説明

グランデックス株式会社により出願された特許

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【課題】 消火用補助材において、直径80m〜90mの石油タンク等において可燃性液体の全面火災になった場合にも、確実に泡消火剤・粉末消火剤によって消火できること。
【解決手段】 消火用補助材1は、外径R=約4mm〜約8mm、肉厚t=約0.5mm〜約2mmの廃材のガラスからなる中空のガラスビーズで、次々と投入されることによって断熱効果により炎の温度も低下するため、石油等の可燃性液体の表面に形成された断熱層・空気遮断層が破壊されることもない。中空のガラスビーズ1の熱伝導率は約0.09W/(m・K)で空気以外のどの物質よりも小さいため、中空のガラスビーズ1は優れた断熱性を示す。一辺約1mの角形の金属製バットに灯油を満たし、着火して全面に炎が回ったところで、中空のガラスビーズ1を次々に投入したところ、炎の勢いは急速に弱まり、市販の泡消火器で泡消火剤を噴射したところ、直ちに消火することができた。 (もっと読む)


【課題】水系防汚染剤において、汚れが付着しても内部に浸透させず軽く拭き取るだけで汚れを完全に落とすという理念に基いて、ほぼ中性で容易にスプレー塗装できること。
【解決手段】絹雲母を含む雲母の微粉末及びスメクタイトを純水に分散させ、反応型ジメチルシロキサン水分散エマルジョンを添加し、ディスパーを使用して泡立たないように1000rpmで5分間攪拌して、絹雲母微粒子の表面に非常に薄いシリコーン皮膜を形成して撥水性を発揮するとともに、基材表面とも反応して結合する成分を含む水系防汚染剤が製造される。タイルの表面の半分のみに水系防汚染剤を塗布して乾燥した後、塗布面と未処理面にそれぞれ醤油とソースを滴下したところ、未処理面は醤油・ソースとも浸透したのに対し、水系防汚染剤を塗布した表面は醤油・ソースとも全く浸透せず、ティッシュペーパーで軽く拭き取ったところ、痕を残さず完全に除去することができた。 (もっと読む)


【課題】 不燃性ボードにおいて、耐火性が高く軽量であり、化粧板等の建材としての垂直方向の引張り強度、ピーリング強度が高く、十分な表面の平滑性が得られること。
【解決手段】 原料混合工程S1でセピオライト、エポキシ樹脂・フェノール樹脂等を混合し、凝集工程S2で固結・凝集用のバインダーが添加されてスラリーが作製され、抄造工程S3で凝集フロックが形成されたスラリーを抄造して含水率が60%〜70%、厚さ0.8mm程度の湿シートが得られ、積層工程S4でこの湿シートを数枚積層し、加圧加熱工程S5でホットプレスで加圧と加熱が同時に行われ、エポキシ樹脂等が添加されている場合には熱硬化して、不燃プレスボードが形成される。冷却した後、水系バインダー塗布工程S6で表面に水系有機無機混合バインダーが塗布され、加圧乾燥工程S7でホットプレスによって加圧乾燥が行われ、少なくとも片面が平滑な不燃性ボードが得られる。 (もっと読む)


【課題】 デバリング装置において、精密部品に開けられた小さな貫通孔の裏側のバリをも極めて短時間で除去するデバリング方法とその装置を提供する。
【解決手段】 噴射ノズル10Aは高圧水供給部11、球状ジルコンビーズ供給部12a、回収球状ジルコンビーズ供給部12bを有し、球状ジルコンビーズZBと球状ジルコンビーズ混入水は、高圧水供給部11から供給される高圧水によって、噴射口13から音速の約3倍の高速で噴射され、一部が若干拡がって貫通孔20の表側開口20Aの周辺に高速で当接し、表側開口20Aの周辺の表バリ17Aを除去し、噴射された高圧水の中心部は貫通孔20を貫通して裏側に設けられている反射部材18に当接して反射され、隙間が狭いため高速を保ったまま裏側開口20Bの周辺に当接して、裏側開口20Bの周辺の裏バリ17Bをも瞬時に除去する。 (もっと読む)


【課題】 鍛造防食アルミニウム材料において、簡単な工程で大幅にコストダウンできてより過酷な腐食条件下に曝される部材にも適用できる著しく高い耐食性及び材料の肉厚を薄くできる高強度が得られること。
【解決手段】 平均粒径300μmの球状ジルコンビーズをショット粒子とし、ショット粒子の速度を40m/sec以上としてショットピーニング処理を行うとアルミ板表面に鍛造効果が得られ、強度が向上する。このアルミ板に、シリカゾルとブロックイソシアネートとアクリル樹脂の混合塗料をスプレー塗装し、170℃で加熱硬化させた。得られた試料について硬さ、付着性、耐水性、耐アルカリ変色性、耐酸変色性、耐水変色性、耐揮発油性、塩水噴霧試験、キャス試験、複合サイクル試験、促進耐候性、耐候性について試験を行ったところ全て基準を満たし、極めて優れた耐食性を有することが分かった。 (もっと読む)


【課題】 石膏ボード原紙再生パネルにおいて、より軽量かつ高強度で建材として使用するための不燃性・耐水性という要求を満たすことができ、広範な用途を有すること。
【解決手段】 石膏ボード原紙再生パネル1は、複数のリブ2aにより構成される開口セル格子2と、開口セル格子2の一方の開口部を覆う連続的な平板3と、他方の開口部の一部(周囲)を覆うフランジ4とが、緻密な圧縮繊維材料により一体成形された構造を有しており、開口セル格子2の形状は略正六角柱状である。これらを構成する圧縮繊維材料には廃材石膏ボードから分離された石膏ボード原紙に加えて、不燃性無機材料(ロックウール)、防水剤も配合されているため、軽量かつ高強度という圧縮繊維パネルの持つ特性に加えて不燃性・耐水性をも具備するものとなり、建物の内壁・パーティション、さらには外壁といった建材等の用途にも応用範囲が拡がることになる。 (もっと読む)


【課題】 不燃性圧縮繊維パネルにおいて、軽量かつ高強度という従来の構造用繊維パネルの特性を活かしながら建材等として使用するための不燃性という要求を満たすこと。
【解決手段】 不燃性圧縮繊維パネル1は、複数のリブ2aにより構成される開口セル格子2と、格子2の一方の開口部を覆う連続的な平板3と、他方の開口部の一部を覆うフランジ4とが、緻密な圧縮繊維材料により一体成形された構造を有しており、開口セル格子2の形状は略正六角柱状である。そして、不燃性圧縮繊維パネル1を構成する圧縮繊維材料の約90重量%は不燃性無機材料からなるものである。これによって、不燃性圧縮繊維パネル1は、軽量かつ高強度という圧縮繊維パネルの持つ特性に加えて、不燃性をも具備するものとなり、従来の回収パルプ100%からなる可燃性の圧縮繊維パネルを用いることができなかった建物の内壁・パーティションといった建材用途にも応用範囲が拡がる。 (もっと読む)


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