説明

株式会社DNAチップ研究所により出願された特許

21 - 30 / 33


【課題】定量PCRや定量RT−PCRを用いることなく、マイクロアレイ等における検出値を標準化し、異なる条件で検出した場合においても互換性のあるデータを得る方法を提供する。
【解決手段】本発明は、担体に固定された核酸関連物質であるプローブと、検出対象であり且つ核酸関連物質であるターゲットとをハイブリダイズさせ、当該ハイブリダイゼーション反応に基づくシグナル強度を測定することにより、被検試料中で発現している目的遺伝子のmRNAを定量するに際し、前記被検試料についての前記ハイブリダイゼーション反応に基づくシグナル強度の測定に加え、前記ターゲットとして、前記目的遺伝子の一部に対応し且つ前記プローブにハイブリダイズする配列を含むオリゴヌクレオチドを既知量加えて反応させ、前記シグナル強度の測定を行うことにより、前記被検試料中の目的遺伝子のmRNA量を補正して定量することを特徴とする目的遺伝子のmRNAの定量方法に関する。 (もっと読む)


【課題】大腸癌のリンパ節転移の有無を予測するための方法及び当該方法に利用できる遺伝子セットの提供。
【解決手段】下記(1)〜(4)の工程を含む、遺伝子セットの選択方法:(1)組織病理学的判定によりリンパ節転移の有無が明らかにされた患者の大腸癌原発巣組織における遺伝子発現情報を、リンパ節転移の有無を正分類率75%以上で分類できる遺伝子群をそれぞれの解析方法において選定する工程(2)(1)で用いた解析方法で選定された遺伝子群から、何れの解析方法でも共通して選定された共通遺伝子を選択する工程、(3)前記遺伝子発現情報を解析することにより、任意の2以上の遺伝子の組合せの中から、リンパ節転移の有無の分類を指示し、交互作用を示す遺伝子の組合わせを選択する工程、及び(4)前記共通遺伝子及び前記遺伝子の組合わせを説明変数としてリンパ節転移の有無を応答としたロジスティック回帰モデルにおける変数選択を行う工程。 (もっと読む)


【課題】 アミノ基の反応性が向上した、アミノ化オリゴヌクレオチドプローブを提供する。
【解決手段】 一般式1:


(式中、Rは水素原子またはアミノ基の保護基であり、RおよびRは、それぞれ独立して、二価の有機基であり、Aはオリゴヌクレオチドである)で表されるオリゴヌクレオチドプローブであり、さらにRおよびRが、それぞれ独立して複素原子を含んでいてもよい置換または無置換の二価の炭化水素であるオリゴヌクレオチドプローブを提供する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、肺癌の組織型、特に肺扁平上皮癌を判別する手段を提供することである。
【解決手段】 下記(i)〜(v)の工程により決定された遺伝子セットに含まれる遺伝子の発現を検出することを含む、肺扁平上皮癌を判別する方法:
(i)肺扁平上皮癌特異的に発現した遺伝子群の発現データを標準化する;
(ii)高判別能遺伝子の順位付けを行い、高判別能遺伝子リストを作成する;
(iii)高判別能遺伝子リストから遺伝子セットを選択する;
(iv)工程(iii)の遺伝子セットの判別能力評価を行う;
(v)判別能力を有する遺伝子セットを決定する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、肺癌の組織型、特に肺腺癌を判別する手段を提供することである。
【解決手段】 下記(i)〜(v)の工程により決定された遺伝子セットに含まれる遺伝子の発現を検出することを含む、肺腺癌を判別する方法:
(i)肺腺癌特異的に発現した遺伝子群の発現データを標準化する;
(ii)高判別能遺伝子の順位付けを行い、高判別能遺伝子リストを作成する;
(iii)高判別能遺伝子リストから遺伝子セットを選択する;
(iv)工程(iii)の遺伝子セットの判別能力評価を行う;
(v)判別能力を有する遺伝子セットを決定する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、肺癌の組織型、特に肺腺癌の胸膜浸潤を判別する手段を提供することである。
【解決手段】 下記(i)〜(v)の工程により決定された遺伝子セットに含まれる遺伝子の発現を検出することを含む、肺腺癌の胸膜浸潤を判別する方法:
(i)肺腺癌の胸膜浸潤症例特異的に発現した遺伝子群の発現データを標準化する;
(ii)高判別能遺伝子の順位付けを行い、高判別能遺伝子リストを作成する;
(iii)高判別能遺伝子リストから遺伝子セットを選択する;
(iv)工程(iii)の遺伝子セットの判別能力評価を行う;
(v)判別能力を有する遺伝子セットを決定する。 (もっと読む)


【課題】癌の予測方法及びドラッグデザイン方法の提供。
【解決手段】大腸癌組織検体及び正常組織検体から遺伝子を採取し、遺伝子の発現量を測定し、各遺伝子につき、大腸癌組織検体における発現が正常組織検体における発現と比べて低発現、中程度及び高発現の何れであるかを判定し、大腸癌組織検体を採取した大腸癌の状態と前記遺伝子の発現パターンとを関連付けた上で、状態が不明である大腸癌組織検体について、前記遺伝子の発現量を測定し、各遺伝子につき、その発現量が低発現、中程度及び高発現の何れに相当するかを判定し、その発現パターンから大腸癌の状態を予測することを特徴とする大腸癌の状態を予測する方法。 (もっと読む)


【課題】 DNAチップ上でDNA鎖の伸長反応を行って二本鎖にした後に、アニール処理にてプラスチック基板上で一本鎖DNAを残すことを可能にする。
【解決手段】 ホスホリルコリン基を有する第一単位とアミノ基を有する第二単位とを含む高分子物質を表面に有する基板に、DNA伸長用のプライマーDNAを固定化させ、所望する配列を有する鋳型DNA断片を含む試料が導入された反応系を、DNA鎖を熱変性する温度まで引き上げ、前記反応系の温度をアニール処理する温度まで下げ、前記反応系でDNA鎖の伸長反応を行うことを特徴とするDNA鎖伸長方法。 (もっと読む)


【課題】 短鎖の5’末端無修飾またはリン酸修飾された合成DNAの固定化量が高く、基板表面との結合強度が高く、かつ熱安定性の高いマイクロアレイを使用し、複数個の遺伝子をDNA複製酵素ポリメラーゼで増幅した後で、ハイブリダイゼーション法により遺伝子検出する基板上PCR法を提供すること。
【解決手段】ホスホリルコリン基を有する第一単位と電子求引性の置換基がカルボニル基に結合して活性化されたカルボン酸誘導基を有する第二単位とを含む高分子物質を表面に有する基板上において、(1)短鎖の5'末端無修飾又はリン酸修飾されたプローブDNAを基板上に固定化する工程、(2)核酸又はDNA断片を鋳型として、基板上で着目遺伝子をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)で複製・増幅する工程、及び(3)複製・増幅した着目遺伝子と基板上に固定化されている前記プローブDNAとをハイブリダイゼーションさせる工程、を含む遺伝子の検出方法。 (もっと読む)


【課題】 DNAチップ上でDNA鎖の伸長反応を行って二本鎖にした後に、熱変性処理にてプラスチック基板上で一本鎖DNAを残すことを可能にする。
【解決手段】 リン脂質の親水部を構成するリン酸エステルより誘導される基を有する第一単位と活性エステル基を有する第二単位とを含む高分子物質を表面に有する基板に、DNA伸長用のプライマーを固定化させ、所望する配列を有する鋳型DNA断片およびヌクレオチドモノマーを含む試料が導入された反応系を、DNA鎖を熱変性する温度まで引き上げ、前記反応系の温度をアニール処理する温度まで下げ、前記反応系でDNA鎖の伸長反応を行う。 (もっと読む)


21 - 30 / 33