説明

トランスキュー・テクノロジーズ 株式会社により出願された特許

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【課題】 電解液保持層などのウェットな部材を簡易かつ確実に液密に保つことが可能なイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】 電極層と、第1イオン交換膜と、前記電極層と前記第1イオン交換膜との間に配置され、電解液を保持する第1電解液保持層を有する電極構造体を備えるイオントフォレーシス装置において、前記電極構造体に、前記電極層を上底とし、前記第1イオン交換膜を下底とする柱状の形状を付与するとともに、前記電極構造体の側面を接着剤膜により封止することにより電極構造体を液密化する。 (もっと読む)


【課題】イオントフォレーシスあるいはエレクトロポレーションの一方を適用する場合と比べて、薬物イオンをより効率的に経皮投与することができる。
【解決手段】電源60における、第1導電型の端子62に電気的に接続される第1電極部材210、薬物イオンを含む薬液を保持し、第1電極部材210により作られる電場内に配される薬液保持部240、および、薬液保持部240に対して第1電極部材210と反対側に配され、第1導電型のイオンを選択的に透過する第1導電型のイオン交換膜250を有する作用側電極構造体200と、電源60における、第1導電型と反対の第2導電型の端子64に電気的に接続される非作用側電極構造体300とを備える薬物投与装置10により、薬物イオンをイオントフォレーシスにより生体の皮膚に投与する手順と、エレクトロポレーションにより皮膚に可逆的に孔を形成して、薬物を孔から投与する手順とを備える。 (もっと読む)


【課題】イオンの濃度分布の偏りや界面分極を充分に抑制できるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】イオントフォレーシス装置10は、作用側電極構造体12がケース13と、ケース13内を隔てるように、且つ、その面方向に沿って振動可能であるようにケース13内に設置された第2イオン交換膜26と、第2イオン交換膜26を面方向に加振するための振動子17と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 分極性電極と、当該分極性電極の前面側に配置されるイオン交換膜とを有する電極構造体において通電を行った場合におけるイオン交換膜の近傍でのガスの発生を抑止又は抑制することが可能なイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】 分極性電極と、前記分極性電極の前面側に配置されるイオン交換膜とを有する電極構造体を備えるイオントフォレーシス装置において、前記イオン交換膜と前記分極性電極が非接触となるように、前記イオン交換膜が前記分極性電極から離間して配置する。分極性電極は、単位体重量当たりの静電容量が100mF/g以上の導電体又は比表面積が1m/g以上の導電体を含有する電極であることができる。分極性電極は、活性炭又は活性炭繊維を含有する電極であることもできる。 (もっと読む)


【課題】生体対して非侵襲的であり、かつ効率的かつ簡易な診断薬の投与を可能とするイオントフォレーシス装置を提供すること。
【解決手段】本発明によるイオントフォレーシス装置は、電源装置と、電源装置に接続された、イオントフォレーシスにより診断薬を放出し生体に経皮的に投与するための作用電極構造体と、作用電極構造体の対電極としての非作用電極構造体とを備えた、イオントフォレーシス装置が提供される。 (もっと読む)


【課題】 電極構造体における安全かつ安定な通電を実現することが可能なイオントフォレーシス装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】 電極と、前記電極からの通電を受ける電解液を保持する電解液保持部とを有する電極構造体とを備えるイオントフォレーシス装置において、前記電極への給電を行うための電源と、前記電極の両端に生じる電位差を測定する電位差測定手段と、前記電位差測定手段により測定される前記電位差が所定の上限値となった場合に前記電源から前記電極への給電を停止させる制御手段とを備えるイオントフォレーシス装置、及び前記電極の両端に生じる電位差を測定する電位差測定ステップと、前記電位差測定ステップにおいて測定された前記電位差が所定の上限値となった場合に前記電源から前記電極への給電を停止させる給電停止ステップとを有する制御方法が開示される。 (もっと読む)


【課題】緊急に薬物を投与する場合に、特段の準備なく、直ちに薬物を経皮投与することができる。
【解決手段】イオン化した薬物をイオントフォレーシスにより経皮投与する装置本体50と、生体に着用する衣服400とを備え、装置本体50が、衣服400の内側に取り付けられたイオントフォレーシス装置10が提供される。装置本体50に保持された薬物を外部から隔離するセパレータ51をさらに備え、セパレータ51が装置本体50から取り外されることにより、薬物が経皮投与されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】イオントフォレーシス装置において、薬液の投与面積が小さい場合でも、この投与面積と比較して多くの量の薬液を投与できるようにしたイオントフォレーシス装置。
【解決手段】イオントフォレーシス装置10において、作用側電極構造体20は、中心の円形の第1イオン選択性膜22の外側を順次囲む環状の薬液保持部24、第2イオン選択性膜26、電解液保持部28、作用電極30を積層して構成し、前記第1イオン交換樹脂22部分のみが露出孔とされた作用側シール材32によってシールした構成とする。 (もっと読む)


【課題】薬物および薬物が溶解している溶媒の揮発による減少、および、このような揮発により気化した薬物による電源部の腐食などを防ぐことができる。
【解決手段】イオン化した薬物をイオントフォレーシスにより経皮投与する装置本体50、および、装置本体50から延伸し、装置本体50および装置本体50に対して電力を供給する電源部60に接続する接続部70を有するイオントフォレーシス装置10と、少なくとも一部が接続部70に対して溶着されることにより、装置本体50および接続部70の一部を気密に包装する包装部材80とを備え、包装部材80が開封される場合に、包装部材80の接続部70に対して溶着された部分が接続部70に残るべく包装部材80の切断線を案内する切断案内部400を有するイオントフォレーシス装置包装品15が提供される。 (もっと読む)


【課題】イオントフォレーシスによってデキストランを皮膚に投与することができるイオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】イオントフォレーシス装置10は、作用側電極構造体20及び非作用側電極構造体40を備えてなり、作用側電極構造体20は、直流電源12に接続される作用側電極22と、電解液保持部24と、第2イオン選択性膜26と、薬液保持部28とをこの順で備えて構成され、薬液保持部28は皮膚粘着性を有するヒドロゲルにデキストラン硫酸及び/又は部分分解デキストランを含浸させて構成されている。 (もっと読む)


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