説明

トランスキュー・テクノロジーズ 株式会社により出願された特許

41 - 50 / 83


【課題】イオントフォレーシス装置において、例えば傷口を避けて、これを囲む大きな径の環状に、薬液を投与できるようにしたイオントフォレーシス装置の提供。
【解決手段】イオントフォレーシス装置10において、作用側電極構造体20は、円環形状の第1イオン選択性膜22の内側に順次環状の薬液保持部24、第2イオン選択性膜26、電解液保持部28を積層し、且つ、中心は円形の、作用側電極30として構成し、前記第1イオン選択性膜22部分のみが露出された作用電極側絶縁部材32によってシールした構成とする。 (もっと読む)


【課題】足指の付け根や歯茎等の凹凸の大きい患部にも薬物イオンを投与できるようにした粘土型イオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】イオントフォレーシス装置10は、作用側電極構造体20及び非作用側電極構造体40とこれらに接続される直流電源12とを有してなり、作用側電極構造体20は、投与すべき薬物イオンとなる薬物が配合され、且つ、塑性変形自在の粘土状物質22と、この粘土状物質22の中の任意の位置に挿入可能な棒状に設けられ、且つ、直流電源12における薬物イオンと同種の極性に接続される作用側電極24とから構成されていて、使用の際は、粘土状物質22を患部の凹凸形状に合わせて塑性変形させて、患部に密着させてから、患部に近い位置で、粘土状物質22中に作用側電極24を挿入してセットする。 (もっと読む)


【課題】薬物イオンを生体に投与するイオントフォレーシス装置であって、薬物の経皮投与をより促進することができる。
【解決手段】薬物イオンを生体に投与するイオントフォレーシス装置10であって、主電源60における、薬物イオンと同じ導電型である第1導電型の端子62に電気的に接続される第1電極部材210、および、薬物を保持し、第1電極部材210により作られる電場内に配される薬液保持部240を有する作用側電極構造体200と、主電源60における、第1導電型と反対の導電型である第2導電型の端子64に電気的に接続される非作用側電極構造体300と、超音波を発振する超音波発振器410、および超音波発振器410から供給された超音波により振動する超音波振動子420を有する振動部400とを備え、超音波振動子420は、作用側電極構造体200の近傍に並設される。 (もっと読む)


【課題】
ピアス孔の内側の粘膜から薬液を投与できるようにしたピン型イオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】ピン型イオントフォレーシス装置10は、耳たぶ20を両側からはさみ込む作用側電極構造体12、非作用側電極構造体14を有して構成され、作用側電極構造体12には、薬物イオンを保持する薬液保持部28と、皮膚に接触する第1イオン選択性膜30とを少なくとも有してなり、作用側電極構造体12の先端の第1イオン選択性膜30は、その中央部が、薬液保持部28と共にピアス孔21に挿入可能な太さの突起部48とされ、この突起部48をピアス孔21に挿入することによって、薬液をピアス孔21の内周面から投与することができる。 (もっと読む)


【課題】悪性腫瘍細胞にのみ光感受性物質を投与することができるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】電源12と接続された電極22Aと、電極22Aの前面に配置され電解液が保持されている電解液保持部26Aと、電解液保持部26Aの前面に配置されアニオンを選択的に通過させるアニオン交換膜28Aと、アニオン交換膜28Aの前面に配置され光増感反応物質が保持されている薬液保持部30Aと、薬液保持部30Aの前面に配置されカチオンを選択的に通過させるカチオン交換膜32Aと、カチオン交換膜32Aの前面側の一部に配置され光増感反応物質の放出を抑制する放出抑制層40とを少なくとも有する作用側電極構造体20A、及び、作用側電極構造体20Aに設けられ生体への貼付面60Aの位置を特定可能な位置指標を備えたイオントフォレーシス装置として構成する。 (もっと読む)


【課題】イオン化しないで投与される薬物あるいは水に不溶もしくは難溶の薬物であってもイオントフォレーシス法による投与を可能とし、あるいはこのような薬物およびイオン化させて投与される薬物について、薬物送達における機能付与を可能とするイオントフォレーシス用電極構造体の提供。
【解決手段】イオン性リポソームに封入された薬物を保持する、イオントフォレーシス用電極構造体。 (もっと読む)


【課題】薬物イオンを生体に投与するイオントフォレーシス装置であって、毛髪などを避けて薬物を投与することができる。
【解決手段】薬物イオンを生体に投与するイオントフォレーシス装置10であって、電源60における、薬物イオンと同じ電気的な極性を有する端子62に電気的に接続される第1電極部材210、および、薬物を保持し、第1電極部材210により作られる電場内に配される薬液保持部240を有する作用側電極構造体200と、電源60における、薬物イオンと異なる電気的な極性を有する端子64に電気的に接続される非作用側電極構造体300とを備え、薬液保持部240は、投与時において第1電極部材210側から投与対象へ向けて突出し、内部に薬物を保持した櫛状の複数の突起を有する。 (もっと読む)


【課題】イオン性薬剤を効率的に生体へ投与することを可能とするイオントフォレーシス用材料の提供。
【解決手段】薬剤等を含浸し保持する能力が充分であり、所定の電場条件のもとで含浸保持したイオン性薬剤を皮膚側へ移行させる能力(イオン伝達性、イオン導電性)の能力が充分である材料により構成されるゲル組成物。このようなゲル組成物としては、たとえば、アクリルヒドロゲル、セグメント化ポリウレタン系ゲルおよびアクリルニトリル系共重合体等が挙げられる。HおよびOHを除いた、イオン性薬剤と同種のイオンに帯電したイオン性物質のような競合イオン種が、イオン性薬剤とともにイオントフォレーシス用の構成材料中に存在すると、イオン性薬剤の皮膚側への電気泳動による移動が妨げられるので、かかる競合イオン種が実質的に存在しないゲル組成物は、イオントフォレーシスにおけるイオン性薬剤の効率的な投与に利用できる。 (もっと読む)


【課題】 政府機関などにより行われる安全性や効能などについての承認や登録を受けるための手続き上の有利性を享受することができるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】 第1導電型の薬物イオンがドープされた第1導電型のイオン交換膜と、前記第1イオン交換膜に電圧を印加するための電圧印加部材とを備え、当該電圧印加部材が、電極と、前記電極に接触する電解液を保持する電解液保持部と、前記電解液保持部の前面側に配置され、取り外し可能な非透水性のセパレーターとを有するイオントフォレーシス装置において、前記セパレータが取り外されるとともに、前記第1イオン交換膜を前記電解液保持部の前面側に配置した状態で前記薬物イオンの投与が行われるように構成する。 (もっと読む)


【課題】携帯でき、単体で使用できるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】イオン化した薬物と同じ極性の電圧を印加される第1電極部材152、第1電極部材152と異なる極性の電圧を印加される第2電極部材154、第1電極部材152および第2電極部材154の間の電場内で薬物を保持する薬液保持部124、並びに、電圧を供給される一対の入力電極132、134を有する本体部100と、電源および電源の出力を外部に供給する出力電極242、244を有し本体部100に装着することにより出力電極242、244を介して入力電極132、134に電位差を形成する本体部100とは別体の電源部200とを備える。当初は本体部100および電源部200が相互に電気的且つ化学的に隔離して包装されており、包装を解いて電源部200を本体部100に装着することにより動作できるようになる。 (もっと読む)


41 - 50 / 83