説明

三井造船プラントエンジニアリング株式会社により出願された特許

11 - 20 / 41


【課題】第1に、排煙が無煙無害化されると共に、第2に、しかもこれが、コスト面に優れて実現され、第3に、そして火災現場の臨場感を十分体感でき、第4に、安全性や汎用性にも優れた、実火災訓練装置を提案する。
【解決手段】この実火災訓練装置8は、火災現場に準じた臨場感で濃煙Sと熱気Hを体感させる装置であって、本体部9と排煙処理装置10を有してなる。本体部9は、内部が訓練対象者の訓練ブースとなる大型ケーシング状,コンテナ状をなすと共に、奥側に、濃煙Sと熱気Hを発生させる燃焼発煙コーナー11が設けられ、反対側に、外気吸気口13付きのコンテナ扉12が設けられている。排煙処理装置10は、本体部9の上位に設けられ、バーナー25と煙燃焼エリア26と排煙ブロワ27等を備えており、本体部9から濃煙Sが排煙Eとして導入され、完全燃焼により無煙無害化されて大気放出される。 (もっと読む)


【課題】第1に、ロジウム触媒が確実に被毒解除されると共に、第2に、これは簡単容易に実現され、第3に、更に亜酸化窒素の還元,分解への参画も考えられる、ロジウム触媒の被毒解除システム、および被毒解除方法を提案する。
【解決手段】この被毒解除システムおよび被毒解除方法において、ロジウム触媒1は、排気ガス2中に含有された低濃度の亜酸化窒素を、その熱分解温度未満の加熱温度下で、窒素と酸素に還元,分解する。被毒物質は、ロジウム触媒1表面に吸着した硫黄化合物、代表的には硫酸イオンや、亜硫酸の亜硫酸水素イオンよりなる。そして、被毒物質にて被毒したロジウム触媒1の被毒解除は、水素を供給することにより実施される。すなわち水素供給により、硫黄化合物より還元性の強い発生期の原子状水素が生成され、もって硫黄化合物に代わってロジウム触媒1表面に吸着することにより、被毒解除が行われる。 (もっと読む)


【課題】第1に、低い発熱量の生成ガスを燃料ガスとした場合でも、支障なく安定運転可能となり、第2に、しかもこれが簡単容易な構成により、コスト面にも優れて実現される、エンジンシステムを提案する。
【解決手段】このエンジンシステム1は、燃料ガスAを使用し、エンジンがロータリーエンジン4よりなり、過給器5を備えている。燃料ガスAは、木質バイオマスB,VOC,廃食油,その他の炭化水素系化合物を、加熱,気化,改質して得られ、少なくとも水素や一酸化炭素を含有した生成ガスよりなる。又、過給器5に付随して、インタークーラー6が付設されており、ロータリーエンジン4の主軸には、隣接付設された発電機7が連結されている。そして例えば、燃料ガスAと空気Cが、混合器8にて混合された後、過給器5にて圧縮されてから、ロータリーエンジン4のハウジング9内へと供給される。 (もっと読む)


【課題】第1に、揮発性有機化合物(VOC)を、エンジン燃料として有効利用すると共に、第2に、しかもこれが効率的に、コスト面にも優れて実現される、揮発性有機化合物の処理システムを提案する。
【解決手段】この処理システム1は、揮発性有機化合物を含有した排気ガス2を処理し、濃縮装置5,回収装置6,改質反応器7,エンジン3等を有している。濃縮装置5は、排気ガス2について、揮発性有機化合物を濃縮して濃縮ガス8を生成する。回収装置6は、濃縮ガス8について、揮発性有機化合物をフィルターに吸着し、スチーム吹付けにより脱着して、脱着ガス15を生成する。改質反応器7は、脱着ガス15を改質して、改質ガス16を生成する。エンジン3は、改質ガス16を燃料として駆動される。ロータリーエンジン等のエンジン3の排気ガス4の熱量は、改質用,回収用,濃縮用に利用される。 (もっと読む)


【課題】第1に、反応効率に優れると共に、第2に、しかもこれが、簡単容易に実現される、トルエン類の酸化処理装置および酸化処理方法を提案する。
【解決手段】この酸化処理装置2や酸化処理方法では、マイクロリアクター1が使用され、マイクロ流路3と光触媒4と紫外線照射手段5を、有している。光触媒4は、紫外線照射にて酸化力を発揮する。マイクロ流路3では、まず、圧入されたトルエン類がベンジルカチオン類に酸化され、次にベンジルカチオン類が、途中で圧入された水へと移行し水と反応してベンジルアルコール類化し、それからベンジルアルコール類が、ベンゾアルデヒド類に酸化される。酸化反応は、層流のトルエン層14と光触媒4の界面17や、層流の水層15と光触媒4の界面18で、分子拡散により行われる。又、水への移行および水との反応は、トルエン層14と水層15間の界面16で、分子拡散により行われる。 (もっと読む)


【課題】第1に、木質バイオマスガスの燃料化に際し、含有しているタールの化学エネルギーを、燃料ガスの化学エネルギーへと効率良く変換し、第2に、しかもこれが、コスト面や効率面に優れつつ達成される、木質バイオマスガスの改質システムを提案する。
【解決手段】この改質システムは、熱分解炉1,改質反応器2,エンジン3を有している。熱分解炉1は、エンジン3の排気ガスBを利用して、木質バイオマスAを熱分解する。改質反応器2は、上部から、熱分解炉1の熱分解で得られた炭化物粒Cが供給されると共に、下部から、熱分解炉1の熱分解で得られた生成ガスDが供給される。そして、生成ガスDの温度に、空気F導入による内燃法の部分燃焼の熱を加えた高温のもとで、生成ガスD中のタール蒸気Eが、生成ガスD中の水蒸気と反応して、水素,メタン,一酸化炭素等に改質される。エンジン3は、生成ガスDの改質ガスGを燃料として使用する。 (もっと読む)


【課題】第1に、揮発性有機化合物を、エンジン燃料として効率的に有効利用すると共に、第2に、しかもこれが、設備コストやランニングコスト等にも優れつつ実現される、揮発性有機化合物の処理システムを提案する。
【解決手段】この処理システムは、濃縮装置4,エンジン2,回収装置5等を、備えてなる。そして濃縮装置4は、揮発性有機化合物を吸着し、その吸着された揮発性有機化合物を熱風9吹付けにより脱着し、濃縮ガス8を生成する。回収装置5は、濃縮装置4から濃縮ガス8が供給され、含有された揮発性有機化合物をフィルターに吸着し、吸着された揮発性有機化合物をスチーム11吹付けにより脱着して、濃縮ガス12を生成する。エンジン2は、濃縮装置4又は回収装置5から供給される濃縮ガス8又は12中の揮発性有機化合物を、燃料として使用する。 (もっと読む)


【課題】第1に、反応効率等に優れると共に、第2に、しかもこれが、簡単容易にコスト面にも優れて実現される、難分解性有機化合物の還元,無害化用のマイクロリアクターを提案する。
【解決手段】このマイクロリアクター1は、マイクロ流路3に、難分解性の有機化合物2の水溶液4が圧入されて層流となると共に、紫外線照射面6以外の流路形成面7に、光触媒8が付着コートされており、有機化合物2は、紫外線(hν)照射に基づき、光触媒8との界面での分子拡散により還元される。界面では、光触媒8が紫外線照射により、外殻軌道の電子(e)が励起されて正孔(hole)が形成され、水が正孔にて電子を収奪されて、OHラジカル(・OH)が生成され、有機化合物2は、水がOHラジカルにて酸化される際に生成される発生期の原子状水素(H+e)にて、還元される。 (もっと読む)


【課題】第1に、二酸化炭素を確実に還元,固定化処理できると共に、第2に、しかもこれが簡単容易に、効率的に実現でき、第3に、有用物質への合成,活用も可能な、二酸化炭素の還元,固定装置および還元,固定方法を、提案する。
【解決手段】本発明の二酸化炭素の還元,固定装置1、および還元,固定方法では、酸性雰囲気へのpH調整と、鉄(Fe),2価の鉄イオン(Fe2+),3価の鉄イオン(Fe3+)等の添加や生成により、発生期の原子状水素等、電子(e)とプロトン(H)の組み合わせに基づき、二酸化炭素(CO2)を、少なくとも蟻酸(H-COOH)、その他の有用物質に還元,固定化する。そしてこのような還元,固定化処理が行われる処理槽2と、処理槽2に付設された二酸化炭素水溶液の供給手段3と、酸性雰囲気へのpH調整手段4と、鉄粉や2価の鉄イオン等の添加手段5と、後処理槽6等を、備えている。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルが効率的に大量に生成され、もってエストロゲンを確実に酸化,分解することができ、第2に、しかもこれが、ランニングコスト,後処理コスト,制御の容易性,処理の安定性,イニシャルコスト、等にも優れて実現される、エストロゲン含有水の処理装置、および処理方法を提案する。
【解決手段】この処理装置2および処理方法は、被処理水3に含有されたエストロゲン1を、フェントン法に基づき酸化,分解する。そして処理装置2は、処理槽4と、処理槽4に付設された被処理水供給手段5,過酸化水素添加手段6,鉄イオン添加手段7,pH調整手段8とを、備えている。過酸化水素添加手段6は、処理槽4の被処理水3に過酸化水素を添加し、鉄イオン添加手段7は、処理槽4の被処理水3に2価の鉄イオンを添加し、pH調整手段8は、処理槽4の被処理水3を所定の弱酸性に維持する。 (もっと読む)


11 - 20 / 41