説明

株式会社NHVコーポレーションにより出願された特許

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【課題】 運転周波数を高くすることが容易であり、それによってコッククロフト・ワルトン回路を構成するコンデンサの低容量化ひいてはコッククロフト・ワルトン回路の小型化が可能な直流高圧電源装置およびその運転方法を提供する。
【解決手段】 この直流高圧電源装置は、昇圧変圧器としての働きをする空心変圧器4aと、その2次電圧V2 の昇圧および整流を行うコッククロフト・ワルトン回路10aとを備えている。しかも、空心変圧器4aの2次巻線8のインダクタンスL2 と、コッククロフト・ワルトン回路10aが生じさせる浮遊容量であって2次巻線8に電気的に並列接続された浮遊容量CS とを用いて、1次巻線6に供給される交流電力の周波数fで共振する並列共振回路を形成している。 (もっと読む)


【課題】 磁場勾配を形成する電磁石であって、マルチコイル用の電源の数を減らすことができる電磁石を提供する。
【解決手段】 この電磁石4aは、一対の磁極6と、それに巻かれていて一様な磁場を形成するメインコイル14と、その内側にあって半径r方向に磁場勾配を形成するマルチコイル16aとを備えている。しかも、各マルチコイル16aを構成する複数のコイル18を互いに直列接続し、かつ当該直列接続したコイル18の並設部19の半径r方向におけるピッチを変化させている。 (もっと読む)


【課題】従来の電子線照射装置と比べると、コンパクト化、低価格化が可能である電子線照射装置を提供する。
【解決手段】真空チャンバ20と、真空チャンバ20内に設置された電子線源10とを含み、真空チャンバ20の開口枠部21に電子線照射窓部30を備えており、電子線照射窓部30は、窓枠部材31と、窓枠部材31の電子線透過用開口部312を覆う窓箔33と、窓箔押さえ部材32とを有し、窓箔押さえ部材32は、窓箔33に冷却用ガスを吹きつけるためのノズル322を有している電子線照射装置であって、窓枠部材31内部に、ノズル322に連通し、該ノズルへ冷却用ガスを供給するダクト部5が一体的に形成されている電子線照射装置A。 (もっと読む)


【課題】 電子線照射装置の運転状態を制御することによって、搬送装置上の被照射物の特性変化を防止できる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 電子源4から引き出される電子を、加速電源26から出力した加速電圧Vaによって加速して電子線52として電子線照射領域56に取り出す電子線加速装置2を備える。搬送装置30は、被照射物50を、電子線照射領域56内で搬送する。X線測定部32は、被照射物50に電子線52が照射されることによって発生する制動X線を検出し、その強度を測定する。X線量計測部は、加速電圧Vaが出力され、かつ搬送装置30が停止した待機状態時における制動X線の強度を、単位時間当たりのX線量に変換する。制御部は、単位時間当たりのX線量の積算値と所定の閾値とを比較して、前者が後者以上のとき加速電源26の出力を停止する。 (もっと読む)


【課題】ガス中に含まれる物質が高濃度の硫化水素のような臭気物質である気体化合物の場合にも、低コスト且つ高効率で分解処理し得るようにした電子線照射装置を提供する。
【解決手段】チタン箔21aから成る照射窓21を通して電子線22が照射され、ガス処理チャンバ本体9c内を通過するガス10中の硫化水素のような臭気物質を分解処理するようにした電子線照射装置であって、ガス処理チャンバ本体9c内には、照射窓21の直下にガス流通方向へ沿う方向へ所定の間隔で2枚の邪魔板31,32を立設する。 (もっと読む)


【課題】 フィラメントの断線を予知可能にし、被照射物に照射される電子線のY方向の線量分布が不均一になることを防止する。
【解決手段】 一対の第1給電導体14aがX方向に並設されている。複数本の第1フィラメント12aが一対の第1給電導体14aに支持されてY方向に並設されている。フィラメント電源34が第1フィラメント12aに電流を供給する。第1フィラメント12aから放出された熱電子は電子線として被照射物に照射される。第2給電導体14bが一対の第1給電導体14aとフィラメント電源34との間に配置されている。二つの抵抗体30が一対の第1給電導体14aと一対の第2給電導体14bとの間にそれぞれ接続されている。第2フィラメント12bが一対の第2給電導体14bに支持されて照射窓6よりもY方向の外側の位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】 照射窓を通過する際における電子線のロスを小さくし、効率よく照射雰囲気中に電子線を取り出すことができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 この電子線照射装置は、X方向に搬送される被照射物50に向けて電子線14を照射する電子線照射装置である。X方向に伸びていると共に両端部106bが支持されて同一平面上かつY方向に並べて配置された複数のフィラメント106に対して略平行に配置されて、フィラメント106から放出された電子を電子線14として引き出す引出し電極12を備える。X方向に並列に配置される複数の長手窓28、30に仕切る長手桟22を有し、前記引出し電極12から引き出された電子線14を透過させて照射雰囲気中に取り出す照射窓16を備える。フィラメント106は、コイル状に巻かれたコイル部108が長手窓28、30とZ方向に対応する部位に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 照射窓を通過する際における電子線のロスを小さくし、効率よく電子線を取り出すことができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 X方向に搬送される被照射物50に向けて電子線14を照射する。X方向に伸びていると共に両端が支持されて同一平面上かつY方向に並べて配置された複数のフィラメント6に対して略平行に配置されて、フィラメント6から放出された電子を電子線として引き出す引出し電極32を備える。X方向に並列に配置される複数の長手窓28、30に仕切る長手桟22を有し、前記引出し電極32から引き出された電子線14を透過させて照射雰囲気中で取り出す照射窓16を備える。Z方向最上流側の引出し電極は、前記長手窓28、30とZ方向に対応する部位がフィラメント6側に突出する曲面を有する。 (もっと読む)


【課題】 放射状に延びる複数の巻線保持絶縁板にコイル導線を渦巻き状に巻回した円盤状の空芯コイルにおいて、導線を高周波特性の優れたリッツ線とすることを可能にし、かつ、巻線保持絶縁板の耐圧低下を抑制すること。
【解決手段】 放射状に延びる複数の巻線保持絶縁板を交互に、端部を内側絶縁板11と外側絶縁板12の上面にそれぞれ固定した巻線保持絶縁板14と一端を内側絶縁板11の上面に、他端を外側絶縁板12の下面にそれぞれ固定した巻線保持絶縁板13を配置し、導線15を、巻線保持絶縁板14の上面に、巻線保持絶縁板13の下面に順に渦巻き状に、傾斜のある巻線保持絶縁板13で押えて巻回し、これを絶縁カラー16を介して隙間を設けて積重ねる。 (もっと読む)


【課題】トレイに被照射物を配置し、該被照射物を加熱するとともにトレイごと搬送し、その途中で電子線を照射する電子線照射装置であって、被照射物を速やかに、確実に、効率良く加熱でき、しかも、トレイの搬送に支障がなく、トレイの扱いも容易に行え、これらにより、それだけ被照射物の生産性を高めることができるものを提供する。
【解決手段】電子線照射装置本体1を付設した電子線照射室2と、被照射物Wを配置するトレイ3と、トレイ3を照射室2の入口21から電子線照射領域Aを経て出口23へ搬送するコンベア4と、トレイ3に付設され、受電部材51に導通接続された電気ヒータ5と、該受電部材51が摺動接触する、トレイ搬送方向に沿って延びる給電レール6とを備えた電子線照射装置10。 (もっと読む)


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