒートシンクであって、電磁波遮蔽性に優れた樹脂材料からなるヒートシンクを提供する。
【解決手段】樹脂材料からなるヒートシンク1であって、樹脂材料は、樹脂中に(a)炭素材料と(b)セラミックス粉末および/または軟磁性粉末とが均一に分散されており、且つ当該樹脂材料中における(a)の割合が15〜60体積%であり、(b)の割合が5〜40体積%であり、(a)と(b)の総和が20〜80体積%である。 (もっと読む)


【課題】放熱性と電磁波遮蔽性を有する機能性樹脂材料、特に広帯域での電磁波を遮蔽できる材料を提供すること。
【解決手段】樹脂に、アルミナ粉末、窒化アルミ粉末、炭化珪素粉末、窒化珪素粉末および窒化硼素粉末からなる群から選択されるセラミックス粉末、および、ピッチ系炭素繊維、ピッチ系超高弾性率炭素繊維およびカーボンナノチューブからなる群から選択される炭素繊維を均一に分散させることにより、放熱性が高く、且つ優れた電磁波遮蔽性を有する機能性材料を作製する。 (もっと読む)


【課題】肉厚1mm以下の薄肉部を有し、表面粗度が低く、焼結密度、焼結強度の高い部品を2次加工なしで製造することができる方法を提供する。
【解決手段】金属粉末と有機バインダを含有する成形材料を射出成形して成形体を得る工程と、前記成形体を脱脂・焼結して焼結体を得る脱脂・焼結工程とを有し、前記金属粉末が、平均粒径1〜6μmの粉末であって、ステンレス合金粉末、チタン合金粉末、及び/又は焼結によりステンレス合金もしくはチタン合金を形成する合金前駆体粉末、から選択され、前記成形材料中の前記有機バインダの割合が、前記成形材料全量の40〜50体積%であり、前記脱脂・焼結工程において、焼結最高温度が900〜1200℃であり、温度帯100〜400℃における昇温速度が100℃/hr以下であり、温度帯600〜800℃における昇温速度が200℃/hr以下であることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】小型化が可能な多芯フェルール、及びその製造方法、該フェルールを製造できるフェルール製造用コアピン、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数本の光ファイバーを挿通するための筒状中空部2を有する多芯フェルール1であって、前記中空部の少なくとも一部が、光ファイバーの素線部分を保持するための素線挿通部3をなし、該素線挿通部3は、筒軸方向に直交する断面が、中空部の中心5を基準として3以上の円あるいは多角形が等角度間隔に位置した形状をしている、多芯フェルール1、及びその製造方法、該多芯フェルールを製造できるコアピン、並びに該コアピンを製造するための方法。 (もっと読む)


【課題】 チタンを含む焼結製品を短時間で且つ経済的に製造しようとする。
【解決手段】 チタン粉末若しくはチタン合金粉末からなるか、又は窒化物セラミックス、炭化物セラミックス若しくは金属粉末のいずれか一種以上の粉末をチタン粉末と混合したものからなる焼結用粉末に対し、有機バインダを添加・混合して成形用組成物を調製する工程と、その成形用組成物によって成形体を作成する工程と、作成された成形体を脱脂専用炉による脱脂工程を経ることなく、焼結炉1に直接入れて脱脂及び焼結する工程とからなり、前記焼結炉には減圧・排気回路7を付設し、この回路中にバインダトラップ10を挿入したことにより、成形体焼結までの昇温過程において前記減圧・排気回路を作動させ、有機バインダの分解ガスを抜き取って排出するとともに、バインダトラップにおいて分解ガス中に含まれたワックス及び熱可塑性樹脂成分の固化物を捕捉するものである。 (もっと読む)


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