説明

トランスキュー・テクノロジーズ 株式会社により出願された特許

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【課題】高い効率又は速度をもって薬物イオンを投与することができるイオントフォレーシス装置、或いは安全性に優れ、非作用側電極構造体から生体皮膚への密着性や通電性をより容易に良好に保つことができるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】電解液を保持する第1電解液保持部14と、前記第1電解液保持部の下面側に配置された第1極性の第1イオン交換膜15と、前記第1電解液保持部に第1極性の電圧を印加するための第1電極とを備えるイオントフォレーシス装置において、前記第1イオン交換膜の下面側にビニロンにより構成される第1皮膚接触膜16を配置する。 (もっと読む)


【課題】薬液保持部及び電解液保持部が単一の支持体に収容され、当該支持体を皮膚に当接させて薬物イオンの投与を行うイオントフォレーシス装置における薬液保持部から電解液保持部への液路の形成を防ぐ装置を提供する。
【解決手段】上面及び前記上面に対向する下面を有する第1支持体32であって、前記下面において開口する第1空孔32cと、前記第1空孔32cから離間して配置され、前記下面において開口する第2空孔32dとが形成された第1支持体32と、前記第1空孔32cに収容され、薬物イオンと薬物対イオンとを含む薬液を保持する薬液保持部14と、前記第2空孔32dに収容され、電解液を保持する電解液保持部24とを有するイオントフォレーシス装置1において、前記第1空孔32cと前記第2空孔32dとの間における前記下面に凹陥部Rを形成する。 (もっと読む)


【課題】作用側構造体、非作用側構造体及び電源の機能が組み込まれた単一のシート状の形態をなすイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】所定の方向(X方向)に離間された支持体30の上下面において開口する2つの空孔h1、h2が形成される第1領域と、第1領域の略中央部からX方向に略垂直な方向(Y方向)に延びる第2領域とを有する平板状の支持体30と、支持体30の第2領域の上面側に配置される電池40と、第1、第2空孔h1、h2の全体及び電池40の全体を被覆する回路板50とを備えるイオントフォレーシス装置において、第1、第2空孔h1、h2にそれぞれ電解液を保持し、電池40の両端子を第1、第2空孔h1、h2の電解液にそれぞれ電気的に接続する導電パターンを回路板50に形成する。 (もっと読む)


【課題】不整脈の検知情報に基づいて抗不整脈薬の投与を非侵襲的に行いかつ自動的にコントロールするシステムを備えたイオントフォレーシスを提供する。
【解決手段】電源1と、電源に接続された、イオントフォレーシスによりイオン性薬剤を放出し生体に経皮的に投与するための作用側電極構造体2と、この作用側電極構造体の対電極としての非作用側電極構造体3とを備えたイオントフォレーシス装置において、薬物を投与する対象である生体からの不整脈の検知情報に基づいて薬物を投与するようにした。 (もっと読む)


【課題】イオントフォレーシス装置における薬物の拡散防止等に用いられるリリースライナーを使用時に容易に横方向に引き抜き可能とする。
【解決手段】例えばイオントフォレーシス装置10の作用側電極構造体20における第2イオン選択性膜26と薬液保持部32の間、又は、電解液保持部24と薬液保持部32の間に、これらに接触して配置され、使用前にこれらの層を分離しておくためのリリースライナー36を、面積が異なる小面積側部分と大面積側部分との少なくとも2つに、相互に分離可能に接続し、少なくとも大面積側部分を、他の部分から、分離して徐々に引き抜き可能とする。 (もっと読む)


【課題】 製造が容易であり、薬物イオンの投与時におけるハンドリング性にも優れ、電解液や薬液をより容易に又はより確実に液密に保持することが可能なイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】 支持体に形成された空孔に電解液を保持し、その空孔の下面側に順次、第1イオン選択膜、セパレータ及び第2イオン選択膜を配置する。このとき、空孔、第1イオン選択膜、セパレータの全体が、それぞれ第1イオン選択膜、セパレータ及び第2イオン選択膜によって被覆されるように、第1イオン選択膜、セパレータ及び第2イオン選択膜の外周を支持体の下面に接着させ、第1イオン選択、第2イオン選択膜の外周における支持体のとの接着代の部分によって空孔及びセパレータの部分の液密を達成する。 (もっと読む)


【課題】緊急に薬物イオンを投与すべき状態に至ったことを正確に検知することができ、適時適切にイオントフォレーシスを適用することができる装置を提供する。
【解決手段】イオン化した薬物をイオントフォレーシスにより経皮投与するイオントフォレーシス装置10であって、薬物を保持する装置本体50と、装置本体50を使用する使用者の姿勢を検知する姿勢検知部と、姿勢検知部により検知された使用者の姿勢に基づいて、装置本体50を動作させる動作制御部とを備えるイオントフォレーシス装置10。 (もっと読む)


【課題】薬物と酸との塩を溶解した薬液が分極性電極に接触して保持される場合における薬液のpH値の変動を抑制することができるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】 第1の薬物と酸との塩を溶解した薬液を保持する電極構造体を備え、前記電極構造体が前記薬液に接触する分極性電極を有するイオントフォレーシス装置において、前記第1の薬物と同一種類の第2の薬物を吸着させた分極性電極を使用する。好ましくは、分極性電極に第2の薬物を吸着させる第1工程と、第1工程の後に実施される第2工程であって、分極性電極に前記薬液を接触させる第2工程とを実施する。 (もっと読む)


【課題】 イオントフォレーシスにおける薬物イオンの投与効率を向上させる。
【解決手段】 電極と、薬物イオンを保持する薬物保持部と、前記薬物イオンの通過を許容する一方で生体対イオンの通過を遮断するイオン選択膜とを有し、前記薬物イオンを前記イオン選択膜を介して生体に投与するイオントフォレーシス装置であって、前記イオン選択膜の前面側に配置され、第1極性の薬物イオン又は第1極性の薬物イオンを含む薬液を媒体に担持させて保持する薬物担持媒体部を更に有するイオントフォレーシス装置が開示される。上記薬物イオンは上記イオン選択膜にドープして保持させることができ、その場合には、電極とイオン選択膜(薬物保持部)の間に電解液を保持するイオン源保持部が配置される。薬物保持部は、薬物イオンを含む薬液を保持するイオン選択膜と別個の部材(薬液保持部)とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】浸透圧の作用により薬液保持部の水分が電解液保持部などに移動するといった現象を軽減したイオントフォレーシス用電極構造体の提供。
【解決手段】イオン性薬物を保持するイオントフォレーシス用電極構造体であって、少なくとも電解液保持部と薬液保持部が、物質透過可能な膜を介して隣接して配置されてなり、前記薬液保持部が、電気的に中性な高分子を含んでなる。 (もっと読む)


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