説明

株式会社エフティエスにより出願された特許

21 - 30 / 34


【課題】燃料タンクの異形化に対応すべく延長パイプ部材をより長尺化する場合であっても、燃料タンクへの接合作業を容易かつ確実にする。
【解決手段】軸孔と、燃料タンク10の開口部12周縁の外面に接合される接合部22と、該外面に接合された状態の接合部22から燃料タンク10の外方に延びてフィラーホース50が外装される締結部23とを有する樹脂製で筒状のフィラーロア部材20と、接合部20が燃料タンク10の外面に接合された状態のフィラーロア部材20の前記軸孔内に燃料タンク10の外側から一端側が挿入されて燃料タンク10内に延びるとともに他端側がフィラーロア部材20に結合された延長パイプ部材30と、前記軸孔内の通過が可能となるように延長パイプ部材30に装着された、燃料タンク内の燃料が燃料タンク外に逆流することを防止する逆止弁部材40とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 フランジの表面の汚染を防止し、ホースを確実にニップルに締結することができるホースの締結構造を得る。
【解決手段】 ホース20をニップル10に挿入し、ホースの外周をホースクランプ30で緊締し締結するホースの締結構造において、ホース20は、ゴム、熱可塑性エラストマーまたは軟質合成樹脂で形成され、ニップル10は、ホースを挿入する筒状部11と、ニップルを取付部材に固定するフランジ13から構成されるとともに、ニップル10は、硬質合成樹脂で形成され、ホースクランプ30の締結部分より先端側のホース内面とニップルの筒状部11の外面との間に空間を設け、空間24と連通する隙間40をニップルのフランジ13とホース先端面の間に設けることを特徴とするホースの締結構造である。 (もっと読む)


【課題】 成形性及び溶着性が良好であり、燃料バリア性、機械的特性も良好な樹脂成形品、特に燃料タンクを得る。
【解決手段】 樹脂で複数の部分成形体を射出成形し、該部分成形体をそれらの接合面で溶着して樹脂成形品を製造する方法であって、前記樹脂がPPS系樹脂であり、前記射出成形は少なくとも接合面の前記樹脂の結晶化度が30%未満となるようPPS樹脂のTg以下の型温度にて行い、前記溶着は前記射出成形後の前記結晶化度の状態から行い、前記溶着後に樹脂成形品全体の前記樹脂の結晶化度が30〜60%となるようにアニールする。 (もっと読む)


【課題】 燃料透過防止性の高い、剛性を充分有する、製造が容易で品質の優れた、自動車用燃料タンクとその製造方法を得ることである。
【解決手段】 熱可塑性合成樹脂により分割して成形された自動車用燃料タンク1を構成するアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部を合体させて、一体的に接合して形成した自動車用燃料タンク1において、アッパータンク10とロアタンク20は、それぞれ内面樹脂層11、21と外面樹脂層12、22の2層から形成され、外面樹脂層12、22は、合成樹脂シートを予め賦形して形成され、内面樹脂層11、21は、外面樹脂層12、22の内面に射出成形することにより形成され、内面樹脂層11,21からそれぞれタンク内方向に向かって突出部が一体的に形成されたことを特徴とする自動車用燃料タンクである。 (もっと読む)


【課題】 燃料タンクのアッパータンクとロアタンクの開口周縁部を均一に充分な強度で接合した、自動車用燃料タンクを得ることである。
【解決手段】 分割して成形されたアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部11、21を一体的に接合して形成した自動車用燃料タンク1において、それぞれの上記開口周縁部はその先端に、互いに当接して、合体する接合面13、23を設け、接合面はタンクの側壁の壁の厚さ方向に直線で形成され、加圧方向には少なくとも一部が曲線で形成され、上記開口周縁部の外周に、全周に亘り接合面から一定寸法離れて外周フランジ部12,22をそれぞれ対向するように設け、接合面は、開口周縁部のいずれにおいて形成された部分においても、接合面の壁の厚さ方向の幅は同一であり、外周フランジの加圧面と接合面の加圧方向の距離は同一であることを特徴とする自動車用燃料タンクである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、機械的性質、特に−40℃もの低温雰囲気下で優れた柔軟性及び耐衝撃性を有し、かつ薬液および/またはガスの耐透過性や寸法安定性にも優れた薬液および/またはガスの搬送または貯蔵用の容器もしくはその付属部品を提供する。
【解決手段】ポリエステル樹脂(a)60〜95重量%と、オレフィン系樹脂(b)5〜40重量%とからなる樹脂組成物100重量部に対して、ポリフェニレンスルフィド樹脂(c)0.5〜30重量部およびポリエーテルイミド樹脂(d)0.5〜30重量部を含有し、かつ、ポリエステル樹脂(a)が連続相を形成し、オレフィン系樹脂(b)、ポリフェニレンスルフィド樹脂(c)、およびポリエーテルイミド樹脂(d)が分散相を形成するモルホロジーとなる薬液および/またはガスの搬送または貯蔵用の容器もしくはその付属部品。 (もっと読む)


【課題】上側分体と下側分体とが精度高く溶着一体化され、耐久性に優れた燃料タンクを提供する。
【解決手段】燃料タンクの上側分体と下側分体とに、それぞれ開口周縁部のうち燃料タンクの一般側壁よりも外方側にずれた位置に設けられ周方向に延びる接合部を設け、接合部のうち上側分体と下側分体とを溶着する際に加圧される加圧中心から開口内周側端部までの長さW1と、加圧中心から開口外周側端部までの長さW2とが、W1:W2=4:6〜6:4の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】インサート部材と成形品本体との接合部において、機械的結合力を高めとともに、接合界面での微小な液体漏れや気体漏れを確実に防止する。
【解決手段】インサート部材としてのブリーザ3は、外周端部6に、周方向に環状に延びるとともに外周側に突出し成形品本体としてのアッパシェル4と機械的に係合可能な第1及び第2厚肉補強リブ10及び12と、この厚肉補強リブよりも肉厚が薄くされ、厚肉補強リブと外周端部6の肉厚方向に並列しつつ周方向に環状に延びるとともに外周側に突出しインサート成形時に自己の少なくとも一部が溶融することによりアッパシェル4と融着可能な薄肉シールリブ10とを有している。 (もっと読む)


【課題】 取付部材を装着しやすく、燃料透過防止性の高い自動車用燃料タンクとその製造方法を得ることである。
【解決手段】 熱可塑性合成樹脂により分割して成形された自動車用燃料タンクを構成するアッパータンク10とロアタンク20の開口周縁部を合体させて、一体的に接合して形成した自動車用燃料タンクにおいて、アッパータンク10とロアタンク20は、それぞれ内面樹脂層11、21と外面樹脂層12,22の2層から形成され、アッパータンクとロアタンクの少なくともいずれかに、燃料タンク内から燃料タンク外に貫通する別体として成形された取付部材60が装着され、取付部材60は、内面樹脂層11、21に固着されたことを特徴とする自動車用燃料タンクである。 (もっと読む)


【課題】射出プレス成形を利用したインサート成形において、成形品本体の樹脂材料としての溶融樹脂によりインサート部材の外周端部をより確実に加熱溶融させて、両樹脂の融着をさらに強固なものとし、接合界面におけるシール性をさらに向上させる。
【解決手段】射出工程では、型面同士が対向して配置された第1成形型20と第2成形型21との間隙に形成されたキャビティ32内にインサート部材(ブリーザ3)を配置させた状態でゲート26からキャビティ32内に溶融樹脂を射出する。プレス工程では、第1成形型20と第2成形型21とを互いに近接する方向に相対的に進行させる。射出工程でキャビティ32内に射出された溶融樹脂がプレス工程の開始時までに流動して広がる範囲内に、インサート部材を配置する。射出工程でゲートから射出された溶融樹脂をインサート部材に確実に到達させて、該溶融樹脂によりインサート部材の外周端部6を確実に加熱溶融させる。 (もっと読む)


21 - 30 / 34