説明

ボストン サイエンティフィック リミテッドにより出願された特許

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医療器具に対する血管内皮細胞の接着を強化するための、細胞接着ポリペプチドの被膜を有する医療器具。細胞接着ポリペプチドは、細胞接着に関与することが知られている細胞外基質の任意のタンパク質、又はRGD或いはYIGSR等の誘導体ペプチドであり得る。前記ポリペプチドはポリウレタンのようなポリマー骨格に組み込まれるか、又はポリビスホスフォネートのようなポリマーにグラフトされ得る。前記ポリペプチドはまた、抗体に保持され又はバクテリオファージにディスプレイされ得る。前記ポリペプチドはまた、接着性アミノ酸配列を有するように変性され得る。一実施形態において、前記医療器具は更に、ポリペプチドをバイオファウリングから保護する一時的なバリアを備える。前記一時的なバリアは生分解性ポリマーから形成され、ポリペプチドを覆う被膜として、又はポリペプチドを封入する複数のミセルとして構成され得る。一実施形態において、前記ポリペプチドは、ポリペプチドの単分子層を形成するように医療器具上に被覆され得る。 (もっと読む)


鼡径部および下大静脈を通して心臓の右側内へと導入される電気生理学カテーテルは、操縦可能な遠位セクションと、この遠位セクションの近位に位置する逸脱セクションとを有する細長の可撓性シャフトを備える。遠位セクションは、冠状静脈洞内へと挿入され、そして、遠位セクションをカテーテル内に係留するために、カテーテルに対して後退操縦力が加えられ、その後、逸脱セクションを右心房上部に対して逸脱させるために、カテーテルがさらに進められる。冠状動脈洞および右心房上部の両方における電気的な経路は、カテーテル上の遠位セクションおよび逸脱セクション上に担持されるそれぞれの電極対を用いてマッピングされる。
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巨大分子と複合体を形成した無機材料を含む生分解性コーティングを有する医療器具。生分解性コーティングの生分解によって、巨大分子を備えた無機材料のナノ粒子が放出され、巨大分子はその放出されたナノ粒子と複合体を形成している。無機材料は、ナノ構造コーティングとして医療器具上に直接施されてもよいし、または生分解性ポリマーの層中に、または同層の下に分散されていてもよい。医療器具本体は生分解性金属材料を含み得る。また、本発明の医療器具を用いた巨大分子を体組織に送達する方法も提供される。 (もっと読む)


医療用取出し器具が、2本又は3本以上の脚で形成されたバスケットを有する。バスケットは、体内から物体(例えば、尿結石)を取り出すために使用できる。バスケットは、石の包封のために開閉する。バスケットが依然として人体の中に存在した状態で脚を開くことによって捕捉されている石をバスケットから解放できる。バスケットは、可撓性という特性、物体の捕捉の容易さ及び物体の解放の容易さを最適化するよう設計された形状及び構成を備えている。
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本発明はバルーンが最初に形成されたときの温度及び圧力と比較してより低い温度且つより高い圧力にて予め形成されたバルーンをより大きな所定の形状にモールド成型することにより、バルーンの再折り畳み性(refoldability)を向上させる方法に関する。
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本発明の一局面にしたがって、金属性領域と接触した少なくとも1つのポリマーの領域を含む、移植可能なまたは挿入可能な医療デバイスが提供される。このポリマーの領域は、少なくとも1つの低Tgブロックおよび少なくとも1つの高Tgブロックを含有する少なくとも1つのブロックコポリマーを含む。このポリマーの領域は、1つ以上のハロ−シラン基、アルコキシ−シラン基、エポキシ基、無水物基、フェノキシ基、ヒドロキシル基、アミノ基、スルホナート基およびカルボキシル基から選択される少なくとも1つの付着促進基を含む少なくとも1つのポリマーを含み、この少なくとも1つのポリマーは、ブロックコポリマー、補完的なポリマーまたはそれらの両方に相当し得る。
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体内用器具は長尺状管状部材を備える。管状部材は、超弾性特性及び/又は形状記憶特性を有する1つ以上の材料を含むことができる。管状部材は、1つ以上の変形可能領域と、1つ以上の弾性領域とを備えることができる。変形可能領域は、弾性領域の材料よりも弾性が劣る材料を含むことができる。変形可能領域及び弾性領域は異なる材料を含有するか、又は、変形可能領域及び弾性領域は、前記領域のうちの1つの弾性又は弾性のタイプを、他の領域に対して変化させるために処理された、同一の又は類似の材料を含有して、弾性領域と変形可能領域との間に異なる弾性をもたらすことができる。体内用器具は、例えばガイドワイヤ、カテーテル、又は長尺状管状部材を備えることができる他の体内用器具とすることができる。
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本発明の一局面によれば、医療用デバイスが提供され、該医療用デバイスは、以下のような構成部品:(a) 少なくとも1種の分解促進剤を含む内側領域;および(b) 少なくとも1種の生分解性ポリマーおよび少なくとも1種の治療薬を含み、該内側領域上に設けられた外側領域を含む。
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本願は、心臓欠陥に使用されるための装置及び方法に特に関し、より詳細には、本願は、第一の形態からこの第一の形態より大きな第二の形態に拡張する、管腔を形成するフレームを含む装置に関する。装置は、さらにフレームを固定するためにフレームから延びるアンカー部材を含んでおり、第二の形態にあるときに、管腔の少なくとも一部を閉塞するフレームのプラグ部分を含む。
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バルーン付きカテーテル(10)は、主要膨張バルーン(20)と、主要膨張バルーンの片側に位置する補助膨張バルーン(30)とを含んでなることができる。補助バルーンは、第1の部分および第2の部分を含んでなり、第1の部分のほうが主要バルーンの近くに位置している。第2の部分の大きさは第1の部分より大きく、第2の部分の一部は第1の部分の外側に向かって伸び、第1の部分から張り出す。いくつかの実施形態では、膨張した状態の補助バルーンの断面形状はキノコ形からなる。
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