説明

株式会社エフティエスにより出願された特許

11 - 20 / 34


【課題】 強度・剛性を充分有する、製造が容易な中空樹脂成形品の製造方法が課題である。
【解決手段】熱可塑性合成樹脂製の中空樹脂成形品1において、中空樹脂成形品は、アッパーシェル部10とロアシェル部20それぞれ射出成形により分割して別々に成形する。そのアッパーシェル部10とロアシェル部20のそれぞれの開口周縁部11、21が融合されているとともに、接合面の温度が、アッパーシェル部10とロアシェル部20を構成する合成樹脂の結晶化温度よりも50℃高い温度から結晶化開始温度までの間に下がった時点で、圧接の圧接圧よりも高い圧力で開口周縁部11、21を圧縮してアッパーシェル部10とロアシェル部20の開口周縁部11、21を溶着した中空樹脂成形品の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高低差がある複数の燃料タンクを備えた構成において、上方の燃料タンクが満タン状態で、且つ下方のタンクが満タン状態になっていない状態でも給油時の燃料の注入性を高めることの可能な燃料タンクシステムを得る。
【解決手段】インレットパイプ18の下端近傍に、インレットパイプ18の内側と外側とを連通する連通孔30が形成される。車体がたとえば傾斜地等に停車された場合等、サブタンク14がメインタンク16に対し相対的に下方になり、サブタンク14が一時的に満タン状態となっても、水平状態に戻すと、サブタンク14内の燃料は、連通孔30からインレットパイプ18、接続パイプ26を経て、メインタンク16に戻る。サブタンク14の満タン状態が短時間で解消されて給油が可能となり、燃料の注入性が高められる。 (もっと読む)


【課題】取付部材の車体からの露出部を外力から保護可能な部材取付構造を得る。
【解決手段】車体のフレーム部材18と、燃料タンク20を取り付けるボルト30の頭部30Hの間に取付ブラケット36が備えられる。取付ブラケット36には、ボルト30を取り囲むようにして下方に突出した形状の剛性ビード40が設けられており、剛性ビード40の先端面(下端面)40Tの位置は、ボルト30の頭部30Hの先端(下端)よりも下方に位置している。この剛性ビード40により、ボルト30の頭部30Hの路面との直接干渉や異物との接触が防止でき、頭部30Hを外力から保護できる。 (もっと読む)


【課題】取付部材の溶着が確実に強固にできるとともに、開口部から燃料の透過の少ない燃料タンクの開口部の溶着部構造とその燃料タンクの溶着部の製造方法を提供する。
【解決手段】外層2、内層3及び中間層4を有する熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク本体1に、開口部10を形成し、開口部に取付部材を溶着する燃料タンクの開口部の溶着構造において、開口部の周囲には、下辺部21と立辺部22とからなる断面L字形で環状の金属製のインサート部材20が埋設され、開口部10は、下層部11と、折曲部12から形成され、折曲部12は下辺部21と立辺部22の付け根部分でさらにヘヤピン状に折れ曲がり上下に層が重ね合わされ開口面に平行な外面を有するように構成され、折曲部12は、燃料タンク本体1の外壁の肉厚の2倍よりも薄く圧縮され、折曲部12に取付部材30が溶着された燃料タンクの開口部の溶着構造及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】蓋体の取り付けが容易で、シール性に優れて、開口部から燃料の浸透の少ない燃料タンクの開口部構造とその燃料タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも外層、内層及びその間の中間層を有する熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク本体に、開口部を一体的に形成してなる燃料タンクの開口部構造において、開口部は、燃料タンク本体から外方に延出する筒状部と、筒状部の先端から筒状部を拡径する方向に折れ曲がるとともに、さらに開口部の中心方向にヘヤピン状に折れ曲がり上下に熱可塑性合成樹脂の層が重ね合わされ開口部の開口面に平行な外面を有する折曲部とから構成される。折曲部の少なくとも一部は、開口面に垂直な方向から圧縮した他の部分よりも薄肉の圧縮部を有し、圧縮部の重ね合わされた部分の下側の外層に金属製の環状の蓋係止部材を一体的に埋設した燃料タンクの開口部構造とその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】タンク本体の内部で生じ外部に漏出する騒音を低減し得るとともにタンク本体と緩衝手段との取付作業性に優れた燃料タンクを提供すること。
【解決手段】タンク本体の収容空間に緩衝手段が保持されている燃料タンクにおいて、緩衝手段をタンク本体に取り付けるための取付手段を、タンク本体の取付開口に固定される固定部材と、一端部が固定部材に固定されるとともに他端部が緩衝手段を固定する取付部材と、から構成する。固定部材と取付手段とを別体で設けたことで、作業者は緩衝手段と取付手段との位置関係を両手で確認しつつ取付作業することができ、取付作業性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ブロー成形にて形成される樹脂製タンクにおいて、スタンドオフ部あるいはバッフル部として機能する凹部を形成するとともに、タンク容量の減少を抑制する。
【解決手段】凹部2の壁面に収納空間 100と凹部2内の空間20とを連通する貫通孔21を形成し、空間20と外部とを気密に区画するカバー部材3を設けた。
貫通孔21を介して凹部2内の空間20にも燃料が出入するので、空間20にも燃料を収納することができる。 (もっと読む)


【課題】タンク本体に安定に取り付けられる仕切り板を持ち、燃料が大きく揺動した際にも燃料の揺動を仕切り板によって充分に抑制し得る燃料タンクを提供すること。
【解決手段】タンク本体1と仕切り板2とを持つ燃料タンクにおいて、タンク本体1に、上壁に一体に形成され下壁に向けて延びる上側補強部11と、下壁に一体に形成され上壁に向けて延びる下側補強部12とが突き合わされてなる補強手段10を複数設け、仕切り板2には、板状の仕切り部20と仕切り部から延び補強手段10に取り付けられる複数の取付部21とを設け、仕切り板2を複数の補強手段10に架設する。仕切り板2は補強手段10から外れ難くなり、大きな外力に耐えるため、燃料が大きく揺動した際にも燃料の揺動を充分に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 アッパータンクとロアタンクを別々に形成し、強度・剛性を充分有する、製造が容易で燃料透過防止性に優れた、燃料タンクとその製造方法を得ることである。
【解決手段】 熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク1において、燃料タンク1は、分割して別々に成形されたアッパータンク部10とロアタンク部20のそれぞれの開口周縁部11、21が合体されて形成される。アッパータンク部とロアタンク部は、それぞれ燃料タンクの内面または外面に不織布層19、29を設け、不織布層の外面または内面に耐燃料油性の熱可塑性合成樹脂から形成された基板樹脂層17,27を設け、不織布層19、29は不織布が圧縮されているとともに不織布層の内部の少なくとも一部に熱可塑性合成樹脂が含浸された構成であることを特徴とする燃料タンクとその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 アッパータンクとロアタンクを別々に形成し、剛性を充分有する、製造が容易で品質の優れた、燃料タンクとその製造方法を得ることである。
【解決手段】 熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク1において、燃料タンク1は、分割して別々に成形されたアッパータンク部10とロアタンク部20のそれぞれの開口周縁部11,21が合体されて形成される。アッパータンク部とロアタンク部は、それぞれ燃料タンクの内面を構成する内面樹脂層15,25及び燃料タンクの外面を構成する外面樹脂層17,27と、内面樹脂層及び外面樹脂層の間にコア樹脂層19,29を有する構成を有する。内面樹脂層及び外面樹脂層は燃料透過防止性能を有する熱可塑性樹脂の同一材料から形成され、コア樹脂層は、耐衝撃性を有する材料から形成され、内面樹脂層及び外面樹脂層の間に射出して形成されたことを特徴とする燃料タンクとその製造方法である。 (もっと読む)


11 - 20 / 34