説明

株式会社丸ヱム製作所により出願された特許

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【課題】ねじ自身にゆるみ難い性質を付与し、軽量部材を含め幅広い分野で、高強度で信頼性の高い締結を実現する金属ガラス締結ねじを提供する。
【解決手段】ねじ7のねじ山及びねじ溝の加工において、非晶質からなるバルク金属ガラスを、被加工材であるバルク金属ガラスのガラス転移温度以下で、転造加工により成形する。バルク金属ガラスは、転造加工のような塑性加工により、塑性ひずみが導入されてすべり帯含む部分の延性が向上するという特性をもつ。これを効果的に利用して、締結の際に、ねじ7にかかる引張り力(軸力)によりねじ溝の底の領域で生じる引張り応力の応力集中を緩和させるために、転造加工により塑性ひずみが導入される領域のねじ溝の底からの深さをdとし、ねじ外径をDとしたとき、d>0.022×Dの関係にする。 (もっと読む)


【課題】強度に優れるマグネシウム基合金からなるねじを提供する。
【解決手段】マグネシウム基合金ねじは、Alを5.5〜12質量%含むマグネシウム基合金からなる。このマグネシウム基合金ねじは、引抜加工により得られたマグネシウム基合金からなる引抜材のワイヤを成形してなり、ワイヤの平均結晶粒径が10μm以下、かつ最大結晶粒径が15μm以下である。そして、ねじの引張強さが220MPa以上である。マグネシウム基合金は、更に、質量%でMn:0.1〜2.0%、Zn:0.1〜5.0%、Si:0.1〜5.0%より選択された1種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】低コストのフェライト系ステンレスを用いたねじにおいて、強度が従来のオーステナイト系ステンレスねじ(SUSXM7)と同等で、ねじ成形のための金型寿命を延長し、また、部材との色合わせのための着色処理後、その耐食性がオーステナイト系ステンレスねじのテンパー着色品よりも優れているフェライト系ステンレスねじを提供することを課題とする。
【解決手段】クロム量が16〜20重量%、炭素量が0.005〜0.02重量%および窒素量が0.005〜0.02重量%の範囲にあるフェライト系ステンレスの伸線材の引張り強さを570〜700MPaにし、ねじ転造加工後のねじの引張り強さを580〜730MPaにしたフェライト系ステンレスねじであり、また、該ねじに厚さ0.5μm以下の酸化発色処理を行う。
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【課題】 繊維機械用のヘルドロッドにおいて、耐摩耗性と靭性を有し、加工コストを大幅に低減したヘルドロッドを提供する。
【解決手段】 繊維機械に用いる鋼材でできたヘルドロッド1において、ヘルドと繰り返し衝突しない部分を残し、ヘルドと繰り返し衝突する領域2を半導体レーザーによる表面焼入れによって硬化させることにより、非焼入れ領域3を残して靭性を確保して焼戻しを省略して、大幅なコストダウンを行うことのできる繊維機械用のヘルドロッド。 (もっと読む)


【課題】歯の矯正治療において、治療期間を短縮し、疼痛を和らげ、色彩的な違和感なく治療を行うため、強度が高く、低い弾性率を有し、治療のために屈曲加工した際、破断しない延性を有し、低い摩擦係数を有し、長時間安定したばね性有し、歯と違和感のない色彩を有する歯科矯正用ワイヤーを提供する。
【解決手段】ゴムメタルと称せられる高強度で低弾性率のβ型Ti合金を素材とし、これを冷間または温間で線引き加工し、円形あるいは矩形断面形状のワイヤーにした後、物理的蒸着法で金色あるいは歯の色に近い白色系の色彩を持つ、IVa族、Va族およびVIa族の窒化物薄膜、炭化物薄膜、炭窒化物薄膜あるいは金属薄膜を被覆する。引抜加工条件および皮膜形成条件を制御して、ワイヤーに捩れや曲がりなく、高強度と低い弾性率およびワイヤーを折り曲げた際、破断しない延性を維持させ、低い摩擦係数で長時間安定したばね性をもたせる。 (もっと読む)


【課題】 Ti系材料やW系材料を、割れや不均一な加工が起こることなく加工できる難加工材料の加工方法を提供する。
【解決手段】 Ti系材料またはW系材料を加工材とし、この加工材を加工工具にて加工する難加工材料の加工方法であって、加工材と接触する加工工具を150〜600℃に加熱し、加工材の温度も加工工具と同様の温度として加工を行う。加工材自体を加熱するのではなく、加工工具を所定温度に加熱しておき、常温の加工材が加工工具に導入されても、加工工具との接触により加工材を速やかに温間加工域にまで昇温して、割れや不均一加工などの加工不良を抑制する。 (もっと読む)


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