説明

マクロジェニクス,インコーポレーテッドにより出願された特許

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本発明は、FcγRIIA、特にヒトFcγRIIAと結合するよりも高い親和性でFcγRIIB、特にヒトFcγRIIBと特異的に結合する抗体またはそのフラグメントに関する。本発明はまた、癌、好ましくはB細胞悪性腫瘍、特にB細胞慢性リンパ性白血病もしくは非ホジキンリンパ腫、自己免疫疾患、炎症性疾患、IgE依存性アレルギー疾患、またはそれらの1以上の症状を治療、予防、管理、または改善するための単剤療法としての、抗FcγRIIB抗体またはその抗原結合フラグメントの使用も提供する。本発明は、本発明の抗体を投与して治療用抗体のエフェクター機能を高めることにより、治療用抗体の治療効果を増大させる方法を提供する。本発明はまた、本発明の抗体を投与することにより、ワクチン組成物の効力を増大させる方法も提供する。
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本発明は、FcγRIIAと結合するよりも高い親和性でヒトFcγRIIBと結合するヒト化FcγRIIB抗体、そのフラグメントおよび変異体に関する。本発明は、本発明のヒト化抗体を、Fc受容体介在性シグナル伝達のバランスの低下に関連した疾患(例えば癌、自己免疫疾患、および炎症性疾患)を治療するために使用することを包含する。本発明は、治療用抗体のエフェクター機能を高めるために本発明のヒト化抗体を投与することにより治療用抗体の治療効果を増大する方法を提供する。本発明はまた、本発明のヒト化抗体をワクチン組成物とともに投与することによりワクチン組成物の効力を増大する方法も提供する。本発明は、自己免疫疾患を治療する方法およびFcγRIIBを発現する癌細胞を除去する方法を包含する。
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本発明は、FcγR細胞外可溶性領域を含む分子、好ましくは可溶性(すなわち非膜結合型)ポリペプチド、最も好ましくは可溶性融合ポリペプチド、その誘導体およびアナログ、ならびにそれをコードする核酸に関する。本発明の分子は、自己免疫疾患の治療、管理、もしくは予防、または1つまたは複数の症状の改善、特に免疫性血小板減少性紫斑病に関連する血清中血小板欠乏の改善にとりわけ有用である。本発明は、本発明の分子を投与することにより自己免疫疾患のための標準的な現行療法または実験的療法の治療効果を増強するための方法および組成物を提供する。 (もっと読む)


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