説明

三井造船プラントエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】第1に、設備が小型化しコスト面に優れ、第2に、バイオマス燃料の発熱量が向上し、第3に、タールが確実に低減,除去されると共に、第4に、各種燃料に対応したエンジン制御が行われ、第5に、このような制御が可能で容量的難点も克服されるインジェクターを採用した、バイオマス燃料対応型のエンジンシステムを提案する。
【解決手段】このエンジンシステムは、タール改質反応器1とロータリーエンジン10とを、備えている。そしてタール改質反応器1は、バイオマスAをガス化炉2に投入して得られた生成ガスBが供給され、もって含有されたタールCを水素,一酸化炭素,二酸化炭素等に水蒸気改質して、改質ガスDが得られる。ロータリーエンジン10は、発熱量や組成が異なる各種の改質ガスDを、その燃料Hとして使用可能であり、複数個のインジェクター15と、各燃料Hに対応した個別制御を実施可能な制御部16と、を有している。 (もっと読む)


【課題】第1に、二酸化炭素を固定化できると共に、第2に、しかもこれが、効率的に,無駄なく,簡単容易に,コスト面にも優れつつ実現され、第3に、更に蟻酸その他の有用な高分子有機化合物の合成も可能な、二酸化炭素処理装置を提案する。
【解決手段】この処理装置1は、処理槽3に二酸化炭素注入手段5から二酸化炭素を注入して、二酸化炭素溶存水2とし、二酸化炭素溶存水2に、過酸化水素添加手段6が反応当初に過酸化水素水を全量添加し、鉄イオン添加手段7が2価の鉄イオン溶液を分割添加する。pH調整手段8は、二酸化炭素溶存水2に、過酸化水素水の添加前や鉄イオン溶液分割添加の都度、pH調整剤を添加してpH4程度に維持する。もって、フェントン主反応や、その付随的,副次的,連鎖的反応によって、OHラジカルが生成され、そして水素ラジカルが生成されて、二酸化炭素が蟻酸その他の有用物質に合成,固定される。 (もっと読む)


【課題】第1に、OHラジカルが効率的に生成され、ランニングコスト等に優れると共に、第2に、後処理コストにも優れ、第3に、薬品添加量制御が容易で、第4に、処理安定性,イニシャルコスト,スペース面等にも優れた、有機砒素化合物含有水の処理装置および処理方法を提案する。
【解決手段】この処理装置2および処理方法では、処理槽4の処理水3に、過酸化水素添加手段6が、反応当初に過酸化水素の水溶液を全量添加し、鉄イオン添加手段7が、過酸化水素の添加後に2価の鉄イオン溶液を分割添加し、pH調整手段8が、過酸化水素の添加前や鉄イオン溶液の分割添加の都度、pH調整剤を添加して被処理水3をpH4程度に維持する。もって、フェントン主反応や付随的,連鎖的反応にて、OHラジカルが生成されて、被処理水3に含有された有機砒素化合物1が酸化,分解,無機化される。 (もっと読む)


【課題】第1に、発熱量や組成の異なる各種燃料に対応した制御が行われ、第2に、このような制御を可能ならしめると共に、容量的難点も克服されるインジェクターを採用した、エンジンシステムを提案する。
【解決手段】このエンジンシステムは、発熱量や組成が異なる各種燃料を使用可能であり、複数個のインジェクター2と、各燃料Hに対応した制御を実施する制御部3と、を有している。そして、ロータリーエンジン1が代表的に使用される。燃料Hとしては、例えば、木質系バイオマスの加熱生成ガスを、水素や一酸化炭素を含有すべく水蒸気改質した改質ガスも、使用可能である。各インジェクター2は、燃料Hを独立して直接噴射可能である。制御部3は、各燃料Hそれぞれの発熱量や組成に基づくロータリーエンジン1の駆動情報をも勘案して、各インジェクター2や点火プラグ8を制御可能である。 (もっと読む)


【課題】 気泡塔によるガス吸収装置や酸化反応装置等のガス吸収処理装置におけるガス相から液相への目的とするガス成分の移動の安定化を図ることができるよう、気泡の細分化と分散化、気泡径の安定化を確保すると共に、被処理液に対する処理ガス量の制御を容易に行えるガス吸収処理装置を提供する。
【解決手段】 被処理液を滞留させる被処理液タンク2の下部に、適宜数の気泡発生器3を設置する。この気泡発生器3をベンチュリ管9で構成して、気泡発生液と処理ガスとを導入すると、処理ガスのマイクロバブルが生成され、このマイクロバブルが前記被処理液タンク2に供給される。 (もっと読む)


【課題】第1に、処理設備,能力,コスト面等に優れると共に、第2に、処理が迅速かつ確実に実施される、水浄化処理装置を提案する。
【解決手段】この水浄化処理装置1は、直流電気分解に基づき生成されたOHラジカルにより、水に含有された有機化合物2を酸化,分解する。負極4では、供給電子にて水と溶存酸素が還元されて、水酸化イオンが生成され、正極5では、正孔にて該水酸化イオンが酸化されて、OHラジカルが生成される。そしてOHラジカルは、例えば、有機構造の二重結合や水素原子を対象とし、これをOH基で付加又は置換することに基づき、炭素連鎖,有機結合,分子結合を切断,分解,分断し、最終的には、水素,二酸化炭素,水,その他の低分子化合物に、酸化,分解する。又、正極5や負極4で生成された酸素や水素の気泡6にて、酸化,分解過程の中間生成物が、付着,上昇,分離,除去される。 (もっと読む)


【課題】第1に、炭層ガスの水素等への効率的燃料化が、コスト面にも優れつつ実現され、第2に、石炭液化用の水素もその場で提供可能で、石炭液化促進にも寄与可能な、炭層ガスの改質システムを提案する。
【解決手段】この改質システムは、供給された炭層ガス1の改質反応器2を備えている。炭層ガス1は、水分を随伴した湿りガスよりなり、メタンを主成分とし、エタンやプロパンも僅かに含有している。改質反応器2は、高温加熱下において触媒7のもとで、炭層ガス1と水蒸気とを反応させて水蒸気改質し、生成された改質ガス8は、水素と一酸化炭素や二酸化炭素とを主成分とする。改質ガス8として得られた水素は、各種の燃料,エネルギー源として使用されると共に、例えば石炭液化に利用され、高分子構造の石炭から低分子化された液化炭化水素を得るために使用される。 (もっと読む)


【課題】第1に、濾過ケーキの効率的燃料化等が、コスト面にも優れつつ実現され、第2に、石炭液化用の水素も液化現場で提供可能で、石炭液化も促進される、浮選濾過ケーキの改質システムを提案する。
【解決手段】この改質システムは、改質反応器5を備えている。そして改質反応器5では、微粉炭2の浮選工程において気泡に付着して浮上回収された濾過ケーキ1が、水蒸気改質される。微粉炭2の濾過ケーキ1は、付着水分3を保有しており、酸素を含む炭化水素を主成分とする。改質反応器5は、高温加熱下において触媒6のもとで、濾過ケーキ1の微粉炭2と水蒸気とを反応させて水蒸気改質し、もって生成された改質ガス7は、水素,一酸化炭素,二酸化炭素等を主成分とする。改質ガス7として得られた水素は、各種の燃料,エネルギー源として使用されると共に、例えば石炭液化に利用される。 (もっと読む)


【課題】 光触媒反応を利用した反応において、反応液中の反応分子を効率よく反応させるとともに、その反応の進行を制御し、選択的に目的生成物を得ることが可能な光触媒担持マイクロリアクターを提供すること。
【解決手段】 光透過性材料より形成され、反応基質Aおよび反応分子Bを含んだ反応溶液を流通させる微細な反応流路を有する反応器と、前記反応流路に形成された光触媒担持膜と、該光触媒担持膜の表面に光を照射する光照射装置とを備え、反応基質Aと反応分子Bとは、光触媒反応により反応分子Bが中間生成物Cを生成し、次に、反応基質Aと中間生成物Cとが反応して目的生成物Dが生成する関係であり、反応基質Aの濃度と、光触媒担持膜の比表面積と、反応流路の光触媒担持領域は、目的生成物Dと中間生成物Cとが更に反応して副生成物を生成する前に、反応溶液が光触媒担持領域から脱出する関係に設定されている。 (もっと読む)


【課題】第1に、設備が小型化,小規模化し、第2に、諸コスト面に優れ、第3に、カロリー変動等にも対応でき、安定性に優れ、第4に、タール付着に強い等、耐久性にも優れ、第5に、カロリーアップ,高効率化が実現される、木質ガスのコジェネレーション装置を提案する。
【解決手段】このコジェネレーション装置2は、ロータリーエンジン3の排気ガス4を利用して木質ガス1を改質する改質反応器5と、改質反応器5からの改質ガス6を燃料とするロータリーエンジン3と、を有している。木質ガス1は、木質材料7をガス化炉8に投入して生成され、高温であり高濃度のタール9を含有しており、ガス化炉8から改質反応器5に供給される。改質反応器5は、木質ガス1中のタール9を、ロータリーエンジン3の排気ガス4の熱を利用して、水素,炭素,メタン,一酸化炭素等に改質させる。 (もっと読む)


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