説明

常陽工学株式会社により出願された特許

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【課題】ガラス基板にスクライブラインを刻設するにあたり、カッターホイールにより同幅の連続したスクライブラインが形成されるようにするとともに、このスクライブラインに打点衝撃を与えることによりガラス基板の脆性破壊を助長して垂直クラックが深く形成されるようにし、カッターホイールに必要以上の刃先荷重を加えることなく、耐久性が高く長寿命のガラス切断用カッターホイールとなるようにする。
【解決手段】円盤形状の外周縁部に沿ってV字形状の刃を有するガラス切断用カッターホイールであり、前記V字形状の刃の稜線部が連続する刃先となるように形成され、且つ、前記刃先の直下の側部に単一または複数の打点凸部を形成する。 (もっと読む)


【課題】ガラス板にカッターホイールを用いてスクライブラインを形成する際に、水平クラックを抑制しつつ深い位置にまで垂直クラックを形成する。
【解決手段】ディスク状のカッターホイール本体1aの外周面に、軸方向両端部側から軸方向内側に向けて大径化する傾斜切り刃面2、2をそれぞれ周方向に沿って形成し、該傾斜切り刃面2、2間にこれら傾斜切り刃面2の傾斜角度よりも大きな傾斜角度を有し互いに連なって刃先3を構成する刃先切り刃面3a、3aをそれぞれ傾斜切り刃面2、2に連なるように形成する。好適には前記刃先の角度を直角または鋭角とし、前記傾斜切り刃面間の交差角度を鈍角とする。垂直クラックが深く形成されるとともに、水平クラックの発生が抑制される効果がある。 (もっと読む)


【課題】ひび割れや欠損等の破損の発生を効果的に防いでガラス板の安全性や強度等の品質を保持しつつ、大規模な周辺設備を必要とせずにガラス板の切断面の処理工程にかかる時間を短縮できる切断面の処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】ガラス板の切断面の表面に照射される短パルスレーザ光を発振する光源と、そのレーザ光を誘導する誘導手段と、照射される切断面の表面において、短パルスレーザ光の照射範囲が瞬間的に蒸発されるように、超短パルスレーザ光のエネルギー密度を調整する手段と、短パルスによってガラス板の周辺領域が破損されることのないように、ガラス板の切断部周辺に熱を加える加熱手段を備える。 (もっと読む)


【課題】交流コロナ放電によりイオンを発生するイオナイザにより液晶パネル基板の除電を行うにあたり、除電効率を向上することにより除電工程における処理能率を向上する。
【解決手段】金属細線からなる放電電極と、この放電電極を覆う導電ケースからなり、該導電ケースの被除電物である液晶パネル基板に面する側が開放しているイオナイザにより液晶パネル基板に対し交流コロナ放電を行い、帯電した液晶パネル基板の除電が可能となるようにした液晶パネルの除電装置において、前記イオナイザを液晶パネル基板の搬送方向と直交するように配置し、直流電流成分を除去した交流高電圧を前記イオナイザの放電電極に印加する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、貼り合わせ精度および貼り合わせ精度の再現性が良好で、且つ生産性が良好な液晶表示パネルの製造方法および製造装置を提供することにある。
【解決手段】UV透過特殊シート12を挟んだ上側密閉空間35にUVランプが配置され、下側密閉空間40に一次仮固定貼り合わせ基板30が配置される。上側密閉空間35内を減圧し、次に下側密閉空間40を減圧した後に上側密閉空間35を大気に戻す。このとき、大気圧によって上側密閉空間35側に加圧されていたUV透過特殊シート12が同様に大気圧によって下側密閉空間40側に加圧され、一次仮固定貼り合わせ基板30がUV透過特殊シート12の加圧を介して二次仮固定貼り合わせ基板33となる。その後、下側密閉空間40も大気圧に戻って、大気圧中で二次仮固定貼り合わせ基板33にUV照射されて仮固定液晶表示パネル45となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、大型基板であっても基板に形成された配向膜全体を均一な圧力でラビングすることによって表示品位の良好な液晶ディスプレイが実現できると共に、ラビング装置出荷時の搬送業務に係わる時間的、コスト的負担を低減し、設置に際しては必要となる占有面積の拡大を抑制することが可能なラビング装置を提供することにある。
【解決手段】第一の架台1上に該第一の架台1に略垂直に固定されたリニア機構支持体4の両側にリニア機構13を介して直線状に摺動自在に支持されたテーブル10を備えた主機構部24と、第二の架台2上に該第二の架台2に略垂直に立設された一対の第二のベッド支持体15a、15bに固定・支持された第二のベッド14に旋回摺動自在に支持された、ラビングローラを回転自在に支持するラビングローラ支持体17を備えた補助機構部25が分離および連結可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】貼り合わされた被加工物をレーザを用いて分断するとき、1枚目のスクライブ、反転、1枚目の割断、2枚目のスクライブ、反転、2枚目の割断といつた複雑な工程が必要になる。
【解決手段】貼り合わされた被加工物1において、第1,第2の被加工物1A,1Bに対し、加熱エネルギーを加熱領域3に照射して、加工予定線2bに沿つて走査する第1の工程と、加熱領域3の後方に位置する冷却領域4aに冷熱エネルギーを照射して、スクライブ線を形成する第2の工程と、冷却領域4aの後方に位置する再加熱領域5aに加熱エネルギーを照射する第3の工程とを順次に与えると共に、第2の被加工物1Bに生成するスクライブ亀裂5bBの深さよりも第1の被加工物1Aに生成するスクライブ亀裂5bAの深さを浅くし、反転させた被加工物1の第2の被加工物1B側から機械力を加えて被加工物1の第1,第2の被加工物1A,1Bを割断し、複数枚の部材を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、種々の処理装置に組み込むことによって作業効率の向上および品質のばらつき抑制を実現するアライメント方法およびその装置を提供することである。
【解決手段】ステージ2上に配設された複数の吸着テーブル3の夫々の上に、アライメントマーク12を有する被処理基板11を載置し、アライメントマーク撮像用カメラ10で撮像して得られた被処理基板11のアライメントマーク12の位置データに基づいて各吸着テーブル3の周囲に配設されたアライメント機構を制御し、アライメント機構を構成する移動制御ユニット4、6、8のアライメントピン4d、6d、8dおよび移動支持ユニット5、7、9のプッシャーピン5d、7d、9dを介して被処理基板11をX、Yおよびθ方向に制御してアライメントを行なうようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の接着剤層を設けるダイシング用粘着シートにおいて、ダイシング処理時に生じる諸問題の発生要因を極力低減すると共に、ダイシング処理の作業効率を高めることが可能なダイシング用粘着シートを提供することにある。
【解決手段】透光性を有する堅固な基板上の一方の面側に順次、紫外線照射で接着強度がほとんど変化しない特性を有する第一粘着層、紫外線あるいは可視光のレーザ光に対して高い耐光性を有する透明基材シート、紫外線照射で接着強度が著しく低下する特性を有する第二粘着層、および剥離シートを接合してダイシング用粘着シートを構成した。本ダイシング用粘着シートは主にレーザ光によるダイシング処理に使用される。 (もっと読む)


【課題】加熱領域、冷却領域及び再加熱領域を順次に生成して、スクライブ線を成長させたスクライブ亀裂を所望する深さに形成することができない。
【解決手段】強度が制御された加熱エネルギーを加熱領域3に照射して、加工予定線2bに沿つて走査する第1の工程と、第1の工程の加熱領域3の相対的移動方向の後方に位置する冷却領域4aに冷熱エネルギーを照射して、加工予定線2bに沿つて走査し、スクライブ線を形成する第2の工程と、第2の工程の冷却領域4aの相対的移動方向の後方に位置する再加熱領域5aに強度が制御された加熱エネルギーを照射して、加工予定線2bに沿つて走査する第3の工程とを順次に備えると共に、スクライブ線を成長させたスクライブ亀裂5bを所望する深さに形成するために、第3の工程の再加熱領域5aの単位面積当たりの加熱エネルギー量Pをスクライブ亀裂5bの深さ特性式に従つて調整する。 (もっと読む)


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