説明

ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】走査検知光路において構成要素が互いに理想的な方向を向いていない、または使用条件が理想的でない時でも、最大可能な品質を保証する走査検知信号を提供する。
【解決手段】測定方向に延伸するインクリメント目盛を有する基準尺と、光源と一つまたは複数の格子およびディテクタアセンブリを含んだ走査検知ユニットが設けられ、ディテクタアセンブリは検知面に配設された複数グループのディテクタ要素で構成され、測定方向に相対移動する場合に、検知面で生じる周期性縞模様の走査検知結果から、位相のずれた複数の走査検知信号を生成するようにディテクタ要素の前には、同じ位相の走査検知信号を伴うグループでは、ディテクタ要素の面積の合計が、他のグループのディテクタ要素の面積の合計と同一であり、かつ、ディテクタ要素の面重心が、他のグループのディテクタ要素の面重心と同一であるようにグループが形成されるようにブラインド構造を配設する。 (もっと読む)


【課題】確実性と精密度に関して高度の仕様を満す角度測定装置を提供する。
【解決手段】第一部品グループは、目盛板が固定されていると共にシャフト10aを包囲して収容するためのキャリア要素1.1a、接続要素1.2a、およびキャリア要素1.1aに対して相対的に接続要素1.2aを固定する手段1.3を含んでいる。第二部品グループは、目盛板を走査検知するためのセンサ要素を含んでいる。キャリア要素1.1aおよび接続要素1.2aは、軸を中心にした回転トルクを接続要素1.2aとキャリア要素1.1a間で形状合致して伝達できるようにすることにより、接続要素1.2aがキャリア要素1.1aと有効接続できるように構成されており、そのとき接続要素1.2aを固定する手段1.3を介して接続要素1.2aを、軸方向移動により形状合致位置に来させることができると共に、半径方向でシャフト10aに対して予圧することができる。 (もっと読む)


【課題】偏光コード化されて位相のずれた走査検知信号を生成し、そして出来るだけ簡単に構成されている光学式位置測定装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの測定方向に沿って互いに相対的に可動で配設されている基準尺と走査検知プレートの、相対位置を検出するための光学式位置測定装置に関するものである。光源から発光された光束が第一格子により、偏光状態を互いの間で直角に方向付けできる少なくとも二つの分光光束に分割される。その分光光束が、再び一緒にされて一つの合成光束になり、その合成光束から検知ユニットにおいて、移動に関係する複数の走査検知信号を生成することができる。分光光束の光路に偏光手段が配設されており、それに入射する分光光束に対するその偏光作用を、基準尺の運動自由度に沿って偏光周期を使って周期的に変更でき、そのとき偏光手段の偏光周期が第一格子の目盛周期より大きい。 (もっと読む)


【課題】測定目盛面に対して直角な軸を中心にして、測定目盛を備えた基準尺体に対して相対的な走査検知ユニットの傾斜に対して鈍感な高分解能の光学式位置測定装置を提供する。
【解決手段】光源21により発せられた光束が測定目盛11に当たり、そこで少なくとも二つの分光光束への分割が行われる。走査検知ユニット20の方向に進む分光光束が、第一走査検知目盛24を介してリフレクタ要素25に当たり、そして測定目盛11の方向への反射を受け、そのとき測定目盛11へ向かう経路で第一走査検知目盛24を通過する。再び測定目盛11に当たった後に、走査検知ユニット20の方向に進む分光光束が重ね合わされて、分光器要素22を介して検知ユニット26方向へ方向転換される。そこで位置に関係すると共に位相のずれた複数の走査検知信号を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】交差する二つの基準尺を備えた光学式位置測定装置を、二つの基準尺間の走査検知間隔を追加して測定できるようにする。
【解決手段】走査検知尺が二つの方向X,Yの第一または第二方向で、基準尺が両方向のそれぞれ別の方向で延伸しており、基準尺が第一および第二方向に対して直角な第三方向Zで、走査検知尺に対し走査検知間隔dだけオフセットして配設され、さらに光源LQを備え、その光が走査検知尺Aと基準尺Mの交点で走査検知尺Aを通過し基準尺Mに当たって、走査検知尺Aに向かって戻りディテクタに到達し、光が走査検知尺Aと基準尺Mの光学的機能構造において回折により異なった分光に分割されて再び一緒にされ、第一方向Xで走査検知尺Aと基準尺M間が移動する時に、分光の干渉によりディテクタで周期的な信号を発生する。そこで、走査検知尺Aと基準尺M間の走査検知間隔dが変化する時に同じく、ディテクタで周期的な信号が発生する。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの走査検知格子および少なくとも一つの測定目盛を有する目盛板の間の相対移動を検出するための光学式角度測定装置を提供する。
【解決手段】その走査検知格子は直線走査検知格子として構成されており、目盛板には測定目盛として、第一および第二組合せラジアル円環格子を含み、そしてミラーを有している。それにより入射する光束が走査検知格子で、まず二つの分光光束に分割される。その分光光束が、第一組合せラジアル円環格子の方向に進み、そこで回折される。その回折された分光光束が、ミラーの方向に進み、そこで第二組合せラジアル円環格子の方向に反射される。その分光光束が、引き続いて第二組合せラジアル円環格子の方向に進み、そこで回折される。その回折された分光光束が走査検知格子の方向に進み、そこで分光光束の重ね合わせが生じる。 (もっと読む)


【課題】光束を測定リフレクタ方向に向ける偏向ユニットを簡素かつコンパクトにする。
【解決手段】光線偏向ユニット40に二つのカルダンフレーム41,42を備えたカルダン構造を含んでおり、その内の第一カルダンフレーム41は第一回転軸A1を中心に動作的に変位自在であり、第一カルダンフレーム内にある第二カルダンフレーム42は、第一回転軸に対して直角に向いた第二回転軸A2を中心に動作的に変位自在である。二つの回転軸は、参照リフレクタ30が配設されている位置固定された参照点Rで交差している。カルダンフレームに多数のミラーが固定して配設されているので、複数のミラーを介することにより光束が、測定リフレクタへ向けられる時に位置固定された参照点を中心に旋回自在である。 (もっと読む)


【課題】個々の光学要素が理想的に位置決めされていない場合にも、測定エラーを回避でき、更に、基準反射器を軸にして測定光束を旋回できる光学式距離測定機器を提供する。
【解決手段】光源により発光された光束は、基準反射器の中心を軸にして旋回自在である。光源から届く光束を、光束分割要素を介して少なくとも一つの測定光束と基準光束に分割する。少なくとも一つの測定光束は、測定反射器の方向に進み、そして基準光束が、少なくとも一つの測定光束に対して同一線上を基準反射器の方向に進む。測定反射器により測定光束の逆反射が、そして基準反射器により基準光束の逆反射が、光束結合ユニットの方向に行われ、その時に少なくとも一つの測定光束が、測定反射器での反射の前後で基準反射器に対して対称に延伸する。光束結合ユニットが測定光束と基準光束を干渉させる。検知ユニットを介して、距離に関係する干渉信号を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】高い測定精度を確実且つ永続的に達成できる角度測定装置用構造ユニットを得ることである。
【解決手段】軸Zを中心とした回転動作を測定する基準尺2が付いたシャフト1を含んでいる角度測定装置用構造ユニットに関するものである。シャフト1が一体の構成部分として、アキシャル方向で当てつけた状態で転がり軸受3を組み付けている段差部1.1を有している。シャフト1の段差部1.1と転がり軸受3の間には、ラジアル方向要素により方向が決まる溝4.2が配設されており、それが潤滑剤を受け入れるための中空空間4.4と接続されており、そこで中空空間4.4は、ラジアル方向で転がり軸受3のリング3.1およびシャフト1が境界になっている。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの測定方向で互いに可動自在で配置されている二つの対象物の、位置を検出するための位置測定装置を提供する。
【解決手段】位置測定装置には光源および、光源から送られた光線を二つ以上の分光光束に分割する分光手段を含んでいる。分光光束は、少なくとも二つの分光光路を通過する。分光光路からの干渉分光光束が、多数の光電式検知要素に当たるので、変位に従う位置信号を検知要素を介して検出することができる。光源は、ファイバ格子逆カップリング手段付き半導体レーザとして構成されている。 (もっと読む)


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