説明

ベックマン コールター インコーポレーティッドにより出願された特許

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本発明は、新規クラスI HLA-A2拘束性およびクラスII HLA-DR4拘束性エピトープ、ならびにM.ツベルクローシス(M. tuberculosis)および他のものとしてM.レプレ(M. leprae)を含むミコバクテリウム感染の感染または潜伏に特異的な、末梢血におけるT細胞を検出する際のこうしたエピトープの使用法を提供する。例えば、M.ツベルクローシスによる感染または曝露の存在を診断するための方法は、結合したHLA結合性ペプチドを有するHLAモノマーまたは修飾モノマーのマルチマーを利用して、患者PBLのハイスループット・スクリーニングを行う。患者において抗ミコバクテリウム治療の成功を監視し、かつヒトにおいて、ミコバクテリウムの曝露、感染、および潜伏を治療するかまたは予防する際の有効性に関して、ワクチンおよび薬剤をスクリーニングするために、この方法を用いてもよい。 (もっと読む)


本発明は、固体表面に固定されたMHCクラスI単量体およびクラスII単量体がなおも、適したMHC結合ペプチドと複合体を形成することができるという発見に基づく。HLA単量体に対するペプチドの結合を検出する方法、および二つのMHC結合ペプチドの結合の相対的な程度を測定する方法、ならびにMHC複合体からペプチドの解離速度を測定する方法を提供する。本発明はまた、本発明の方法を行うために有用なシステムおよびキットを提供する。 (もっと読む)


特定の試料中の抗原特異的CTLの数を列挙するために多価性のMHC結合分子を利用し、かつその試料中のCTL集団の機能的能力も測定する架橋アッセイ法が提供される。一つの態様において、このアッセイ法は、テトラマーと共に抗体架橋を形成するように適合された単一の非MHC含有標的細胞系統を用いて、任意のテトラマー陽性CTLのエフェクター機能を測定するのに使用される。さらに、エフェクター機能および列挙は、フローサイトメトリーによって測定され得、かつ他の蛍光色素と結合させた抗体を用いて、エフェクター細胞集団または標的細胞集団のいずれかの上に存在する付加的なマーカーが検出され得る。このテトラマー結合アッセイ法は、研究者らが、市販されている試薬を用いて、非放射性アッセイ法においてCTLの溶解能および抗原特異性を容易に測定することを可能にするであろう。 (もっと読む)


結合したテンプレートMHC結合ペプチドを有する少なくとも1種類のMHC単量体または修飾型MHC単量体、過剰量の競合ペプチド、および検出可能な標識で標識されたトレーサーMHC結合ペプチドを、これら3つのペプチド間の競合的結合を可能とするようにインキュベートすることによって、MHC結合ペプチドを同定し、またはMHC単量体もしくは修飾型MHC単量体に対するMHC結合ペプチドの親和性を測定する、溶液ベースの方法。競合ペプチドの少なくとも一部はテンプレートペプチドと交換し、全試料中の検出可能な標識によって生じたシグナルと、競合アッセイ後に単量体のみによって生じたシグナルとの差を得て、単量体に対する競合ペプチドの親和性の計算に用いる。このような方法は、ペプチド発見プログラムに有用であり、かつ、交換単量体を、四量体細胞染色アッセイ法における活性に関してさらに試験することができる。 (もっと読む)


細胞マーカーに結合し、かつ対象が治療の評価を阻害するそれに対する遮蔽反応または自己抗体を発生するような、ヘパリン療法またはCD20もしくはCD52抗体のようなリガンドを使用する対象の治療をモニタリングする方法が提供される。これらの方法は、細胞標的を発現する細胞を含む試料を、(i)細胞標的に結合する可溶性リガンド、(ii)可溶性被検体または競合する可溶性被検体に結合する可溶性リガンド;ならびに、(iii)可溶性被検体へ直接的に、可溶性被検体へ間接的に、または可溶性被検体に結合する可溶性リガンドへ結合する捕捉媒体と共に、単独の容器へ添加することに関する。これらの成分の相互作用により容器内で形成された複合体は、これらの複合体の物理的分離を伴わずに、実質的に同時に分析され、かつ定量される。このアッセイを行うためのキットも提供される。 (もっと読む)


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