説明

FDKエナジー株式会社により出願された特許

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【課題】十分な電池容量と確実な応力緩衝機能、および高い安全性と生産性とを備えた筒型電池用封口ガスケットを提供する。
【解決手段】上方に開口する有底円筒状の電池缶2内に、環状正極合剤3と負極合剤5とを収納してなる筒型電池1aに用いられる略円盤状の封口ガスケット10aであって、円盤中心にて棒状負極集電子6が挿通されるボス部12と、円盤外周にて上方に立設する壁面を構成する外筒部13と、ボス部と外筒部とを連絡する円盤状部14と、円盤状部表面に形成された薄肉部15とを備え、円盤状部には、ボス部から外筒部に向かって、応力緩衝部30aと、それに連続してほぼ水平面を維持する平坦部16aとが同心円状に形成され、応力緩衝部は、ボス部の周縁から外筒部に向けて上方へ傾斜したのち、屈曲点31aにて鈍角θで下方に屈曲し、当該屈曲点の位置は正極合剤の環状上端面3sの形状に対して、電池缶の円筒軸20側にある。 (もっと読む)


【課題】予備放電に伴う電解液の分解を抑制し、生産性を劇的に向上させ、安価なリチウム電池を提供する。
【解決手段】炭素材料を導電材として含む正極21と、リチウム金属あるいはリチウム合金からなる負極活物質を含む負極23と、溶媒にプロピレンカーボネイトを含む有機電解液とを用いたリチウム電池1であって、前記炭素材料は、黒鉛化度が0.6〜0.85であることを特徴としている。より好ましくは、前記電解液の溶媒にエチレンカーボネイトが含まれていないリチウム電池とすることである。 (もっと読む)


【課題】電池の製造時から使用時に至る温度履歴に関する情報を十分に得ることができ、不具合が生じた場合の原因究明を円滑に進めることができる蓄電デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明の蓄電デバイス1は、素電池2とその素電池2を被覆する樹脂外装材5とを備える。素電池2の表面及び樹脂外装材5の両方には、それぞれ示温部11,12が設けられている。示温部11,12は、設定温度に到達することで色が不可逆的に変化する示温材料からなる。 (もっと読む)


【課題】内部抵抗が低く、成型強度が高い正極合剤を備えて、生産性に優れ、より安価なアルカリ乾電池を提供する。
【解決手段】正極活物質を含んで環状に成型されてなる正極合剤3が正極集電体を兼ねる有底筒状の正極缶2内に配置されてなるアルカリ乾電池1であって、前記正極合剤には、ポリアクリル酸ナトリウムがバインダーとして添加されているとともに、当該ポリアクリル酸ナトリウムは、40wt%水酸化カリウム水溶液に3wt%混合したときの粘度が15Pa・s以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ電池において、大きなコストアップを招くことなく、また、仕様変更にも柔軟に対応でき、放電終了まで電池を完全に使い切ることができ、過放電状態でも漏液を確実に防止する。
【解決手段】正極9を兼ねる有底筒状の金属製電池缶2に、環状に成形された正極合剤3と、当該正極合剤の内側にセパレーター4を介して配置された亜鉛合金を含む負極ゲル5と、当該負極ゲル中に挿入された真鍮製の負極集電子6とを備えたアルカリ電池1であって、前記負極集電子の表面には、導電性樹脂の被膜が形成されている。 (もっと読む)


【課題】金属製端子へのタブの接続を確実に行うことができ、かつガス発生時に電池の内圧を確実に解放することができる筒型リチウム電池を提供すること。
【解決手段】筒型リチウム電池10において、発電要素としての正極合剤12及びリチウム負極14が正極缶11内に収納される。正極缶11は、その開口部11aにリング状の樹脂製ガスケット20、封口板19及び負極端子18をこの順序で嵌め込んだ状態で開口部11aをかしめて密閉封口されている。負極端子18は無孔状の天板部26を有するとともに、先細り形状の第1突起部材35がその先端を封口板19に向けた状態で天板部26の内面に接合されている。 (もっと読む)


【課題】角形電池のスナップ端子に確実に嵌合して脱落を防止するとともに、容易に着脱可能なスナップ端子用の保護キャップを製造コストを増加させることなく提供する。
【解決手段】角筒状の電池缶11の一端面に雌雄二つのスナップ端子(12,13)を備えた角形電池10の端子用保護キャップ1aであって、樹脂を一体成型してなり、プレート部2aと、当該プレート部の表面に角形電池の雄および雌のそれぞれのスナップ端子に嵌合する中空円筒状の雌突起部3aおよび雄突起部4aを備え、雌雄の中空円筒状の突起部には、それぞれ径方向を横断して円筒を複数に分割するスリット(5a,6a)が形成されている。 (もっと読む)


【課題】端子部材を基板に確実に固定することができるとともに、部品点数を削減することができるスナップ端子を提供すること。
【解決手段】スナップ端子10は端子部材31,41を備える。端子部材31,41は、端子本体32,42及び突起部33,43を備える。突起部33,43は、端子本体32,42の底部34,44の裏面側に一体形成され、基板11及びリード板21,22を貫通して先端側がリード板21,22の裏面21b,22b側に位置する。そして、突起部33,43をかしめることにより、基板11及びリード板21,22が端子本体32,42と突起部33,43とによって挟み込まれた状態で固定されるとともに、突起部33,43の先端側が変形してリード板21,22の裏面21b,22bに圧着される。 (もっと読む)


【課題】アルカリ電池の内部短絡を抑えつつ放電性能を十分に発揮させることができるアルカリ電池用正極添加剤を提供すること。
【解決手段】アルカリ電池の正極合剤12は、電解二酸化マンガン、黒鉛、水酸化カリウム、及びバインダーを混合した正極合剤粉31を整粒した後、添加剤32を加えて円筒状にプレス成形することで作製される。正極合剤12に含まれる添加剤32は、表面に導電性炭素被膜34を有する二酸化けい素(SiO)の粒子35からなる。 (もっと読む)


【課題】機械的負荷を高めることなく、成形密度を高めることができる電池用正極合剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】正極活物質及び導電剤を含有する混合物を、ローラーコンパクターにより減圧下において圧延した後、グラニュレーターで造粒する。その後、篩分を行って所定粒度の正極合剤顆粒を得て、加圧成形機により、減圧下において正極合剤顆粒を加圧成形することでリング状の正極合剤を製造する。 (もっと読む)


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