説明

フイナ・テクノロジー・インコーポレーテツドにより出願された特許

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反応容器の内部における暴走反応を安全に終結させる方法において、該方法は反応容器の中の圧力上昇を感知し;反応器の中への流路を塞いでいる障壁を開口し、ここで該開口は感知された圧力上昇に対する機械的な応答により達成され、開口した流路を介して停止剤を反応容器の中に注入し、これによって反応を終結させる段階を含んで成ることを特徴とする方法が記載されている。また、上記方法を実施するシステムが記載されている。このシステムは外部電源なしで機能し、従ってASMEの基準に準じている。
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ビニル芳香族単量体を重合させる時に特定の化合物をパーオキサイド開始剤と一緒に用いるとそれらが重合促進剤として働くことを見いだした。パーオキサイド開始剤の分解速度を速くする適切な促進剤には、これらに必ずしも限定するものでないが、ヒドロパーオキサイドおよび/または金属塩が含まれる。適切なヒドロパーオキサイド促進剤の代表的な例には、t−ブチルヒドロパーオキサイド(TBH)、クミルヒドロパーオキサイドおよびp−イソプロピルクミルヒドロパーオキサイドが含まれる一方、適切な金属塩促進剤にはナフテン酸コバルトおよびコバルトアセトアセトネートが含まれる。ビニル芳香族単量体をポリブタジエンおよびパーオキサイド開始剤の存在下で重合させる時に前記促進剤を用いると結果として前記促進剤無しに製造した同様な共重合体に比較してグラフト化が向上する。
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アルキル化生成物を部分的に再循環させることを伴わせて芳香族基質にアルキル化を受けさせる方法。芳香族基質とアルキル化剤を含んで成る供給原料をアルキル化反応ゾーンに導入してモレキュラーシーブ触媒と接触させることでアルキル化生成物を生じさせ、それを前記アルキル化反応ゾーンから取り出して2つの部分に分割する。1番目の部分を再循環させて前記アルキル化反応ゾーンに戻して前記アルキル化ゾーンに送る。2番目の部分を適切な回収ゾーンに送り込んで、アルキル化芳香族成分を未反応芳香族基質から分離する。前記アルキル化反応ゾーンを前記芳香族基質が超臨界相中に存在する条件下で操作してもよくかつそれに複数の触媒床を含めてもよく、この場合には、前記アルキル化反応生成物の再循環部分を副次的生成物に細分して、一方の副次的生成物を前記アルキル化反応ゾーンの入り口に再循環させかつもう一方の副次的生成物を前記アルキル化反応ゾーンの中の触媒床間に導入する。
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本明細書では蒸気発生方法を開示し、この方法は、燃料を無炎反応(flameless reaction)で酸化させて熱を発生させそして前記反応で発生させた熱を用いて水を蒸気に変えることを含んで成る。1つの態様では、前記反応に由来する燃焼排気の中に存在するNOの量を約10PPMv未満にする。1つの態様では、前記反応温度を約2600度F(1430℃)未満にする。1つの態様における本方法は、更に、NOの生成が最小限になるように反応温度を制御することも含んで成る。1つの態様において、前記反応温度の制御は、更に、1つ以上のプロセス変数(process variables)を感知しそしてその感知したプロセス変数に応答させてプロセス制御装置を調整することも含んで成る。本明細書ではまた蒸気発生装置も開示し、この蒸気発生装置は、燃料を無炎反応で酸化させて熱を発生させる反応ゾーンおよび前記反応に由来する熱によって水を蒸気に変える加熱ゾーンを含んで成る。
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架橋が2個のシクロペンタジエニルあるいは芳香族基に懸けられた架橋触媒成分。このCpあるいは芳香族基はこの架橋の同一あるいは、異なるヘテロ原子に結合し、このヘテロ原子は金属にも結合する。この架橋された成分を共触媒と接触させることにより、触媒系を製造することができる。この系によりオレフィンの重合に触媒作用を及ぼすことができる。 (もっと読む)


本発明では、チ−グラ−ナッタ触媒に対する外部電子供与体としてn−ブチルメチルジメトキシシラン(BMDS)を使用すれば、改良された性質を有するポリプロピレンフィルムを製造し得る触媒系が得られることが発見された。本発明の触媒系は制御された主鎖欠陥/欠陥分布、かくして規制されたマイクロタクチシチ−を与える。結果として、貯蔵モジュラス(G´)対温度の曲線は、フィルムが高速テンタ−を経るポリプロピレンフィルムのより速い生産を可能にする同一の貯蔵モジュラスを、より低温において達成するように、シフトする。 (もっと読む)


炭化水素または化学製品を製造する施設を操作するシステムおよび方法において、該施設を数学的にモデル化し;線形および非線形のソルバーを用いて該数学モデルを最適化し;該最適解に基づいて一つまたはそれ以上の製品に対する処方または操作設定点を生成させるシステムおよび方法。一具体化例においては、該数学モデルはさらにプロセス変数および対応する係数を有する多数のプロセス方程式を含んで成り、好ましくは該プロセス変数および対応する係数を使用して線形プログラムの中にマトリックスをつくる。線形プログラムは回帰法または分配回帰法によって実行することができる。逐次行われる再帰計算過程に基づいて、プロセス変数および対応する係数の一部に対する修正値を線形ソルバーにより、また非線形ソルバーにより計算し、プロセス変数および対応する係数に対する修正値をマトリックスの中に代入する。
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セリウム助長ゼオライトベータを含んで成るモレキュラーシーブである芳香族アルキル化用触媒を用いてベンゼンにエチル化を臨界相中で受けさせることでエチルベンゼンを製造する方法。ベンゼン含有量が少なくとも90重量%の芳香族原料を反応ゾーンの中に供給してシリカ/アルミナのモル比が50−150の範囲内でセリウム−アルミニウム比が0.5−1.5のセリウム助長ゼオライトベータと接触させる。エチレンを前記アルキル化反応ゾーンにベンゼン/エチレンのモル比が1−15になる量で供給する。この反応ゾーンの操作をベンゼンが超臨界相中に存在する温度および圧力条件下で行うことでベンゼンにエチル化を前記セリウムゼオライトベータであるアルキル化用触媒の存在下で受けさせる。エチルベンゼンを主生成物として含有するアルキル化生成物が生じ、それに付随してエチルベンゼン量が60重量%以下の重質アルキル化副生成物が生じる。前記臨界相アルキル化反応に続いてポリアルキル化芳香族成分にアルキル交換を受けさせてもよい。
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モレキュラーシーブである芳香族アルキル化用触媒を用いてベンゼンにエチル化を臨界相中で受けさせることでエチルベンゼンを製造する方法。ベンゼン含有量が少なくとも90重量%の芳香族原料(32)を反応ゾーン(38および38A)に供給してシリカ/アルミナ比が20−500、具体的には50−150の範囲のゼオライトベータであるアルキル化用触媒と接触させる。このアルキル化用触媒はゼオライトベータ、具体的にはランタンによる修飾を受けさせておいたゼオライトベータである。エチレン(31)を前記反応ゾーンにベンゼン/エチレンのモル比が1−15になるように供給する。この反応ゾーンの操作をベンゼンが超臨界相中に存在する条件下で行うことで、エチルベンゼンを主生成物として含有するアルキル化生成物(45)を生じさせるが、それに伴って、エチルベンゼン量が64重量%以下である重質のアルキル化副生成物が生じる。前記アルキル化生成物を前記反応ゾーンから回収して分離回収ゾーン(47、52、58および62)に供給することで、エチルベンゼン(60)をポリアルキル化成分(ジエチルベンゼンを包含)から分離する。前記ポリアルキル化成分(69)の少なくとも一部をモレキュラーシーブであるアルキル交換用触媒を入れておいたアルキル交換反応ゾーン(65および66)に供給する。そのアルキル交換反応ゾーンにゼオライトY触媒を入れておき、そしてそれを液相条件下で操作する。
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