説明

DIC北日本ポリマ株式会社により出願された特許

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【課題】節の多い針葉樹材を用いても抜け節が少なく且つアルカリ汚染が少ない木質板を効率的に製造する方法の提供。
【解決手段】針葉樹単板と木質単板とを前記針葉樹単板が表層に位置するように積層してなる木質板の製造方法であって、前記針葉樹単板をその含水率が10〜20質量%の範囲になるよう乾燥させ、次いで、針葉樹単板又は木質単板の少なくとも片面にレゾール型フェノール樹脂(A)、レゾルシノール樹脂(B)及び充填剤(C)を含有する木質材料用接着剤を塗布し、次いで、塗布面を介して針葉樹単板と木質単板とを積層することを特徴とする木質板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】木質チップのみで構成されるパーティクルボードであっても高い曲げ強さ及び曲げヤング係数を発現し得るパーティクルボードを製造する。
【解決手段】レゾール型フェノール樹脂の水溶液を木質チップに含浸して樹脂含浸チップを得る含浸工程と、樹脂含浸チップから表層1及び裏層2を、芯層3と合わせた三層のマットを相互に積層し、加熱及び加圧して板状に成形する成形工程とを備えるパーティクルボード4の製造方法であって、含浸工程において、表層1及び裏層2の樹脂含浸チップには、重量平均分子量300〜700の範囲内であるフェノール樹脂の水溶液を供給し、木質チップの絶乾量100質量部に対して樹脂固形分を15〜80質量部含有する樹脂含浸チップを得て、パーティクルボードを製造する。 (もっと読む)


【課題】従来の高アルカリレゾール型フェノール樹脂と同様の生産性で、接着力が強く、アルカリ汚染の少ない単板積層材、合板を製造することができる接着剤の提供。
【解決手段】レゾール型フェノール樹脂(A)、レゾルシノール樹脂(B)及び充填剤(C)を含有する木質材料用接着剤であり、該レゾール型フェノール樹脂(A)、レゾルシノール樹脂(B)及び充填剤(C)の含有比[〔(A)+(B)〕/(C)]が、固形分換算の質量比で100/50〜100/200の範囲内であることを特徴とする木質材料用接着剤。 (もっと読む)


【課題】第一に、特に針葉樹単板に多く見られる抜け節を防止し、第二に、単板の接着性を向上させ、以って、針葉樹材を用いた木質積層材料を効率よく製造する方法、及び該製造方法で得られる、針葉樹材を用いた木質積層材料を提供する。
【解決手段】剥板加工された針葉樹単板又は広葉樹単板を乾燥する前に、該単板の一方又は両方の面に結着樹脂成分と繊維状材料を含有する塗料を塗布する工程、及び該塗料を造膜させて塗膜層とする乾燥工程を有することを特徴とする木質積層材料の製造方法;主として針葉樹単板又は広葉樹単板、塗膜層及び接着剤層をこの順に有する構造を繰り返し単位とする積層体を有する木質積層材料であって、該塗膜層中に熱硬化性又は熱可塑性の結着樹脂成分と繊維状材料を含有することを特徴とする木質積層材料。 (もっと読む)


【課題】 本発明は充填剤や硬化促進剤が沈降物とならずに分散でき、単板表面への均一塗布が容易な合板用接着剤とこの合板用接着剤を用いた合板の製造方法を提供すること。
【解決手段】 アルカリ触媒存在下、フェノール類中にアルデヒド類を分割添加して、多段階で反応させて得られるレゾール型フェノール樹脂(A)の水溶液と分子量が250以下のフェノール系化合物(B)とを含有する合板用接着剤であり、フェノール系化合物(B)の含有量がレゾール型フェノール樹脂(A)の固形分100重量部に対して0.1重量部以上であることを特徴とする合板用接着剤、単板に前記合板用接着剤を塗布して単板を接着することを特徴とする合板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 保存安定性が良好で硬化性にも優れる水溶性メラミン系樹脂を得ることができる水溶性メラミン系樹脂の製造方法を提供すること。
【解決手段】 アルデヒド類とメラミンとをアルカリ触媒存在下で、25℃における白濁法による濁度が10〜20倍となるまで反応させて初期反応物を得る第一次反応と、該初期反応物にアルデヒド類および/またはメラミンを添加して更にアルデヒド類とメラミンとを反応させる第二次反応とを含有することを特徴とする水溶性メラミン系樹脂の製造方法。 (もっと読む)


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