説明

株式会社植物ゲノムセンターにより出願された特許

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イネの根から、根で特異的に発現をするニコチアナミンシンターゼ遺伝子の5’上流域を単離し、この上流域のDNAを解析し、鋭意検討を重ねた結果、根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するDNA配列を特定することに成功した。本発明のプロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 イネ品種を迅速かつ簡便に鑑別可能な方法のための有用な多型マーカー、さらには、当該マーカーを利用した効率的なイネ品種鑑別方法、および有用形質を有するイネの育種方法の提供を課題とする。
【解決手段】 近縁品種を多く含む9品種についてイネゲノム全域を網羅的に探索することにより、これまで識別ができなかった品種間の識別を可能にするSNPsを含む、多数の新規SNPs部位を見出すことに成功した。また、従来のDNAマーカー育種およびこれを大幅に効率化した「ゲノム育種」に有用な、遠縁品種間のSNPs部位も多数見出すことに成功した。 (もっと読む)


イネの根から、根で特異的に発現をするユビキチン融合遺伝子(ubiquitin/ribosomal protein S27a gene)の5’上流域を単離し、この上流域のDNAを解析し、鋭意検討を重ねた結果、根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するDNA配列を特定することに成功した。本発明のプロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させることが可能である。 (もっと読む)


イネの根で特異的に発現をするジャーミン様タンパク4(probable germin protein 4)遺伝子の5’上流域を単離し、この上流域のDNAを解析し、鋭意検討を重ねた結果、根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するDNA配列を特定することに成功した。本発明のプロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させることが可能である。 (もっと読む)


本発明は、改良植物品種の作出を目的とした連続戻し交配において、次世代の交配に供する個体の選抜効率を高め、迅速な育種方法を提供すること、及び「コシヒカリ」の良食味を保持したまま耐倒伏性を付与した改良イネ品種を短期間に作出することを目的とする。 本発明は、目的形質が導入された改良植物品種の迅速な育種方法であって、以下の工程:(a)対象となる植物品種に目的形質を有する他の植物品種を交配し、(b)交配後代の染色体の遺伝子型を、幼植物期において一塩基多型(SNP)マーカーを用いてタイピングし、(c)タイピングした遺伝子型に基づいて次世代の交配に供する個体を選抜し、(d)選抜した個体に前記の対象となる植物品種を戻し交配し、(e)上記(b)から(d)の工程を少なくとも3回繰り返すこと、を含む、前記育種方法に関する。 (もっと読む)


【課題】穀物中に存在する遺伝子の発現レベルを指標として、穀物の食味を判定する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
本願発明者らは上記課題を解決するために、まず、イネ成熟種子胚乳(米粒)内で発現する遺伝子の転写量に着目し、良食味米と非良食味米との間で胚乳内転写量に差が認められる遺伝子を多数選抜した。これら選抜した遺伝子の中から食味と相関性が見られる遺伝子を選抜し、これら複数の遺伝子の発現量を用いて、クラスター解析により総合的に食味を評価する方法を開発した。この方法により少量(数グラム)の米サンプルで、多検体同時に、かつ短時間で官能検査と相関性の高い評価を下すことが可能となった。 (もっと読む)


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