説明

三井造船プラントエンジニアリング株式会社により出願された特許

41 - 41 / 41


【課題】第1に、亜酸化窒素を、その加熱分解温度未満の温度下、例えば300℃〜400℃程度の温度下で、窒素と酸素に還元,分解可能であり、もって各種コスト面に優れると共に、第2に、高い触媒活性にて、確実に還元,分解することができる、亜酸化窒素の分解触媒を提案する。
【解決手段】この分解触媒1は、周期表第8族の第5周期や第6周期の金属、代表的には白金,ロジウム,パラジウムを、選択的又は併用的に使用してなり、多孔担体4に付着担持されている。そして、その原子構造の最外殻s軌道の1個の不対電子の過渡的な電子供与作用、および、その内側殻d軌道の1個や2個の正孔の過渡的な電子収奪作用、又は、これらに準じた原子構造の同様な作用に基づき、亜酸化窒素の分解障壁である結合,活性化エネルギーを下げ、もって排気ガス2中に含有された亜酸化窒素を還元,分解する。 (もっと読む)


41 - 41 / 41