説明

株式会社NHVコーポレーションにより出願された特許

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【課題】 放射状に延びる複数の巻線保持絶縁板にコイル導線を渦巻き状に巻回した円盤状の空芯コイルにおいて、導線を高周波特性の優れたリッツ線とすることを可能にし、かつ、巻線保持絶縁板の耐圧低下を抑制すること。
【解決手段】 放射状に延びる複数の巻線保持絶縁板を交互に、端部を内側絶縁板11と外側絶縁板12の上面にそれぞれ固定した巻線保持絶縁板14と一端を内側絶縁板11の上面に、他端を外側絶縁板12の下面にそれぞれ固定した巻線保持絶縁板13を配置し、導線15を、巻線保持絶縁板14の上面に、巻線保持絶縁板13の下面に順に渦巻き状に、傾斜のある巻線保持絶縁板13で押えて巻回し、これを絶縁カラー16を介して隙間を設けて積重ねる。 (もっと読む)


【課題】 小型かつ軽量の装置でありながら高いエネルギーを実現することができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 この電子線照射装置は、電子34を発生させる電子源32と、それからの電子34を周回させて加速する円形の加速器であって、電子の軌道半径が大きくなるにつれて磁場の強さが強くなる磁場勾配を持ち時間的に一定の磁場を発生させる複数の電磁石42を有しているFFAG加速器40と、それからの電子34を走査する走査器12と、それからの電子34を透過させると共に走査器12の内外の雰囲気を分離する窓箔16とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 冷却機構を省略することにより装置全体の小型化を実現容易にする。
【解決手段】 ダイオード12およびコンデンサ13で回路構成されたコッククロフト回路11により交流を直流に変換する直流電源装置において、前記ダイオード12をワイドギャップ半導体からなるSiCダイオードとする。 (もっと読む)


【課題】電子線発生のためのフィラメントは加熱のためにかなりの電力を要求する。フィラメント加熱のために大地側にモータ、高圧側に発電機、その間に絶縁棒を用いた機構が用いられる。絶縁棒の加工、設置に時間がかかりモータ、発電機は広いスペースを必要とする。電子線発生の為の電力を節減し電子線照射装置の小型化を図ること。
【解決手段】電子源として冷陰極を用い、陰極用電源として光伝送を用いる。大地側に発光素子よりなる光源と、高圧側に光電パネルを設け光によってエネルギーを伝える。冷陰極と引出電極の間に電圧を印加し、それによって電子線を引き出す。印加される電圧により発生する電子流が制御される。モータ、発電機、絶縁棒のような機械部分がないので高圧架台の必要な容積を減らすことができる。小型化が可能な電子線照射装置である。 (もっと読む)


【課題】 加速電圧が高い電子線照射装置の場合、絶縁性が強く要求されるから、大地側にモータ、高圧側に発電機を設け、それらの間を絶縁棒によって直結しモータによって発電機を廻して発電し交流電力を得てそれをトランスに通して適当な電流、電圧にしてフィラメントに与えてフィラメントを加熱し熱電子が出るようにしている。モータ、発電機のように回転するものがあると振動、騒音の原因になり高圧架台の装置や部品を劣化させることもある。絶縁棒は長く細い絶縁体の棒であるが、60Hz〜50Hz程度の低い回転数で回転させるので偏心したりすると破損する。絶縁棒の加工は難しいし取り付けも時間がかかる作業となる。
【解決手段】大地側に光源、高圧電位側に光発電パネルを設ける事により光伝送によって電子源フィラメント加熱用の電力を供給し、フィラメント加熱を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】電子線源における電子加速電極板をシールド電極開口へ、従来より簡単に、精度よく取り付けることができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】熱電子放出用のフィラメント1と、これに臨設された電子引出し電極2と、これらを囲むとともに電子取り出し開口33を有するシールド電極3と、シールド電極開口33に取り付けられた電子加速電極板4とを有する電子線源10を減圧用容器20内に設置し、容器20には電子線照射窓201を形成した電子線照射装置A。加速電極板4は外縁部41が環状枠部材5に保持され、枠部材5がシールド電極開口内周部に沿って設けた部材35に電極3外側から当てがわれて電極3外側からネジS1で留められる。 (もっと読む)


【課題】 最上流側の引出し電極を構成する引出し電極片の熱変形に起因するY方向の電子線量分布の均一性悪化を防止する。
【解決手段】 この発明に係る電子源は、電子線14の引出し方向Zに1段以上の引出し電極を有している。その内の最上流側の引出し電極10aは、Y方向において複数の引出し電極片22に隙間26を設けて分割されている。そしてこの引出し電極10aを構成する各引出し電極片22のY方向の長さLY を、各引出し電極片22のX方向の長さLX 以下にし、かつ、各引出し電極片22のY方向の両端部に、当該両端部を断面L形に折り曲げた折曲げ部30をそれぞれ形成している。 (もっと読む)


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