説明

アイオン株式会社により出願された特許

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【課題】被洗浄体を表裏両側から同時にスクラブ洗浄する洗浄工程において、被洗浄体に与えるダメージを低減させる。
【課題手段】1対のブラシローラ1A,1Bがそれぞれ挿着された2つの回転軸の回転方向と略直交してこれら2つの回転軸の軸心を含む断面において、第1の被洗浄面11Aと接触する複数の第1の突起5Aの各基端部分を第1の被洗浄面11Aの略垂直方向から被洗浄体10に投影した複数の第1領域Laと、第2の被洗浄面11Bと接触する複数の第2の突起5Bの各基端部分を第2の被洗浄面11Bの略垂直方向から被洗浄体10に投影した複数の第2領域Lbとが重なる複数の重複範囲Lpは、2つのブラシローラ1A,1Bの回転位置に関わらず、当該重複範囲Lpを含む第1領域La及び第2領域Lbの何れに対しても80%以下の範囲に制限される。 (もっと読む)


【課題】洗浄工程における洗浄性能の向上と、被洗浄体に与えるダメージの低減とを図る。
【課題手段】
スポンジローラ1は、湿潤状態で弾性を有するポリビニルアセタール系樹脂多孔質素材によって構成され、略円筒形状のロール体3と、ロール体3の外周面3a上に一体形成された複数の突起5とを有し、これら複数の突起5を被洗浄面に回転接触させて被洗浄面を洗浄する。スポンジローラ1を構成するポリビニルアセタール系樹脂は、アニオン性官能基を有する。 (もっと読む)


【課題】好適な吸水性能や給水性能を得ることができる棒付きスポンジの提供。
【課題手段】棒付きスポンジ1は、内部構造とは異なるスキン層5を表面に有するスポンジ体3を軸棒2の一端部4に備える。スポンジ体3は、軸棒2の一端部4に、樹脂溶液と気孔形成材とを含むスラリーを浸漬付着させ、付着したスラリーの樹脂成分を不溶化させるとともに気孔形成材を抽出除去することにより、軸棒2の一端部4に直接固着形成される。 (もっと読む)


【課題】 転写効率やブロッティング膜に転写された核酸又は蛋白質分子の抗体による染色性に関して濾紙を用いる場合とほとんど遜色がないばかりか、ゲルへの緩衝液の供給効率に優れ、繰り返し使用が可能な吸水性物質を用いるブロッティング装置及びブロッティング方法を提供する。
【解決手段】 電気泳動により分画された核酸又は蛋白質分子を含むゲルにブロッティング膜を重層する。ゲルとブロッティング膜とを吸水性物質により挟み、吸水性物質の吸水作用を利用して緩衝液を保持する。ゲルに荷電してそのゲル内の核酸又は蛋白質分子を電気泳動させる。吸水性物質として親水性の樹脂多孔質体を用いる。樹脂多孔質体が、ポリビニルホルマール樹脂又はポリウレタン樹脂であり、その平均気孔径が20〜200μm、その平均気孔率が80〜94%であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】スクラブ洗浄の際に被洗浄面を均一に洗浄する。
【解決手段】ロール体3は、湿潤状態で弾性を有する多孔質素材によって構成され、ロール体3の回転軸2は、ロール体3の内径部に挿通されロール体3を固定的に支持する。回転軸2を回転させるとともに、回転軸2と略平行に配置された平面状の被洗浄面11を、回転軸2と略直交する仮想平面内に配置された仮想回転軸12を中心に回転させることによって、回転する被洗浄面11にロール体3の外周部分を回転接触させてスクラブ洗浄を行う。ロール体3の外周部分は、被洗浄面11のうち仮想回転軸12に近接する内側領域13に接触する中央領域6と、被洗浄面11のうち仮想回転軸12から離間した外側領域14に接触する外端領域7とを含む。ロール体3が1回転する間のロール体3の外周部分の被洗浄面に対する接触強さは、中央領域6の方が外端領域7よりも低く設定されている。 (もっと読む)


【課題】 インク保持体本体を目で見てインク残量や補給時期を判断することを可能にする。
【解決手段】 連続気孔型多孔質材でなるインク保持体本体1の外面13の少なくとも一部を、透視性を有してインクを保持しにくい疎インク性物質でなる表面層2で覆う。インク保持体本体1は無色であることが望ましい。表面層2は疎インク性物質をインク保持体本体1の外面13に塗布することによって形成することができる。インク保持体本体1には、ポリビニルアセタール系樹脂の海綿状スポンジを好適に用いることができる。表面層2には、パラフィン類、油脂類、ポリオレフィン樹脂、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂から選ばれた疎水性又は撥水性の物質を用いる。 (もっと読む)


【課題】ポリビニルアセタール系多孔質体は、乾燥すると硬化して、使用時に乾燥状態から湿潤状態へ戻すには吸水させる必要があるが、柔軟性が回復するまでに通常かなりの時間を要するため、速やかに乾燥状態から湿潤状態へ移行するものが望まれている。
【解決手段】水に対し不溶性もしくは難溶性のポリエーテルポリオール類をポリビニルアセタール系多孔質体樹脂に均一に分散、付着させることで、ポリビニルアセタール系多孔質体の親水性が向上し、乾燥状態における吸水速度が著しく向上し、繰り返し使用しても、吸水性能に極めて優れたものである。 (もっと読む)


【課題】凝集性または付着性があまり強くない微生物菌体を高密度で固定化できる担体を提供すること。
【解決手段】本発明の微生物固定化用担体は、連通気孔を有するポリビニルホルマール樹脂多孔質体からなり、該ポリビニルホルマール樹脂がアニオン性官能基を有し、そして該多孔質体の表面にカチオン性アミン高分子が静電的に吸着されている。本発明の微生物固定化用担体は、大腸菌のような比較的固定化が困難であった微生物を高密度に固定できるだけでなく、微生物の固定化の直前に高圧蒸気滅菌処理をするだけで簡便に利用可能であるため、雑菌の混入を防止しやすい。 (もっと読む)


【課題】 水を吸収した基材の水分の気化熱で身体を保冷するという作用を発揮する保冷材において、基材に水を吸収させてもぬめりを生じないようにする。
【解決手段】 ポリビニルアセタール系樹脂多孔質体でなる乾湿可逆性基材1を、疎水性の粗目ネットでなる保持材2に包み込み、その保持材2に、基材1を身体の保冷箇所に臨ませるための身体装着機能を持たせる。基材1が、界面活性剤を含有又は付着させたポリビニルアセタール系樹脂多孔質体でなることが望ましい。基材1を平板状に形成して保持材2に縫着しておく。 (もっと読む)


【課題】 両面平面研磨装置において、大がかりな制御機構や剥離機構を必要とせずに、上側砥石ユニットの固形砥石の表面に対する被研磨体の貼付きを防いで、被研磨体の取出し作業を容易にする。
【解決手段】 上下の砥石ユニット100,200のラッピング定盤1,1に保持させた固形砥石2,2を、第1溝部31によって砥石セグメント21に分割する。それぞれの砥石セグメント2の表面に第2溝部32を形成し、上側砥石ユニット100の砥石セグメント21の第2溝部32,32aの総本数を、下側砥石ユニット200の砥石セグメント21の第2溝部32の総本数よりも多くする。 (もっと読む)


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