説明

キーコム株式会社により出願された特許

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【課題】ESR装置の検出部の試料に寄与する電磁界部の体積を小さくして、感度を上げるとともに、検出部の分解能を上げて1次元画像、2次元画像及び3次元画像ができるようにする。
【解決手段】共振器を伝送線路で構成して、電磁波が空間的に広がらないようにし、しかも、電流の一番大きいところを検出部にして、感度を上げる。また、検出部をさらに細い導体にして、電流密度を一層上げて感度を上げる。しかも細い導体部が小さいので分解能が上がり、1次元、2次元及び3次元画像をできるようにする。 (もっと読む)


【課題】 MRI(Magnetic Resonance Imaging)法において、直流磁界強度及び高周波の周波数を上げて、感度及び分解能の向上をはかる。
【解決手段】 試料を入れる導体円筒の円周上にスロットを設け、外部からの電磁波照射に共振させて、導体円筒の内部に高周波磁界を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 従来の電波吸収材料の評価は、大面積の試料に電磁波を直接照射して、その反射減衰量を測定する方法であり、電波吸収材料の小片や少量の試料を感度良く測定する方法がなかった。
【解決手段】 この問題を解決するために、本発明は空洞共振器の共振状態を悪くしないために、空洞共振器の上蓋に電気力線に平行なスリットをつくり、ここから試料を挿入する。その後試料を90°回転して、電気力線が材料を横断するようにする。こうして、微量な電波吸収特性を小さい試料片で測定することを可能にする。 (もっと読む)


【課題】従来の高周波磁性材料特性の測定装置は、複素透磁率に特化されたものが多く、緩和係数などの他の高周波パラメータの測定には、別個に新しい測定装置が必要であり、研究者には大きな経済的負担となっていた。また、その測定手順が複雑なだけではなく、その絶対値の精度自体の信頼性に疑問が残る場合が少なくなかった。
【解決手段】この問題を解決するために、本発明は、短絡伝送線路の短絡端に磁性材料を装荷してSパラメータを測定し、その変化から磁性材料の材料特性を測定するシステムを本発明で提供する。概磁性材料の材料特性として、強磁性共鳴緩和係数α、もしくは強磁性共鳴半値幅ΔH、複素透磁率μ=μ’−jμ”の測定手段を具備しているだけでなく、概複素透磁率μ=μ’−jμ”の校正手段として、標準試料の強磁性共鳴緩和係数α、もしくは強磁性共鳴半値幅ΔHと飽和磁化4πMsを用いて概短絡伝送線路の治具定数を校正できることが特徴である。 (もっと読む)


【課題】 電波暗室を用いないか、または簡易タイプの使用で測定でき、コンパクトでしかも受信アンテナの移動も不要にする。
【解決手段】 誘電体レンズを用い、その焦点に供試装置を置き、供試装置から放射した電磁波が誘電体レンズを通過すると平面波になる。この平面波を開口の広いアンテナで受信するか、再度誘電体レンズで集波する。この集波したところに受信アンテナをおいて受信を行う。又、供試装置を誘電体レンズと対抗した平面上で動かすことにより、供試装置のどこから電磁波が放射しているのかを、遠方界で観測可能となる。 (もっと読む)


【課題】 放射線を照射された食品に対して迅速かつ簡便に被照射放射線量の推定最大値を決定する検査方法と検査装置を得る。
【解決手段】 食品に照射された放射線量を評価するための電子スピン共鳴測定において、測定対象とする食品に対して予め同一種類の食品を準備し電子スピン共鳴信号を測定した後に所定量の放射線を照射し再び電子スピン共鳴信号を測定する。所定量の放射線照射後の信号から照射前の信号を差し引くことで、対象とした食品が放射線を浴びることで特徴的に出現する電子スピン共鳴信号を決定する。この信号を与える測定磁場をもって検査磁場とすると共に測定に用いる検査マイクロ波強度を決定し、この測定条件において照射放射線量が既知の対象食品を測定し放射線量に対応した電子スピン共鳴信号強度を検量線とする。放射線照射量が未知の対象食品に対して、検査磁場と検査マイクロ波強度で測定を実施し、この検量線を用いて放射線照射推定最大量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 高感度電子スピン共嗚測定を可能にする、高いQ値を有し外部変調磁場が内部に導入される矩形型共振器を得る。
【解決手段】 TE102矩形型共振器であって、電気導体からなる壁面において、マイクロ波のエネルギー伝搬方向に形成される電流の流れに平行な方向に少なくとも1つ以上の切れ目が有り、しかもこれに直交する方向には切れ目および接続部が無い。切れ目方向で分離する共振器下部31と共振器上部32から構成される。外部から交流磁界を共振器内に導入しようとする壁面においては、導体厚さが0.3mm以下であり、幅が1mmから5mmの間の切れ目を設ける。さらに、この共振器において、共振器に接続している導波管の長径部分の壁を垂直に突き抜ける方向に一定間隔を置いて2本以上の導体を挿入し、この導体の挿入長を調整することにより、共振器からの電磁波の反射量を調整できる。 (もっと読む)


【課題】 光軸を精度良くあわせる手段と、電波を平行ビームにすることにより、電波吸収体の測定精度を高めると共にコンパクトにする。
【解決手段】 軸のまわりを回転する腕と、その腕またはその近傍に光軸を軸の1点に向けた平行ビームタイプの誘電体レンズアンテナを取り付けた。なお、誘電体レンズアンテナはホーンアンテナと誘電体レンズからなり、その間には金属を入れないようにして、その間の乱反射を防止して平行ビームの精度を高めた。 (もっと読む)


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