説明

グランデックス株式会社により出願された特許

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【課題】コーティング膜において、シリカ殻からなる中空粒子の断熱性、耐摩耗性、高硬度、透明性によって、基材本来の質感や触感を失わせず、表面硬度が高く傷付きを確実に防止できること。
【解決手段】コーティング膜3Aはヒノキ板2の表面の凹凸に沿って形成され、シリカ殻からなる中空粒子4を含有するコーティング膜3Aは光沢を有しないため、コーティング膜3Aを表面に形成したヒノキ板1は外観も触感も変わらず、シリカ殻からなる中空粒子4の耐摩耗性及び高硬度によって木材としてのヒノキ板2の耐摩耗性を向上させることができる。また、ヒノキ板2の表面にコーティング膜3Aを形成することで、シリカ殻からなる中空粒子4の断熱性によって難燃性を向上させることができる。そして、外観(質感)も触感も変わらないため、ヒノキ板2の高級感を損なうことがない。 (もっと読む)


【課題】耐静電性、耐摩耗性、高硬度を兼ね備えた耐静電性低摩擦塗膜及び耐静電性低摩擦塗料を提供する。
【解決手段】プラスチック材料の表面に形成され、前記プラスチック材料の表面に耐静電性、耐摩擦性、耐擦傷性及び高硬度を付与する塗膜であって、炭化ケイ素(SiC)微粒子4の表面がカーボンナノチューブ(CNT)3で覆われたCNT/SiC複合微粒子2を有機高分子塗膜中に略均一に分散してなることを特徴とする耐静電性低摩擦塗料。 (もっと読む)


【課題】不燃紙において、セピオライトの粒度と含有量、ガラス繊維の長さ範囲及びパルプの最適な配合率を明確にすることによって、不燃材料の発熱性試験に合格できるとともに表面が平滑であって文字・模様等の印刷が容易であること。
【解決手段】不燃紙5は、主成分としてセピオライト3を80.0重量%、ガラス繊維6を5.0重量%、パルプ4を10.0重量%、バインダー類を5.0重量%含有している。不燃紙5は、不燃材料の発熱性試験において20分の加熱により600℃近くになっても発熱量は僅かに0.8MJであり、しかも僅か0.25mmの厚さで亀裂もなく形状を保持し、不燃材料として合格しており、極めて優れた不燃性を有する。更に、1mm〜3mmの範囲内のガラス繊維6を用いているため、ガラス繊維6もセピオライト3やパルプ4も密に充填されて、その結果不燃紙5の表面が平滑となり、文字・模様等の印刷が容易に美しくできる。 (もっと読む)


【課題】防食膜及び防食塗料において、10nm〜300nmの範囲内の外径を有するシリカ殻からなる立方体状形態の中空粒子の絶縁性を利用して、独立気孔で水が沁み込む恐れがなく、塗膜の厚さを20μm以下まで薄くしても優れた防食性が得られること。
【解決手段】防食膜付き試験片1は、長さ150mm、幅70mm、厚さ5mmのアルミニウム板2の表面の酸化膜をサンドブラストで除去した後に、イソシアネート−アクリル系塗料に50nm〜100nmの範囲内の外径を有する平均粒径80nmのシリカ殻からなる立方体状形態の中空粒子4及び亜鉛粉末粒子5を均一に分散させてなる防食塗料をスプレー塗装して焼付け乾燥して、塗膜6中に中空粒子4及び亜鉛粉末粒子5を均一に分散させて防食膜3を形成した。防食膜3の比誘電率は2.5と充分に小さく、キャス試験を実施したところ防食膜付き試験片1は240時間経過しても異常が全く発生しなかった。 (もっと読む)


【課題】不燃断熱性パネルにおいて、建築基準法に基づく不燃性及び断熱性を容易に確保することができ、軽量で施工し易く、かつ強度を有しており取扱いが容易で、安価なこと。
【解決手段】本実施の形態1にかかる不燃断熱性パネル1は、板状のフォーム材としてのスチレンフォーム板3の表面及び裏面を、薄い鋼板としての亜鉛メッキ鋼板2で挟んだ構成を有している。更に詳しくは、スチレンフォーム板3の表面及び裏面の全面に加熱発泡性の無機バインダー4を塗布して乾燥し、その上から接着剤によって薄い亜鉛メッキ鋼板2を貼り付けたものである。亜鉛メッキ鋼板2の厚さは0.8mm、スチレンフォーム板3の厚さは約50mmである。こうして作製した不燃断熱性パネル1の不燃性について、ISO−5660に基づいて、燃焼実験を行った結果、不燃断熱性パネル1の総発熱量は20分間で8.0MJ/m2 未満であり、不燃性の基準を満たしていた。 (もっと読む)


【課題】スケール除去装置において、球状ジルコンビーズを用いて、スケール除去速度が速くなり丸棒状の被加工材を速く移動させて、スケール除去工程を著しく時間短縮できること。
【解決手段】3個の噴射ノズル4A,4B,4Cの噴射方向は互いに約120度の角度が付けられ、丸棒状の被加工材W1の全周に確実に高圧水が噴き付けられるように設定されている。装置本体2内に満たされた水の中には真球に近い球状の微粒子としての球状ジルコンビーズZBが混入されており、3個の噴射ノズル4A,4B,4Cから高圧水が噴射されると球状ジルコンビーズZBがその流れに巻き込まれて、高圧水とともに音速の約3倍(マッハ3)の高速で丸棒状の被加工材W1の表面に噴き付けられ、これによって丸棒状の被加工材W1の表面のスケールが素早く削り取られて除去される。 (もっと読む)


【課題】防眩コーティング材において低コストで製造されるシリカ殻からなる立方体状の中空粒子の低屈折率・透光性・二次粒子の乱反射を利用して、低コストが要求される用途にも使用できること。
【解決手段】防眩コーティング材1をガラス基板4の表面に塗布すると、アクリル樹脂3の薄い塗膜中に0.5μm〜5μmの範囲内の大きさを有する二次粒子2が突出した構造の防眩塗膜が形成される。二次粒子2を構成するシリカ殻からなる立方体状の中空粒子10は、シリカ殻11の厚さが1nm〜5nm程度と薄く中空部分12の体積が大きいため、防眩塗膜全体としての屈折率は1.2〜1.3と低く、シリカ殻からなる立方体状の中空粒子10は防眩塗膜に対してほぼ垂直に入射する可視光線L1はシリカ殻11及び中空部分12を通過してそのまま透過させ、斜めに入射する可視光線L2はシリカ殻11において散乱させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】二次粒子に凝集した微細無機粒子の一次粒子の間に表面修飾剤を自由に入り込ませて、微細無機粒子の凝集を防いで分散性を向上させ、反応性を向上させること。
【解決手段】コロイダルシリカ1の表面には水酸基が無数に付いており、表面修飾剤としてのTEIS(トリエトキシプロピルイソシアネートシラン)2を、n−ヘキサンを溶媒としてオートクレーブ中でn−ヘキサンの臨界温度・臨界圧力において1時間反応させると、n−ヘキサンが超臨界状態となり、凝集しているコロイダルシリカ1の間に自由に入り込んで、TEIS2のエトキシ基の3つ全部がコロイダルシリカ1の表面の水酸基と縮合反応し、コロイダルシリカ1の表面に結合する。このようにコロイダルシリカ1の表面の無数の水酸基とTEIS2が反応することによって、コロイダルシリカ1の表面がTEIS2で覆われて、表面修飾粒子3が形成される。 (もっと読む)


【課題】 約10nmから約300nmまでの範囲の外径を有するシリカ殻からなる中空粒子の断熱性及び透明性を利用したシリカ殻からなるナノ中空粒子を用いた断熱塗料、断熱フィルム若しくは三層断熱フィルム及び断熱繊維を提供する。
【解決手段】 約10nmから約300nmまでの範囲の外径を有するシリカ殻からなる中空粒子を塗料に均一分散してなるシリカ殻からなるナノ中空粒子を用いた断熱塗料。 (もっと読む)


【課題】 約10nmから約300nmまでの範囲の外径を有するシリカ殻からなる中空粒子の絶縁性及び透明性を利用した、シリカ殻からなるナノ中空粒子を用いた防食膜及び防食塗料を提供する。
【解決手段】 シリカ殻からなる中空粒子の絶縁性を利用した防食膜であって、約10nm〜約300nmまでの範囲の外径を有するシリカ殻からなる中空粒子を有機樹脂バインダーまたは無機高分子バインダー中に均一に分散してなることを特徴とするシリカ殻からなる中空粒子を用いた防食膜及び防食塗料。 (もっと読む)


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