説明

大和特殊硝子株式会社により出願された特許

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【課題】各栓体の装着が容易で、安価に実施することができ、しかも、第2収容室に収容した液体を蒸気で加熱滅菌できるものでありながら、第1収容室内で薬液を凍結乾燥することができ、また、筒体を合成樹脂材料で容易に形成できるようにする。
【解決手段】互いに別体の前側筒体部分(2a)と後側筒体部分(2b)とを保密状に接続して筒体(2)にする。前側筒体部分(2a)内に前側栓体(5)を装着し、前側栓体(5)の後方に第1収容室(8)を形成する。後側筒体部分(2b)内には、中間栓体(6)と後側栓体(7)とを前側から順に装着して、中間栓体(6)と後側栓体(7)との間に第2収容室(9)を形成する。前側筒体部分(2a)の後端寄り部から後側筒体部分(2b)の前端寄り部までの間の、第1収容室(8)の内周面に、中間栓体(6)による封止を解除するバイパス(16)を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、用時にはシール部材に注射針等を確実に刺通できるようにする。
【解決手段】バイアル(2)上端の開口部(6)を覆うシール部材(8)と、シール部材(8)を開口部(6)周囲の鍔部(7)上面へ押圧する合成樹脂製キャップ(9)とを有する。シール部材(8)は鍔部(7)の上面に載置されるフランジ部(10)を有する。キャップ(9)は、フランジ部(10)の上方に配置した上壁(15)と、上壁(15)の外周縁部から垂下した筒部(16)と、筒部(16)の内方に配置された係止部(18)とを備える。全打栓姿勢に切り換えると係止部(18)は鍔部(7)の下面へ係止される。上壁(15)の下面のうち、開口部(6)の内径よりも大きく、且つフランジ部(10)の外径よりも小さい環状部分に、下方へ突出した受止用突起部(27)を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、バイアルの全高やシール部材のフランジ部の厚さ等に寸法公差があっても、バイアルの開口部をシール部材で確実に密封できるようにする。
【解決手段】バイアル(2)上端の開口部(6)を覆うシール部材(8)と、シール部材(8)を開口部(6)周囲の鍔部(7)上面へ押圧する合成樹脂製キャップ(9)とを有する。キャップ(9)は、フランジ部(10)の上方に配置した上壁(15)と、上壁(15)の外周縁部から垂下した筒部(16)と、筒部(16)の内方に配置された係止部(18)とを備える。シール部材(8)は鍔部(7)の上面に載置されるフランジ部(10)を有する。フランジ部(10)の上面に、平面視でそのフランジ部(10)の外周縁と接し、且つこの外周縁に沿った環状に、圧縮用凸部(29)を形成する。 (もっと読む)


【課題】シール部材を半打栓姿勢から密封姿勢へ簡単に切換えできるうえ、密封後はこの密封姿勢を確実に保持でき、しかも簡単な構成で安価に実施できるようにする。
【解決手段】バイアル2は、有底筒状の胴部とその上方に延設した首部6を備える。首部6の上端部外周面に径方向外側へ膨出した鍔部9を形成する。密封装置1はシール部材11と保持部材12とを有する。シール部材11は円板状の本体部14を備え、本体部14の周縁部に首部6の上端面へ密着する密着部16を形成する。保持部材12は押圧部19と筒状部20とを備える。筒状部20の下部はその弾性復元力に抗して拡径可能であり、内方へ突出した係止部24を備える。係止部24の上面に形成した係止面27は、筒状部20の中心軸25と直交する平面を備える。 (もっと読む)


【課題】筒体の内周面に潤滑剤を予め塗布しなくても、栓体を容易に保密摺動できるようにする。
【解決手段】注射器(1)の円筒状筒体(2)内に装着される注射器用栓体である。筒体(2)は先端側に注出口を有し、後端側にプランジャロッド用挿入口を開口してある。栓体(3)の外周面には複数箇所に環状の大径部(12)を突設する。この外周面のうち最先端側の大径部(12)よりもさらに先端側に、先端側端縁に沿って環状の潤滑剤溜り部(14)を凹設する。この潤滑剤溜り部(14)にシリコン液(10)を貯溜する。 (もっと読む)


【課題】胴部の内径よりも狭い口部が一体に形成された、水平面上に自立できる容器であり、液体収容物のほぼ全量を容易に取り出すことができ、安価に実施できるようにする。
【解決手段】有底筒状の胴部(2)の上端に、胴部(2)の内径よりも狭い口部(3)が一体に形成してある。胴部(2)下端の底部(6)の下面に水平面上へ安定的に載置できる水平接地部(7)が形成してある。底部(6)の内面は、中央部に周縁部よりも深い凹部(8)が形成してあり、この中央部に向かって徐々に深くなるとともに、その中央部と周縁部との間が胴部(2)内に向かって突出する湾曲面に形成してある。底部(6)には、周縁部に沿って、中央部よりも肉厚の厚い厚肉部(9)が形成してある。この厚肉部(9)の外周面に、環状の溝部(10)が形成してある。 (もっと読む)


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