説明

FDKエナジー株式会社により出願された特許

51 - 60 / 142


【課題】コスト性及び成形性に優れたアルカリ電池用正極合剤を提供すること。
【解決手段】アルカリ電池11に使用される本発明のアルカリ電池用正極合剤は、正極活物質として二酸化マンガンを含有し、導電剤として黒鉛を含有する。この正極合剤では、二酸化マンガンの平均粒径が30μm以上70μm以下の範囲であり、黒鉛の平均粒径が60μm以上280μm以下の範囲であり、二酸化マンガンに対する黒鉛の平均粒径比が2.0以上4.0以下の範囲である。二酸化マンガンと黒鉛との重量比率が9:1〜32:1の範囲であることがよい。 (もっと読む)


【課題】銅を含む不純物が正極合剤と反応することを起源とする正負極間の短絡を確実に防止できる円筒型アルカリ電池を提供する。
【解決手段】上部が開口する有底円筒状の正極缶11と、二酸化マンガンを含んで中空円筒状に成形されて当該正極缶内に挿嵌される正極合剤12と、亜鉛を含んで当該正極合剤の中空円筒内にセパレータ13を介して充填されるゲル状負極14と、前記正極缶の開口部にガスケット17を介して嵌着される負極端子板16と、銅を含んだ棒状金属で当該負極端子板の下面にスポット溶接されて前記ゲル状負極内に挿入される負極集電子15とを備えた円筒型アルカリ電池10aにおいて、前記中空円筒状の正極合剤の上端面が当該端面形状をなすカバー20によって覆われている円筒型アルカリ電池としている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ電池を構成するゲル状負極の製造に際し、生産性を低下させることなく、負極ゲル中の鉄系不純物を確実に除去する。
【解決手段】負極活物質となる亜鉛粉体とゲル化剤と電解液からなる混合物中に混入している鉄系不純物を磁力によって吸着させることで除去する不純物除去工程s5を含み、当該不純物除去工程では、前記混合物を容器11内に入れるとともに、当該混合物中に、少なくとも一部が磁化された磁石部が形成された拌棒翼12を挿入して回転させたり、少なくとも内面の一部に磁化された磁石部が形成された容器(11,22)内で前記混合物を攪拌したり、容器(11,22)に前記混合物と磁石とを入れた状態で当該混合物を当該磁石とともに攪拌したりする。 (もっと読む)


【課題】正極に二酸化マンガンを用い、かつ、かしめによって封口体を密封する構造のボビン形リチウム電池において、耐熱性を飛躍的に向上させ、ER型電池の代替としても使用可能とする。
【解決手段】周囲にビーディング部10を有する有底円筒状の正極缶11内に、中空円筒状に成形された二酸化マンガンを主体とする正極合剤21と、この正極合剤にセパレータ23を介して対向する円筒状の負極リチウム22とを装填するとともに、正極缶内に突出する前記ビーディング部を座として負極端子31をガスケット34を介して載置しつつ開口をかしめることで当該開口を封口してなるボビン形リチウム電池1であって、前記ガスケットの材質はPFAであり、前記セパレータの材質はセルロースであるボビン形リチウム電池とした。 (もっと読む)


【課題】発熱、液漏れ、破裂などといった廃電池回収作業上におけるトラブルの発生を確実に防止することができる使用済み一次電池の処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、電池自身またはその包装体に装備された放電回路形成部材20を利用して、使用済み一次電池1を処理する方法に関する。放電回路形成部材20は、放電回路形成用の抵抗体22を有し、電池外表面に対して継続的に付着しうる性質が付与されている。使用方法について述べると、まず、使用済み一次電池1の電池外表面に対して放電回路形成部材20を付着させる。すると、抵抗体22を介して正極3及び負極4を電気的に接続する放電回路が形成される。そして、電池1内に残存する電気容量をその放電回路によって消費させることで、使用済み一次電池1を処理するようにする。 (もっと読む)


【課題】ボビン形リチウム電池において、発電エネルギー密度が高く、長期保存性能にすぐれるというボビン形リチウム電池の特長を確保しながら、パルス放電性能を高める。
【解決手段】有底筒状の正極缶11内に、中空筒状に成形された外側正極合剤I(121a、121b)と、当該外側正極合剤(121a、121b)の中空筒内の壁面に接するように配置された内側正極合剤(221a、221b)と、前記外側正極合剤の筒内において、前記内側正極合剤の占有領域以外の空間にセパレータ(23a、23b)を介在させて配置された負極リチウム(22a、22b)と、を備えたボビン形リチウム電池(1a、1b)とした。 (もっと読む)


【課題】反応物質を充填可能な有効内容積を十分に確保することができるアルカリ電池用正極缶を提供すること。
【解決手段】正極缶11は、プレス加工により、開口部31、胴部32及び底部33を有する筒状に成形されている。正極缶11は、開口部31の内径D1よりも胴部32の内径D2のほうが小さく、開口部31の板厚T1よりも胴部32の板厚T2のほうが薄く形成されている。正極缶11において、胴部32の内面かつ開口部31に隣接した位置に、開口部31を封口するための集電体を支持可能な凸部40が一体的に突設形成されている。 (もっと読む)


【課題】金属材料の使用量を抑制しつつ集電効率を向上させることができるアルカリ電池用集電棒を提供すること。
【解決手段】本発明のアルカリ電池用集電棒71は、有底筒状をなすアルカリ電池用正極缶21の開口部22を封口するように配置される負極集電体60の構成要素である。このアルカリ電池用集電棒71は、導電性金属製かつ中空状の棒材70からなり、例えば、開口された先端部71bを有していてもよい。この場合、開口された先端部71bは、細くあるいは丸くなるように加工されていてもよい。そして、このアルカリ電池用集電棒71を使用することでコスト性及び放電性能に優れたアルカリ電池11を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】製造が容易で放電性能に優れたボビン型リチウム電池を提供すること。
【解決手段】ボビン型リチウム電池10において、円筒状の正極合剤12の中空部分にセパレータ13を介してリチウム負極14が配置されている。セパレータ13は、円筒胴部13aが固着されておらず開口している。リチウム負極14は、円筒胴部開口部14aを有する円筒状にリチウム板材を曲げ加工したものである。セパレータ13の円周方向における両端部が、リチウム負極14の円筒胴部開口部14aを介してリチウム負極14の内側に入り込んでいる。 (もっと読む)


【課題】組立不良を招くことなく、電池性能を高めることができる筒型電池を提供すること。
【解決手段】筒型アルカリ電池10には、有底筒状の正極缶11内に正極合剤12、セパレータ13及び負極合剤14が収容される。正極缶11の開口部内周面上であってかつ正極合剤12から離間した位置には、樹脂硬化物27が突設されている。樹脂硬化物27上には、負極端子板21、リング20、集電子22及び封口ガスケット23を含んで構成された集電体16が配置される。樹脂硬化物27上に集電体16を配置した状態で、正極缶11の開口部にカール及び絞り加工が施されることにより、その開口部が封口される。 (もっと読む)


51 - 60 / 142