説明

筒型リチウム電池

【課題】金属製端子へのタブの接続を確実に行うことができ、かつガス発生時に電池の内圧を確実に解放することができる筒型リチウム電池を提供すること。
【解決手段】筒型リチウム電池10において、発電要素としての正極合剤12及びリチウム負極14が正極缶11内に収納される。正極缶11は、その開口部11aにリング状の樹脂製ガスケット20、封口板19及び負極端子18をこの順序で嵌め込んだ状態で開口部11aをかしめて密閉封口されている。負極端子18は無孔状の天板部26を有するとともに、先細り形状の第1突起部材35がその先端を封口板19に向けた状態で天板部26の内面に接合されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開口部を有する金属缶の内部に電池要素を収納し、開口部にリング状の樹脂製ガスケット、金属製平板及び金属製端子を嵌め込んだ状態で開口部を密閉封口した構造の筒型リチウム電池に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図5には、筒型リチウム電池40の従来例を示している。図5に示されるように、筒型リチウム電池40は、有底円筒状の正極缶41と、正極缶41の内周部に配置された筒状の正極合剤42と、正極合剤42の中空部に配置された有底円筒状のセパレータ43と、セパレータ43の内側に配置されたリチウム負極44と、正極缶41の開口部を閉塞するように配置された封口体45とを備える。そして、筒型リチウム電池40の正極缶41内には非水電解液46が充填されている。
【0003】
封口体45は、リング状の樹脂製ガスケット47、金属製の封口板48及び負極端子49(金属製端子)からなり、正極缶41を密閉封口している。具体的には、正極缶41の開口部にガスケット47を挟み、円形の封口板48及び負極端子49を蓋として正極缶41の端部をかしめることで、ガスケット47を締め付け、ガスケット47の復元力により正極缶41とガスケット47間やガスケット47と封口板48との間を密着させて正極缶41の密閉性を実現している。また、負極端子49における内面の中央部付近には、下方に伸びる刃突起51,52が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この種の筒型リチウム電池40では、誤使用等によって電池内部が異常な状態になったとき、電池内部でガスが発生する場合がある。この場合、電池内圧が所定の圧力に達すると、圧力によって封口板48が上方に押し上げられ負極端子49の刃突起51,52に接触する。そして、封口板48において刃突起51の接触部に孔が開けられ、その孔を通じて電池40内のガスが電池外部に放出される。このように、封口板48と刃突起51とが安全弁機構として機能して、電池40の破裂が未然に防止される。
【0005】
筒型リチウム電池40において、刃突起51,52は、負極端子49の一部を切り欠くとともにその切り欠いた部分を下方に折り曲げることで形成される。つまり、負極端子49には、刃突起51,52を形成するために孔53,54(図5及び図6参照)が開けられる。
【0006】
また、筒型リチウム電池40は、一般的な乾電池のように単品で顧客自身が機器に挿入するといったことはないため、電池40の負極端子49や正極端子(図示略)に予めタブを溶接したりコネクタを付けたりして使用される場合が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実用新案第3142788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上述した従来の筒型リチウム電池40において、負極端子49にタブを溶接する場合、刃突起51,52の形成用の孔53,54が大きいと、負極端子49にタブを接続するための十分なスペースを確保することができなくなる。また、負極端子49おいて、孔53,54を小さく形成した場合でも、その孔53,54を避けた位置にタブを溶接する必要があるため、位置決め等の作業が煩雑となってしまう。さらに、タブを正しい位置に配置できないと、孔53,54の存在によって溶接時にスパークなどの不具合が発生するといったことも懸念される。
【0009】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、金属製端子へのタブの接続を確実に行うことができ、かつガス発生時に電池の内圧を確実に解放することができる筒型リチウム電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための手段[1]〜[4]を以下に列挙する。
【0011】
[1]開口部を有する金属缶の内部に電池要素を収納し、前記開口部にリング状の樹脂製ガスケット、金属製平板及び金属製端子をこの順序で嵌め込んだ状態で前記開口部を缶内側にかしめて密閉封口した構造の筒型リチウム電池において、前記金属製端子は無孔状の天板部を有するとともに、先細り形状の金属製突起部材がその先端を前記金属製平板に向けた状態で前記天板部の内面に接合されていることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0012】
従って、手段1に記載の発明によれば、電池内部でガスが発生すると、電池内圧の上昇に伴って金属製平板が金属製端子側に押し上げられる。このとき、金属製突起部材が金属製平板に突き刺さって孔を開けることにより、電池内にて発生したガスが金属製端子側に放出され、その結果として電池内圧が開放される。また、金属製端子において金属製突起部材が接合される天板部には、従来技術のように孔が形成されていないので、その天板部にタブを容易に接合することができる。
【0013】
[2]手段1において、前記金属製突起部材は、基端にフランジ部を有する柱状のプレス加工品であることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0014】
手段2に記載の発明によると、金属製突起部材がプレス加工品であるので、比較的低コストで金属製突起部材を製造することができる。また、金属製突起部材は、基端にフランジ部を有するので、金属製端子に金属製突起部材を十分な強度で確実に接合することができる。
【0015】
[3]手段2において、前記金属製突起部材は、先端にヘッダ加工部が設けられかつ基端にプロジェクション加工部が設けられたものであり、前記天板部の内面に溶接されていることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0016】
手段3に記載の発明によれば、ヘッダ加工を施すことにより、金属製突起部材の先端に先細り形状のヘッダ加工部を確実に形成することができる。また、金属製突起部材の基端にはプロジェクション加工部が設けられているので、その基端をプロジェクション溶接にて天板部の内面に確実に接合することができる。
【0017】
[4]手段1乃至3のいずれかの手段において、前記金属製突起部材は、前記天板部の内面の中央部に接合されるとともに、前記天板部の内面において前記金属製突起部材よりも外周部寄りの位置には、前記金属製突起部材よりも長さの短い別の金属製突起部材が接合されていることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0018】
手段4に記載の発明によると、電池内圧上昇時には、金属製平板の中央部が最も変位するため、天板部の中央部に設けられた比較的長い金属製突起部材が金属製平板の中央部に確実に接触して孔を開けることができる。またこのとき、外周部寄りの位置に設けられた比較的短い金属製突起部材にも金属製平板が接触することで、金属製突起部材に不均一な力が作用する。これにより、金属製平板には、金属製突起部材の先端形状とは異なる形状に変形した孔が形成されることとなる。この結果、金属製突起部材の表面と孔と間に隙間が形成され、電池内にて発生したガスをその隙間から確実に放出することができる。
【発明の効果】
【0019】
以上詳述したように、手段1〜4に記載の発明によると、金属製端子へのタブの接続を確実に行うことができ、かつガス発生時に電池の内圧を確実に解放することができる筒型リチウム電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】一実施の形態の筒型リチウム電池の概略構成を示す断面図。
【図2】封口体の構成を示す分解断面図。
【図3】負極端子を示す上面図。
【図4】第1突起部材を示す側面図。
【図5】従来の筒型リチウム電池の概略構成を示す断面図。
【図6】従来の負極端子を示す上面図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1に示されるように、本実施の形態の筒型リチウム電池10では、開口部11aを有する正極缶11(金属缶)の内部に、円筒状の正極合剤12が装填され、その正極合剤12の中空部分にセパレータ13を介してリチウム負極14が配置されている。なお、本実施の形態の筒型リチウム電池10は、直径が17.0mm、高さが45.0mmのサイズを有する一次電池である。
【0022】
正極缶11の内部には、電池要素としての正極合剤12及びリチウム負極14の上方まで非水電解液16が注液されている。非水電解液16は、例えば、過塩素酸リチウムを溶質とし、プロピンカーボネート及び1,2−ジメトキシエタンを溶媒とした溶液などからなる。
【0023】
正極合剤12は、例えば、二酸化マンガン、黒鉛、及びバインダとしての粉末フッ素樹脂を混合した正極合剤粉を円筒状にプレス成形することで作製される。本実施の形態では、正極缶11の内部においてその軸方向に沿って3つの正極合剤12が積層装填されている。
【0024】
リチウム負極14は、リチウム金属の金属板を用い、円筒状にロール加工(曲げ加工)して作製されている。また、セパレータ13は、ポリプロピレン製の不織布からなるセパレータ原紙を二重巻きにした後、底部となる一方の端部を折り重ねた状態で底部及び胴部の一部を熱融着加工することで有底円筒状に形成されている。
【0025】
正極缶11は、例えばSUS(ステンレススチール)鋼板を有底円筒状にプレス成形することで製造され、その底部の中央に正極端子17が突設されている。また、正極缶11の開口部11aは、金属製の負極端子18(金属製端子)、金属製の封口板19(金属製平板)、及び樹脂製のガスケット20からなる封口体21によって封口されている。
【0026】
詳しくは、正極缶11の開口部11aには、正極缶11の外周面に沿って溝状のビード部22が形成されている。そして、図2に示されるように、正極缶11のビード部22の上方に、リング状のガスケット20、封口板19及び負極端子18の順で嵌め込む。その状態で、図1に示されるように、正極缶11の開口部11aを缶内側にかしめることにより、正極缶11が密閉封口されている。なお、本実施の形態において、負極端子18及び封口板19は、正極缶11と同様にSUS鋼板を用いて形成され、ガスケット20は、ポリプロピレンを用いて形成されている。
【0027】
また、リチウム負極14の内側面には、負極集電体24が設けられている。負極集電体24のリード部24aは、リチウム負極14の上端面から突出し、ガスケット20の中央開口部23を挿通して、封口板19の下面に溶接にて接続されている。
【0028】
図1〜図3に示されるように、負極端子18は、無孔状の天板部26とその天板部26の外周側に設けられる傾斜した側壁部27とを有する。天板部26は、孔が形成されていない円形状の平板部であって、その内面における中央部に、先細り形状の第1突起部材31(金属製突起部材)がその先端を封口板19に向けた状態で接合されている。
【0029】
図4に示されるように、第1突起部材31は、基端にフランジ部32を有する柱状のプレス加工品であり、刃突起として機能する真鍮製の部材である。この第1突起部材31において、先端には形状が針状であるヘッダ加工部33が設けられるとともに、基端に突起部34(プロジェクション加工部)が設けられている。そして、第1突起部材31の基端がプロジェクション溶接にて天板部26の内面に接合されている。
【0030】
また、図1及び図2に示されるように、天板部26の内面において第1突起部材31よりも外周部寄りの位置には、第1突起部材31よりも長さの短い第2突起部材35(金属製突起部材)が接合されている。第2突起部材35も、基端にフランジ部32を有する柱状のプレス加工品であり、真鍮を用いて成形されている。第2突起部材35は、第1突起部材31とは異なり先端が平坦面となっている。第2突起部材35も、第1突起部材31と同様に基端に突起部34が設けられており、その基端がプロジェクション溶接にて天板部26の内面に接合されている。さらに、負極端子18において、天板部26よりも外周側となる側壁部27の複数箇所(例えば4箇所)に、ガス抜き孔29が形成されている。
【0031】
本発明者らは、上記のように構成した筒型リチウム電池10について、各端子17,18にタブ溶接を施した2つの電池10を用い、各電池10を直列接続してコネクタを装着した製品(組電池)を1000個製造した。また、従来の筒型リチウム電池40(図5参照)について、各端子49にタブ溶接を施した2つの電池40を用い、各電池40を直列接続してコネクタを装着した製品を1000個製造した。そして、それら製造時における溶接不良の発生頻度を確認した。その結果、従来の筒型リチウム電池40を用いた場合は、1000個中の14個の製品で溶接不良が発生した。これに対して、本実施の形態の筒型リチウム電池10を用いた場合は、1000個の全ての製品において溶接不良は発生しなかった。
【0032】
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
【0033】
(1)本実施の形態の筒型リチウム電池10において、電池内部でガスが発生すると、電池内圧の上昇に伴って封口板19が負極端子18側に押し上げられる。このとき、第1突起部材31が封口板19に突き刺さって孔を開けることにより、電池内部にて発生したガスが負極端子18側に放出され、その結果として電池内圧が開放される。また、負極端子18において第1突起部材31が接合される天板部26には、従来技術のように孔53,54(図5及び図6参照)が形成されていない。この場合、負極端子18の天板部26において、従来技術のように孔53,54を避けるためにタブの位置合わせを行う必要がなく、さらに十分なスペースを確保できるため、タブを確実に接合することができる。また、天板部26に孔が形成されていないため、溶接時におけるスパークの発生を回避しつつ接合作業を迅速に行うことができる。
【0034】
(2)本実施の形態の筒型リチウム電池10では、各突起部材31,35がプレス加工品であるので、比較的低コストで各突起部材31,35を製造することができる。また、各突起部材31,35は、基端にフランジ部32を有するので、負極端子18に各突起部材31,35を十分な強度で確実に接合することができる。さらに、ヘッダ加工を施すことにより、第1突起部材31の先端に先細り形状のヘッダ加工部33を確実に形成することができる。また、各突起部材31,35の基端には突起部34が設けられているので、その基端をプロジェクション溶接にて天板部26の内面に確実に接合することができる。
【0035】
(3)本実施の形態の筒型リチウム電池10において、負極端子18はSUS製の部品であり、各突起部材31,35は真鍮製の部品である。つまり、負極端子18と各突起部材31,35とはそれぞれ別の金属材料にて形成されている。このようにすると、負極端子18と各突起部材31,35とを抵抗溶接によって比較的容易に接合することができる。
【0036】
(4)本実施の形態の筒型リチウム電池10では、負極端子18の天板部26内面において、中央部に第1突起部材31が接合されるとともに、第1突起部材31よりも外周部寄りの位置に、第1突起部材31よりも長さの短い別の第2突起部材35が接合されている。この場合、電池内圧の上昇時には、封口板19の中央部が最も変位するため、天板部26の中央部に設けられた比較的長い第1突起部材31が封口板19の中央部に確実に接触して孔を開けることができる。またこのとき、外周部寄りの位置に設けられた第2突起部材35にも封口板19が接触することで、封口板19に不均一な力が作用する。これにより、封口板19において形成された孔が歪むため、第1突起部材31の先端形状とは異なる形状に変形した孔が形成されることとなる。この結果、第1突起部材31の表面と孔と間に隙間が形成されるため、電池10内にて発生したガスをその隙間から確実に放出することができる。
【0037】
(5)本実施の形態の筒型リチウム電池10では、負極端子18において天板部26以外の部位となる側壁部27にガス抜き孔29を有するので、電池内部にて発生したガスをガス抜き孔29を介して電池外部に確実に放出することができる。
【0038】
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
【0039】
・上記実施の形態の筒型リチウム電池10において、封口板19は、SUS(ステンレススチール)鋼板を用いて形成したが、SUS鋼板以外に、例えばニッケルめっきを施した鉄製の板材、アルミニウムやアルミニウム合金の板材、またはアルミの表面を樹脂で覆った板材などを用いて形成してもよい。また、負極端子18も同様に、ニッケルめっきを施した鉄製の板材、アルミニウムやアルミニウム合金の板材などを用いて形成してもよい。
【0040】
・上記実施の形態の筒型リチウム電池10において、第1突起部材31は、先端が針状に尖った形状であったが、ナイフのような細長い鋭利な刃先を有する形状に変更してもよい。また、筒型リチウム電池10では、負極端子18の天板部26の内面に第1突起部材31及び第2突起部材35の2つの突起部材を接合していたが、第2突起部材35を省略して第1突起部材31のみを接合するよう構成してもよい。
【0041】
・上記実施の形態において、筒型リチウム電池10は一次電池であったが、リチウム二次電池に本発明を具体化してもよい。
【0042】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0043】
(1)手段1乃至4のいずれかにおいて、前記金属製端子と前記金属製突起部材とは別の金属材料で製造されていることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0044】
(2)手段1乃至4のいずれかにおいて、前記金属製突起部材は真鍮製であることを特徴とする筒型リチウム電池。
【0045】
(3)手段1乃至4のいずれかにおいて、前記金属製端子は、前記天板部以外の部位に形成されたガス抜き孔を有することを特徴とする筒型リチウム電池。
【0046】
(4)手段1乃至4のいずれかにおいて、前記金属製突起部材の先端形状は針状であることを特徴とする筒型リチウム電池。
【符号の説明】
【0047】
10…筒型リチウム電池
11…金属缶としての正極缶
11a…開口部
12…電池要素を構成する正極合剤
14…電池要素を構成するリチウム負極
18…金属製端子としての負極端子
19…金属製平板としての封口板
20…樹脂製ガスケット
26…天板部
31…金属製突起部材としての第1突起部材
32…フランジ部
33…ヘッダ加工部
34…プロジェクション加工部としての突起部
35…金属製突起部材としての第2突起部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有する金属缶の内部に電池要素を収納し、前記開口部にリング状の樹脂製ガスケット、金属製平板及び金属製端子をこの順序で嵌め込んだ状態で前記開口部を缶内側にかしめて密閉封口した構造の筒型リチウム電池において、
前記金属製端子は無孔状の天板部を有するとともに、先細り形状の金属製突起部材がその先端を前記金属製平板に向けた状態で前記天板部の内面に接合されていることを特徴とする筒型リチウム電池。
【請求項2】
前記金属製突起部材は、基端にフランジ部を有する柱状のプレス加工品であることを特徴とする請求項1に記載の筒型リチウム電池。
【請求項3】
前記金属製突起部材は、先端にヘッダ加工部が設けられかつ基端にプロジェクション加工部が設けられたものであり、前記天板部の内面に溶接されていることを特徴とする請求項2に記載の筒型リチウム電池。
【請求項4】
前記金属製突起部材は、前記天板部の内面の中央部に接合されるとともに、前記天板部の内面において前記金属製突起部材よりも外周部寄りの位置には、前記金属製突起部材よりも長さの短い別の金属製突起部材が接合されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の筒型リチウム電池。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−238481(P2011−238481A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−109285(P2010−109285)
【出願日】平成22年5月11日(2010.5.11)
【出願人】(503025395)FDKエナジー株式会社 (142)
【Fターム(参考)】