説明

パイオン ドイチュラント ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】脳梗塞の処置のための非神経毒性プラスミノーゲン活性剤の静脈内注射を提供する。
【解決手段】本発明は、非神経毒性プラスミノーゲン活性化因子、特に、ヒトに由来する遺伝子改変されたプラスミノーゲン活性化因子およびDesmodus rotundusの唾液由来のプラスミノーゲン活性化因子(DSPA)を、ヒトの脳卒中を治療するために静脈内適用することに関する。本発明の好ましい実施形態によれば、非毒性のプラスミノーゲン活性化因子であって、いわゆるチモーゲントライアド(zymogen triade)の成分の少なくとも1つを含むものが用いられる。 (もっと読む)


本発明は、神経障害または神経変性障害、特に脳卒中を処置するための、クリングルタンパク質またはペプチドからなるタンパク質またはペプチドおよびその使用に関する。本発明はまた、NMDA受容体サブユニットNR1のN末端ドメインに結合する単離された抗体またはその断片(抗NR1抗体)(ここで、前記抗体またはその断片の結合は前記NR1サブユニットの細胞外ドメインまたはその断片の切断を妨げる)、および神経障害または神経変性障害、特に脳卒中を処置するためのその使用に関する。本発明はさらに、前記クリングルタンパク質もしくはペプチドまたは抗NR1抗体を含有する薬学的組成物に関する。 (もっと読む)


本発明は、血友病障害などの線溶亢進を伴う凝固障害の処置のための医薬の製造のためのトロンボモジュリン類似体の使用に関する。このトロンボモジュリン類似体は、治療有効投薬量で抗フィブリン溶解効果を示す。新規なタンパク質改変も、その同定方法とともに開示する。この課題は、治療有効投薬量で抗フィブリン溶解効果を示すトロンボモジュリン類似体を含む、哺乳動物、特にヒトの線溶亢進を伴う凝固障害の処置のための医薬を提供することにより解決される。 (もっと読む)


本発明は、放射線傷害の分野に関連する。より具体的には、本発明は、トロンボモジュリンの使用による、電離放射線によって引き起こされる疾患に対する保護/その予防およびその治療に関連する。本発明は、治療的に有効な量のトロンボモジュリンまたはトロンボモジュリンアナログ、特に酸化抵抗性トロンボモジュリンアナログを含む、放射線傷害に苦しんでいるか、または放射線傷害に苦しんでいると考えられるか、または進行中のまたは将来の放射線療法またはあらゆる他の種類の電離放射線への曝露の対象である患者を治療するための薬物を提供する。 (もっと読む)


脳卒中は、心血管疾患および癌に続く、第3の主要な死亡原因である。毎年、脳卒中は、750,000名の患者で診断され、米国だけで、約168,000名の死亡の一員である。脳卒中は、上記疾患が引き起こす重篤な障害が原因で、大きな個人的影響および社会的影響を有する。本発明は、血栓溶解で脳卒中患者を処置するための方法であって、ここで処置の前に、該脳卒中患者は、特に、大脳動脈閉塞および/もしくは絶対的「ミスマッチ容積」のリスクのある脳組織を示すことについて診断されている、方法に関する。 (もっと読む)


薬剤を必要とする患者、特に、脳卒中患者内の虚血組織または器官の再灌流を刺激するための薬剤の製造のためのトロンボモジュリンの使用。再灌流の改善に関する本発明の1つの実施態様によるトロンボモジュリンの血栓溶解効果は、驚くべきことに中大脳動脈(MCA)の安定した閉塞を伴う動物モデルにおいて見出された。閉塞MCAを伴うマウスを可溶性トロンボモジュリンで治療し、そして驚くべきことに脳血流(CBF)の増大により測定されるような実質的な再灌流を呈した。動物研究からのトロンボモジュリンに関する公知の抗凝固剤効果は、単に血流を回復させるよりもむしろ血液凝固を予防する能力を示唆したので、この知見は予想外であった。 (もっと読む)


本発明の目的は、神経学的損傷の処置および予防のための代替的可能性を提供することである。この目的は、神経保護因子としてt−PA活性を阻害する物質の使用によって、達成される。本発明は、グルタミン酸レセプターのt−PA媒介性活性化の阻害因子、好ましくは、NMDA型グルタミン酸レセプターのt−PA媒介性活性化の阻害因子の、神経保護因子としての使用に関する。特に好ましい本発明の実施形態において、プラスミノーゲン活性化因子DSPAが、特に、興奮毒性に由来する状態の処置のために神経保護因子として使用される。 (もっと読む)


本発明は、ヒトの脳卒中を治療的に処置するための注射用治療剤を製造するための、例えば、Desmodus rotundus由来の非神経毒性のプラスミノーゲン活性化因子(DSPA)、または、特にヒトに由来する、遺伝子改変されたプラスミノーゲン活性剤の使用に関する。本発明の好ましい実施形態によれば、非毒性のプラスミノーゲン活性化因子であって、いわゆるシモゲントライアド(cymogene triade)の成分の少なくとも1つを含むものが用いられる。 (もっと読む)


本発明は、血栓溶解剤として有用である、標的タンパク質およびプラスミノーゲンアクチベーター、好ましくは、プラスミノーゲンアクチベーターDSPAα1またはその類似体、断片、誘導体もしくは変異体と作動可能に連結している、P−セレクチンと結合する抗体を含む新規融合タンパク質に関する。これらの融合タンパク質を含む薬剤組成物、これらの融合タンパク質を血栓溶解剤として用いる方法およびこれらの融合タンパク質を合成する方法も本明細書に記載される。 (もっと読む)


【課題】血栓症性障害を処置するための医薬品の製造のための融合タンパク質の提供。
【解決手段】ヒトPセレクチンおよびDSPAα1に対する抗体を含む融合タンパク質、とくに、ヒトPセレクチンおよびDSPAα1に対するマウス/ヒトキメラ抗体を含む融合タンパク質。上述の融合タンパク質を含む薬学的に受容可能な組成物、および、発作性心筋梗塞、肺性塞栓形成、および大腿動脈血栓症の処置のための薬品の製造のための融合タンパク質の使用。 (もっと読む)


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