説明

河野新素材開発株式会社により出願された特許

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【課題】合成樹脂原料、とりわけエポキシ樹脂原料としてより適した精製リグニン、また、それを使用した、安価でかつ植物原料の使用率が高く、更に力学的性能の優れたエポキシ樹脂を提供する。
【解決手段】イネ科植物を原料としたアルカリ蒸解法によるパルプ廃液を酸性にして沈殿物を回収して得たイネ科植物リグニンを、さらに親水性有機溶媒の可溶分と不溶分に分離し、不溶分を除去し可溶分のみを回収したものである精製イネ科植物リグニン。この精製イネ科植物リグニンにエピクロロヒドリンを反応させているものであって、前記リグニンの使用割合が60重量%以上であるエポキシ樹脂。エポキシ樹脂に、この精製イネ科植物リグニンを硬化剤として使用して得たエポキシ樹脂硬化物であって、リグニンの使用割合が30%以上であるエポキシ樹脂硬化物。 (もっと読む)


【課題】 ケナフを原料とし合成樹脂接着剤を使用しないボードの製造において、生産効率が良くコストの低いボードの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ケナフの小片をマット化し、そのマットの表面には水が添加されており、次いでそのマットをプレス機で180〜260℃の温度で加熱加圧することにより、高温高圧水蒸気処理とボード成型とを一つの工程で行うことを特徴とするボードの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 リグニンを使用して、安価でかつ石油系原料の使用比率がより低く植物原料の使用比率がより高いエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化物を提供することを目的とする。
【解決手段】 アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンにエピクロロヒドリンを反応させているものであって、前記リグニンの使用割合が70重量%以上であることを特徴とするエポキシ樹脂である。
また、エポキシ樹脂に、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンを硬化剤として使用して得たエポキシ樹脂硬化物であって、リグニンの使用割合が40%以上であることを特徴とするエポキシ樹脂硬化物の製造方法である。
また、前記エポキシ樹脂がアルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンにエピクロロヒドリンを反応させたものであり、リグニンの使用割合が80%以上であることを特徴とするエポキシ樹脂硬化物である。 (もっと読む)


【課題】 植物成分リグニンを使用して、安価で耐熱性の優れたエポキシ樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤を提供することを目的とする。
また、本発明はかかるエポキシ樹脂とエポキシ樹脂用硬化剤の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンとフェノール類とを酸触媒下で反応させてなるリグニンフェノール樹脂にエピクロロヒドリンを反応させていることを特徴とするエポキシ樹脂である。
また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科植物リグニンとフェノール類とを酸触媒下で反応させたリグニンフェノール樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂用硬化剤である。
また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科リグニンとフェノール類とを、重量比でイネ科リグニン:フェノール=100:20〜100の割合で使用し、酸触媒をイネ科植物リグニンに対して0.2〜5重量%使用して反応させ、反応後中和し、次いで減圧蒸留によって未反応フェノールを除去し、水洗して精製したリグニンフェノール樹脂を、アルカリ触媒下エピクロロヒドリンと反応させることを特徴とするエポキシ樹脂の製造方法である。
また、アルカリ蒸解法によるパルプ廃液から回収したイネ科リグニンとフェノール類とを、重量比でイネ科リグニン:フェノール=100:20〜100の割合で使用し、強酸触媒をイネ科植物リグニンに対して0.2〜5重量%使用して反応させ、反応後中和し、次いで減圧蒸留によって未反応フェノールを除去し、水洗いして精製することを特徴とするエポキシ樹脂用硬化剤の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 アブラヤシ木部を原料とし、寸法安定性が良好で、毛羽立ちが無く、腐敗しにくい利用価値の高い改良木材を提供することを目的とする。
【解決手段】 アブラヤシ木部に、リグニン又はリグニンの変成物が添加され、その後に加熱処理させたものであることを特徴とする改良木材である。
また、アブラヤシ木部に、リグニン又はリグニンの変成物を溶媒に溶解して含浸又は注入した後、加熱処理することを特徴とする改良木材の製造方法でもある。 (もっと読む)


【課題】 未反応物の含有量が少なく、かつ安価な新規のリグニンフェノール系樹脂を提供することを目的とする。
また、かかる新規のリグニンフェノール系樹脂の製法であって、かつ未反応フェノールと未反応リグニンの残存が少なく収率の高いリグニンフェノール系樹脂の製造方法を提供する
【解決手段】 リグニン原料とフェノール類及び前記フェノール類に対し0.1〜5モルのテルペンとを反応させていることを特徴とするリグニンフェノール系樹脂である。
また、リグニン原料とフェノール及び前記フェノール類に対し0.1〜5モルのテルペンとを反応させることを特徴とするリグニンフェノール系樹脂の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 紙の微細繊維や製紙スラッジを使用して、安価で、無害で、作業効率もよく、さらに使用後の処分も容易な雑草抑制剤を提供する。
【解決手段】 紙の微細繊維又は製紙スラッジを水に分散させたものであり、地面に散布すると水分が地中にしみこみ、固形分が地面を覆って固化することを特徴とする雑草抑制剤を得る。 (もっと読む)


【課題】 発泡ガラスの保水性を持続させるとともに、水分が気化されやすい構造を付与することによって、水分が長期的かつ効率的に気化し、周囲の熱を奪い気温の上昇を抑制する機能の優れた気温上昇抑制材を提供する。
【解決手段】 原料として発泡ガラスとセラミックス原料とが、重量比で80:20〜10:90の配合割合で使用されており、300〜1200℃の温度で焼成されている気温上昇抑制材を提供する。
また、前期原料に対してリグニンスルホン酸塩が0.1〜10重量%添加されており、前期温度で焼成されている気温上昇抑制材を提供する。 (もっと読む)


【課題】 植物の育成を阻害せず、土中に長期残存せず、安価でかつ耐水性に優れた緑化基盤材用接着剤を提供する。
【解決手段】 pH6以下に調整されたリグニンスルホン酸塩またはリグニンスルホン酸と、ケイ酸アルカリからなる緑化基盤材用接着剤を得る。 (もっと読む)


【課題】 吸着容量が、従来の吸着機能が付与されたセラミックス製品と比較してはるかに大きく、有害物質、臭気の発生する場所で使用して十分に吸着機能をまっとうできる、吸着機能が付与されたセラミックス製品を提供する。
【解決手段】 セラミックス原料にセラミックス原料に対して2〜200重量%のリグニンスルホン酸塩を混合したものを焼成して得たセラミックス製品であって、焼成過程でリグニンスルホン酸塩のリグニン部分が燃焼して気化しその場所が空洞化することによりセラミックス製品の材質そのものが多孔質構造になっているセラミックス製品を提供する。 (もっと読む)


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